過去記事からの変更点は下記の通り。
・音声変換ソフト「ぷっちでここ」がビスタと7に対応のため「えこでこ」という名前に変わり仕様が変わりました。
・音質を良くするためにややこしい書き方をしていたのを簡単にまとめることにします。
wx320k wx310k wx300k nineで使える「着うたもどき」の作り方です。
新しい機種は有料ダウンロードサービスで着うたがあるようです。
この方法で作った着うたが対応しているかどうかは未確認のため、実践された方がいた場合ご連絡ください。
使用するソフト
えこでこ (フリーソフト)
MP3ファイルをWAVファイルに変換します。(他のソフトでもいいです。)
RTconverter (フリーソフト)
最後にWAVファイルをMFMファイルにするために使用します。
サウンドエンジン (フリーソフト)
WAVファイルの音楽を編集ソフトです。フェイドインアウトや無音を入れる編集も簡単にできます。
WAVEに変換したMP3がLAMEでエンコードされてる場合、まれにエラーが起こることが判明
なんのこっちゃ?という人はえこでこを使って一度
LAMEのMP3をLAMEを使用しないウィルコム用MP3に変換しましょう。
えこでこをインストールすると、
EcoDecoToolというフォルダーができます。その中にあるEcoDecoTool.exeを押すとソフトが起動します。
LAMEのMP3を対応しているMP3に変換する方法。
MP3(Fraunhofer)というのを押して、ここにファイルをドロップすれば──と書かれているところにファイルをドロップすると変換されます。
WAVファイルに変換
今作ったMP3を同じ方法でWAVに変換します。赤く丸をしたWAVを選ぶと変換されます。
次は作ったWAVファイルを編集します。ここではサウンドエンジンというフリーソフトを使います。
WX330Kでは再生できるファイルの容量が1Mです。
今から編集しますが編集し終えたWAVファイルが800Kぐらいで収まるようにしましょう。
これが再生できない原因やメールでファイルを送ると跳ね返ってくる原因になります。
800KのWAVファイルは時間で言うと60秒未満が目安です。
今回の説明では
サビのみを抜き出した場合約20~30秒
これでおおよそ着うたにした場合400Kほどにします。
これは機種によって違いますがWX330Kの場合、最大約50秒の着うたが作れます。
画面左下にあるスタートを押し、すべてのプログラムの中からsoundengin freeというものを探します。
サウンドエンジンをクリックし、起動します。
次に起動したサウンドエンジンで
ファイル→開くで えこでこで作ったWAVEファイルを読み込みます。
青い波で表示されているのが音量です。
上の画像の様に曲によっては音量が大きすぎる状態になっています。
12bBぐらいだと音量を下げることは不要ですが、それ以上の赤い目盛りまで達している場合は音量を小さく調整します。
青い波をクリックすると反転し色が変わり選択することができます。
上のメニューにある音量→ボリューム(音量調整)を押し、音量を編集します。
音量と書かれたメモリを回すと、音を小さくすることができます。
OKを押すと画像の様に小さくなりました。
これ以上の大きさでも問題なのですが、PHSのスピーカーに悪影響があるのであまり大きくしないようにしましょう。
次に編集作業を行います。
曲を流して聞いて、切りたいをマウスで選択します。
反転した部分で右クリックを押すと「削除」と出てくるので削除を押します。
フェードアウト、フェードインも同じ方法で行えます。
フェードアウトしたいところを左クリックでドラッグし選択します。
色が反転したらそこで右クリックを押します。
フェードというところを押すと、フェードイン、フェードアウトが選べます。
これで着うたで必要な曲の部分の編集が出来上がりました。
最後に着うたの設定に合うように音質を変更します。
画像のように周波数と書かれたところを32000にします。
そうすると「フォーマット変換」という画面が出てきます。
ビット数を16にします。
チャンネル数というところは、1と2が選べます。
ステレオかモノラルを選べるという意味ですが、
2よりも1の方が出来上がるWAVファイルの容量が小さいため1がお勧めです。
<WAVファイルをMFMファイルに変換する>
RTconverter という非常に軟弱なソフトを使います。
このソフトはフリーズしやすいため気を付けて扱ってください。
インストールをするとデスクトップにアイコンが出来上がっています。
RTConverterというアイコンが変換するために必要なアイコンです。
設定だけがめんどなだけで、実際に変換を待つ時間も少なく、やることはほとんどありません。
それ以外は不要なので削除しても結構です。
RTConverterをクリックするとソフトが起動します。
setting⇒plugin⇒WAVE>MFMP
赤のように三か所を設定します。
AUDIO TYPEを「ADPCM(G.726)」にします。
その下にあるADPCMのRESOLUTION(BITS)は「4」
SAMPLE RATE(HZ)は32000です。
OKを押すと設定が完了します。
次の設定です。
緑のところで左が入力フォルダ・右が出力フォルダです、それぞれ選んでください。
このフォルダ選択の時にファイルが多すぎるフォルダをチョイスするとフリーズしやすいです。
そして赤のようにno plaginをWAVE>MFMPに変更します。
あとは左表示より変換したいWAV(この場合eaman.wav)をダブルクリックすると変換が開始されます(約2秒で終わります)
出来上がったファイルのところに行き、右クリックで名前の変更、で1.mfm⇒1.midに書き換えます。
ファイルを右クリックして「名前を変更する」でいけます。
これで着うたの完成です!
このファイルをパソコンメールで添付して本体に送ります。
パケット代が不安かもしれませんが、
メールに使用するパケット代はどのプランでも無料なので、気にせず何度も作って送ることができます。
※インターネットに接続してホームページを見たり、WEBメールとしてを受信する場合はパケット代がかかります。
電波が悪いとこだと受信に5分以上かかる場合があります。
microSDで転送
一度でもmicroSDをウィルコムに差し込んだ場合
microSDをカードリーダーで読み込むとprivateってフォルダができてると思います。
SDリーダーなどを使い、private⇒DATE この中に作成したmidを入れましょう。