今晩のお料理は、純和風に「卵の鉢蒸し きのこあんかけ」。ま、いわゆる茶碗蒸しですが、大きめの鉢で蒸して「あん」をかけ、取り分けて食すというやつです。

これの本体(?)、豆腐部分の堅さは人によって好みの分かれるところでしょう。レシピ通りに作ったらかなり「ゆるゆる」でした。「あん」がちょっと多めだったので、お吸い物感覚。私の好みは、もう少し堅くてもいいかな。

夏に食べるなら、夏野菜を使ったあんにして冷蔵庫で冷やして供すると、ひんやりうれしい1品になりそうです。って言っても、野菜に季節感なんてものがまるでなくなって久しいですが。

BOOKS
よしもとばなな『ハゴロモ』新潮社
「人の、意図しない優しさは、さりげない言葉の数々は、羽衣なのだと私は思った。」
頭の中の、通常なら文章化できないようなもやもやが、そのままの形で投影されている小説。それが彼女の作品の一番の特徴でしょうか。