はちゃめちゃなストーリーとキャラクターで全力疾走した３年間。皆様お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
デュエマはなんと、15年間続いている作品です。
わたしは勝太君が主役デビューしたＶシリーズから参戦なので、、、６年間か。・・あっという間のことのように感じられますが、改めて考えてみると長いですね。
エンドレスで毎週押さえられていたスケジュールからの解放はちょっぴり寂しいけれど、充実感で嬉しい気持ちの方が勝っているのは、最高のラストをむかえられたから
最終話の収録後には監督からキャスト全員にお花のプレゼントが。。。
赤い薔薇の花言葉は『情熱・愛』デュエマにピッタリだわ。
監督からのメッセージの数々もご紹介
デュエマチームには挑戦的で猪突猛進！で、クレイジーなパワーがあります。
批判を恐れず斬新なチャレンジをし続ける監督。キレッキレの面白い脚本。精度の高いCG。バランサーのディレクター。効果音・BGMのセンス。急に大声を出したり小声で喋ったりと、感情の起伏が激しく、マイク位置の変更も多い上にテストと本番で変化する役者の芝居を綺麗に録音してくれるミキサー。面白いカードを次々に作ってくれるスタッフ。宣伝してくださる広報の皆様。他にもたくさん、支えて一緒に走った制作の人達がいらっしゃいます。
絵の一つ一つがパワフルだし、オンエアを見ていると本当にたくさんのプロの方々の愛情(血と汗)で、戦いとコメディーとラブが溢れる作品が作られているのだと伝わってきました。
あらためまして、スタッフさんたちに心から拍手
そして、視聴者の皆様にも感謝
数あるカードゲーム＆アニメの中で、デュエマを見つけて、選んで、遊んで、ぶっとんだストーリーについてきてくださって、心から ありがとう。キャストの皆様にもありがとう
力のある先輩方と挑戦的な新人の間で、自由に弾けることができました。すべてのご縁と思い出に感謝して、これからは一視聴者として、新しく生まれ変わる『デュエルマスターズ』を見守りたいと思います。
エンディングの歌の歌詞は、ＶＳＲＦチームから次の世代へのエールそのもの。
デュエマの輝きが、これからもずっとずっと続きますように。その煌めきを信じています。
だからどうか皆様、今までのシリーズも忘れないでくださいね。
【余談・ヨーデルとの思い出】
ヨーデル役はオーディションで決まりました。フワフワくねくねしている不思議な少年。
オーディション資料を見たマネージャーの最初の感想は『え？？？
』(笑)ピエロみたいな性別不明の絵コンテ。語尾が『レヒ』気持ちが高ぶるとヨーデルを歌いだす。男女どちらの声優でも可能。とう声でもよいが、高すぎない方が良い・・・と、メモが書かれていたような・・。
『うち(事務所)の、飛び道具になってください❕』と、託されました。
わたしも熟考タイプではないので、勢いで収録。
・・１か月後位だったかしら。まさか当選すると思っていなかったので、決定が来たとき『・・本当に？』と聞き返してしまいました。
当時、番組スタッフさんに『予想の斜め上の変態(芝居)が来た』と、リアルでは喜べない感想をいただいた記憶がありますが
シリーズを重ねて、パワフルで秀逸な変態キャラが増え続けた結果、最終的にはヨーデルがデュエマの良心とさえ思えた不思議❕・・デュエマは本当にユニークなキャラクターばかりだわ
・・そういえば当初、ヨーデルを歌う設定があったような、なかったような、、、もし、わたしの音痴が要因の１つで企画が消えたのなら懺悔します。
ヨーデルには恵まれた環境で育った子独特の純粋さがあり、彼のエキセントリックさの根本にあるのは優しさだと思っていました。(デュエマの登場キャラクターの根本には、色とりどりの優しさがあるのだけれどね)
シリーズごとに彼の立ち位置は変わっていきましたが、主人公・勝太との友情と優しさだけはずっと変わらずに存在していたと思います。どんな展開になろうと、そこだけは一貫して演じてみました。
ラストで、まさかの人気美少女キャラクター・プラマイ零ちゃんと結婚して幸せになってしまい申し訳ありません。→零ちゃん役の桑島さんも、わたしも、皆も、仰天していましたよ。
きっと今ごろ、零ちゃんの尻にしかれて幸せな家庭を築いていると思います。妻に怒られても、それも彼の喜びな気がする・・(笑)
そんなところかしら。本当はもっと他のキャラクターのことも語りたいけれど、きっと皆同じ気持ちだと思うので控えます。
本日は、こんな長文を読んでくださってありがとうございました。(デュエマをご存じない方には意味不明の暑苦しさでお送りしてごめんなさいね。)
今までありがとう。たくさんの愛を込めて、ＶＳＲＦに さようなら
(またどこかでお会いできたときは、よろしくお願いします
)ヨーデル役(緑山メイ・ドレミ)・中司ゆう花