塩と同じぐらい大切!?

テーマ:
以前にここでも書きましたが、私けっこう塩にはこだわっておりまして、大家族がいるわけでもあるまいし、そんなに買っても使い切れないだろうと思いつつ、数種類使い分けて楽しんでます。ゆでたり、蒸しただけの野菜といったシンプルな食べ物こそ、たとえばミネラルたっぷりのゲランドの塩を振るだけで、もう全く違う味に! 1回味わったら病みつきになりますよ~。

というわけで、通販で2種類の塩を買ってみました。白い箱に入っているのが、イギリス・エセックス地方のマルドンで作られた“マルドンクリスタルシーソルト”。手前のお皿に盛ってあるのがそれですが、独特の形状の結晶で、口に入れるとサクサクとした食感が珍しい。え? これが塩?って感じです。青い袋の方は、フランスはブルターニュ地方、ゲランドのあら塩“グロセル・マラン”です。なんと言っても「あら塩」ですから、岩塩ほどじゃないけれど粒子は大きめ。なので、何かに振りかけて食べるような時は、ソルトミルを使った方がいいかも。でも、料理の味付けならそのままで、何とも言えないふか~い味わいが加わります。

塩というと思い出すのが、ずいぶんむか~しに読んだ童話(?)。王様が三人の娘に自分をどれだけ大切に思っているかと尋ねると、一番目、二番目の娘は「黄金」と同じぐらいとか普通の答えをするのですが、三番目の娘は「塩」と同じぐらいとか答えて顰蹙を買う。その後、彼女は父親に塩抜きの料理を食べさせて、塩の大切さを知らしめるというのがおおまかなあらすじですが、この話を私はシェイクスピア「リヤ王」の挿話と思っていたんですが、勘違いだったようです。でも、いろいろな国の童話にあるみたいですね、似たようなパターンが。「塩と同じぐらい」か…。ま、確かに、あまり嬉しくないような…。
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昨夜の悪体調は「風邪からきた腸炎」との診断を受け、熱もあがらないし薬飲めば大丈夫だろうと、昨年末に見た舞台で見初めたRollyのライブに行ってまいりました。シャンソンあり、歌謡曲あり、ジャズスタンダードあり、そしてもちろんRollyの十八番、ロックンロールありと、バラエティ豊かな内容なのだけど、何を歌ってもRollyになるところがエンターテイナーですね。だって懐かしの小泉今日子「怪盗ルビィ」なんて、元がどんな感じだったか思い出せませんから。

と言いつつ、実は私の目が釘付けになっていたのは、Rollyの横で妖艶な魅力を放っていたダンサー(一応「使用人」という位置づけ。名前は「アルフォンヌ」)です。最初はバレリーナの格好で、次はドレスで、あのプロポーションはどうみたって女性なんだけど、鼻の下と顎に「ひげ」が!? 最初はライトの陰で黒く見えているのかと思ったけど、3列目の座席から目をこらしてみれば、やはり「ひげ」! ひや~、これって気持ち悪いの? でも、怖いもの見たさ(?)で目が放せない! だってキレイなんだもん。バレリーナのコスチュームで、きちんとつま先立ちもできてる!! いったい、何者??? 帰りは友人とその話題でもちきり。う~む、気になる、気になる。

BOOKS
横山秀夫『半落ち』文藝春秋
映画化もされてかなり話題になった本です。遅ればせながら今になって読みました。はい、うまいな~横山さん、というのが一番の感想。主人公の、妻を殺した警察官の裁判をめぐって、検察や弁護士、収監された刑務所の刑吏やら、多種多様な立場から追っていく事件の真相。しかし、敢えて言うなら、結末がちと期待はずれでございました。な~んだと思っちゃいました。いや~、つまらんもんですね、あまり読み過ぎちゃうと、普通の結末では満足できなくなってしまっているような…。
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おめでとう!

テーマ:
今夜も高田馬場のワインバーへ。かねてからワイン好きと聞いていた仕事仲間のデビュー(この店での)です。最初はビールで乾杯して、今夜はどのくらい行けるのかな~、それによってワインは赤? それとも白から?などと言ってたのに、あれれ? ワイン飲み始めてグラス1杯目があかないうちに急に胃の調子が…。お水もらったりしたのだけど、胃のムカムカがどうしてもおさまらない。なので、自分から誘っておいて申し訳なかったのだけど、私だけ先に帰らせていただきました。いよいよきちまったか、あたしにも。そう、風邪ですよ。え~~? ここまでがんばったのにな~。悔しい!! 帰ってすぐ寝ました。金曜日の楽しみ「メントレG」はあとでDVDで見ることにして。

で、本題。何がめでたかったかって、まさか晴れて風邪引きの仲間入りしちまったということじゃないですよ、当然ながら! 実はこのワインバーの敬愛する料理人Iさんが、先週なんとパパになったそうな。それを私に伝えようと思っていたのに、早々に帰ってしまったから…と、あとで悲しそうに同行の友人に言っていたというのを聞いて、またまた、え~~?? なんだ~、早く言ってよ! って言われても、ダメだったかもしれないんだけど、言ってくれればシャンペンあけてお祝いしたのに~~~! でも、ここで言っておくね、本当におめでとう!! いいパパになってね。私は、これからもこの店に通って応援します(えへへ)。
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そろそろ臨界点?

テーマ:
 何の臨界点かって? 日々、いろんなことに腹を立てがちな私ではありますが、本日のお題は堪忍袋の臨界点ではありません(念のため)。というのも、今日みたいな春のぽかぽか陽気の日には、いよいよくるか?と思うわけです。そう花粉症。よく引き合いに出されるのが、アレルギーコップ説。コップにアレルゲンがたまって、それが溢れると発症してしまうというしくみだそうですが、そろそろ溢れるのかな~、まだ大丈夫なのかな~と思うのがこの季節です。ま、コップの大きさも個人差があるのでしょう。今年はかなりの量の花粉が飛散するらしいので、まだ発症していない私も少々ドキドキの日々。
 ちなみに、堪忍袋の容量ってのも個人差がありますよね~。大きければ良いってもんじゃないし、小さくてしょっちゅう小出しにしてればいいってもんでもないし。でもね、怒りって大切だとも思うんですよ。それがいろんな変化を起こす起爆剤ともなり得るわけだから(って、結局は堪忍袋の話か?)。


BOOKS
本多孝好『真夜中の五分前 side-A』新潮社
本多孝好『真夜中の五分前 side-B』新潮社

 初期の村上春樹を彷彿とさせる語り口で、さらっと読めます。村上春樹的というのは、主人公のたたずまいにも言えることで、彼の元上司が、客入りの悪い飲食店を生まれ変わらせることを新しい生業とした主人公の作品(店)を「ロマンチシズムを見限ったロマンチストらしい店」と評してしまうところなんて、まさに「やれやれ」です。
 それにしても怖いのは、全く同じ遺伝子を持った一卵性双生児の片方に恋してしまった男が、自分の目の前にいる女性は実は双子の妹(姉)ではないかという懸念に捕らわれてしまった時です。それは「お互いを信じられなくなる」と同義だから、もう一緒にはいられなくなってしまうということか…。難しいね。でも、いくら同じだと言っても、ずっと一緒にいれば区別はつくんじゃないのかな。どうなんでしょうか?
 いろんなことを考えさせられ、多くの余韻を残す本ではありましたが、ただこれを敢えて2冊に分ける意味があったのかどうか。『冷静と情熱のあいだ』みたいに、男女別々の立場で書いたとかならわかるけど、これは単に5年後の話だし、1冊にして十分な読み応えを読者に与えてあげた方がよかったんじゃないだろうか?

きっとうまくいくよ。

テーマ:
聞くところによると、今、小学生のなりたい職業ランキングの上位に「パティシエ」が入っているそうです。そして、最近久々にサンリオから生まれた新キャラクターが「シュガーバニーズ」。白と黒の双子のうさぎちゃんですが、彼らの仕事はパティシエとショコラティエだそうな。おおっ! ここにもパティシエが! これはいったいどういうことでしょうか? 子供はお菓子が好きだから? それともカリスマ・パティシエなどがマスコミでも取り上げられるようになっているから? 

ここで思い出したのは、年末に見た舞台「ア・ラ・カルト」(12月20日のブログ参照)。印象に残った科白に「デザートを食べて泣く人はいないから」っていうのがありました。これは主人公の母親が現在の仕事を捨てて、パティシエ修行にフランスへ旅立つ理由として言ったことです。つまり~、パティシエって「人に幸せをもたらす職業」なんですね。ま、世の中、いろんな仕事があるし、それぞれ回り回って世のため人のためになることには違いないんだけど、パティシエって、すごく直接的でわかりやすいのかも。そういう意味で子どもたちがパティシエを目指すなら、日本の未来もまだまだ捨てたもんじゃない!? そういうことなら…ってわけではないですが、本日はチーズケーキなど作ってみました。

一見フツーのベークドチーズケーキですが、プレーン・ヨーグルトを一晩水切り(というのか、コーヒー用の紙フィルターで乳清という水分をこします)して、クリームチーズと合わせて焼きました。だから少しすっぱみが残っているのが特徴かな。お裾分けしたみんな、ちょびっとでも幸せを感じてくれたかしらん? なんて押しつけがましいわたし? ちなみに、今日のタイトルは、「シュガーバニーズ」のキャッチコピーです。そう、“きっとうまくいく”ことを信じて、今週も頑張ろうねっ!

さんま寿司

テーマ:
「中野庵」は会社近くに見つけた、一見何と言うこともない居酒屋なんですが、ここの「さんま寿司」が気に入っちゃってよく通ってます。見た通りさんま一尾まるまる使った姿寿司とも言うべきもの。これは握ってすぐではなくて、一晩ぐらい寝かせたものがいいらしいです。ご飯とネタがたぶんいい感じになじんだところが食べ頃なのでしょう。うま~い。今週もよく頑張った私へのささやかなご褒美?(え? 毎晩「ご褒美」って言ってるって? はい、そうでした。) ここのお母さんの気取らない暖かい人柄もお気に入り。あたしが何をどう飲むかもすっかり覚えてもらってます。頃合いでちょこっとつまめるものを持ってきてくれたりして、いつもありがとう!

BOOKS
柴田よしき『月神の浅き夢』角川文庫
RIKOシリーズの三作目。若い男性刑事だけを狙う連続猟奇殺人。多重人格障害あり、近親相姦あり、同性愛あり…と相変わらずのディープな世界。文庫で640ページの読み応え十分な内容でした。うまいな~、この人。最後は次につながる余韻を残しているのだけど、まだ出てないんですよ(これが単行本で刊行されたのは1998年)。著者自身、これを書くのは相当の気力がいると言っているようなので、大変なのだとは思いますが、是非読みたい。

凝り性なもので。

テーマ:
今週は毎月恒例の“待つ女”モードで、またまた会社に泊まってしまったり(あの、明け方関東をおそった震度4の地震を、私は会社で体験したんですよ~! 怖かった…)、PCに張り付いていたりしてたため持病(?)の肩こりが悪化。これはある種の職業病でもあるわけで、私は常にデフォルトで肩こり状態なのですが、頭痛にまで発展したら相当ヤバイということ。たぶん、周囲から押し寄せてきた風邪ウイルスをここで止めているのにも違いないわけで、同僚にマッサージに行くことを勧められたのですが、肩こりほぐしちゃったらあっという間に風邪にやられてしまいそうな不安が…。それにも増して、実はマッサージが苦手なの。なぜなら「くすぐったがり」だから。肩はいいんだけど、背中に来るとダメですね。だけど、どうにも頭が痛くて耐えられなくなったので、会社近くの治療院に行ってきました。

いや~、痛いんだけど、やっぱくすぐったい。気持ちいいんだけど、あ~もうやめて~って感じの緊張感みなぎる30分でした。終わったら一気に脱力して惚けた人になった私は、もっとひどくなったみたい…って同僚に言われちゃった。

お寿司詐欺登場!

テーマ:
いや~、世の中いろんなことがあるものです。それは午前11時少し前、静かな社内でした。我が社はワンフロアに会議室がいくつかあるだけで、広めのスペースに2、30人ぐらいが机を並べているのですが、その「オジサン」がこの静かな空間にいきなり登場したわけです。白衣にヘルメットのいかにもなコスチュームで「すみません、こちらでお昼まだ頼んでない人はいませんか? 実はうちの子供がお寿司3人前の注文を30人前って聞き間違えちゃって、27個余ってるもんだから。ホントは980円のところ特別に500円にしとくから要りませんか?」。副社長を筆頭に善良な我が社の社員はオジサンを可哀想に思って、我も我もと買いましたよ。はい、もちろん私もです。当然、寿司と言えば握り寿司だと思うし、それが500円なら安い!?

でもね、これは直後に社内に「お知らせ」メールが飛んでわかったことなのですが、お昼時のオフィスを狙う流行の(?)「お寿司詐欺」だったんです! はい、包みを開けてみたらなんとお新香、かっぱ、かんぴょう、それにどう見たって新鮮とは言えない鉄火(最初、色からしてかんぴょうかと思った!)の4種の海苔巻きですよ、海苔巻き!! おまけに作ってから明らかに時間がたってる…。ご飯にはあまり酢が効いてないし、わさびなし、醤油なしのないないずくし。これが500円だったら逆に高いでしょ??

ところで、これって犯罪にあたるんだろうか? 考えてみれば、あのオジサン、ひと言も「握り寿司」とは言ってないのに、勝手に1000円の価格に見合う寿司だと思った私たちも悪い? なぜあのとき、「中味は?」って尋ねる人が一人もいなかったんだろう? 中を見たら、誰一人として買わなかったに決まってる。もし、これを食べて食中毒にかかった人が出たりしたら警察などが動き出すのかな??? よくよく考えてみれば、これって人の心理を巧妙に利用した巧い詐欺なのかもね(いや、お寿司自体はまずいんですが)。ま、500円だから、みんなで笑ってすませられるし、事実お昼どきの社内はこのネタでもちきり。いつにも増して和やかなランチタイムとなりましたとさ。みなさん、お気を付けあそばせ~。でも、好奇心旺盛な方は、一度だまされてみるのも面白いかも?

追伸:あとでネットで調べてみると、結構いろんなところに出没されてるみたいですね~、あのオジサン。なんとあけてみたら全部カッパ巻きだったってこともあったみたい! これは悲惨だ~。

追伸その2:その後、弊社副社長が某社でこの事件の顛末を披露したところ、この「お寿司詐欺」は10年前ぐらいからあったと言われたとのこと。新手の手法じゃなかったのね。いや、びっくり。あのオジサン、もしかして二代目? 以前は子供じゃなくて、親父が間違えたとか言ってたりしてね。

春遠からじ。

テーマ:
今日は、このところの寒さもちょっとだけ和らいで、天気もいいし出勤前にちょっと寄り道しちゃいました。学問の神様「湯島天神」は梅の名所でもあります。梅は今月20日前後が見頃だそうなので本日はまだ2分咲きといったところでしょうか。甘酒などを売る店が出ていたり、観光バスが停まって中高年のグループがやってきたりと、ちょっとしたにぎわいを見せております。

面白いなと思ったのは、以前合格祈願に来た受験生親子が、無事念願叶ってお礼参りというケースもこの季節にはあるということ。そうそう、御礼の気持ちは大事です。人だって、神様だって都合のいいときだけ利用するなんてのはいけませんぜ、旦那~。

BOOKS
絲山秋子『イッツ・オンリー・トーク』文藝春秋

チョコレート狂想曲

テーマ:
世間的にこの日は、想い人が増えるようで、もうそこらじゅうでチョコレートが飛ぶように売れまくってますね。私は特に義理堅い人間ではないし愛情の安売りもしない主義なので、別にこの日だからと言ってチョコレートショップの長い列に加わりたいとも思わないのですが…。
でもね、会社の近くにベルギーから出店しているチョコレートショップがあって、そこのオレンジとレモンのピールをチョコレートでコーティングした製品が私は好きなのです。近くだし、繁華街にあるわけではないからすいてるし…。で、せっかくだから買ってきてご紹介。ピールの苦みとチョコレートの甘みのバランス良くて、ついついやみつきになるんです。え? どうせワインとかのお供だろうって? 違いますよ~。ったく、何を言わせるんだか…。

さて、このチョコレート、誰の手元に届いたのでしょうか? 差し上げたい人はいなくもなかったのですが(もちろんそれなりの「気持ち」をもってです)、ま、諸般の事情により「残業のお供」とあいなりました。とほほ。
LEONIDAS
http://www.leonidas.jp/

BOOKS
佐野洋子『神も仏もありませぬ』筑摩書房