檜山豊のブログ

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ギンクラ会議を本日開催。

 

檜山は自分の劇団員にはもちろん機会があればギンクラに参加してくれる役者さんにもいうのですが。

 

とにかく「プロ意識持とう」と言います。

いや、これはちょっと正確ではないかもしれない。

なぜならみんなそれぞれ自分の中でのプロ意識はすでに持っているから。

でもそのプロ意識が本当は間違っているんじゃないか、

間違っているまではいかなくても最良なのかどうかはやっぱり頑固にならずに考えてみる必要があるのではないかなと思っているのです。

 

 

檜山はお笑い出身の人間なので

小劇場界は知らない世界なことも多く、勉強になることから、それは業界の悪しき風習だなと思うこともこの何年かありました。

たとえば、役者が役者を呼ぶ、呼び合う、この無限ループ。

ノルマがあるとか、お付き合いがあるとかうんぬんもあるかもですが

「圧倒的にファンがいない人が多い」というのが率直な感想です。

もちろん活動始めたばかりなんて応援してくれるひとはほぼ身内しかいないだろうから

家族を呼んだり、友達を呼んだり、そういう身近なところから始まります。

 

でもそれだけでは、そのループ内でしか生きていけない。

役者が役者を呼び合い、役者受けする舞台が増え、本当のお客さんになって欲しい世界の人に広がっていかない。

だからファンの人を増やす努力が必要になってくる。

それこそ今は檜山がお笑いやっていた当時よりもネットやSNSも含めてメディアが増えたのだから

そういうものでファンの人を増やしたり。

とにかくファンの人、自分や自分の劇団を応援してくれる人を増やす作業。

檜山はそう思っています。

 

 

その流れで誤解を恐れず言いますが、
出演はするけど、作品の出来が悪いから、作品が信じられないから、これを自分のお客さんに見せると自分にもマイナスだから集客がんばらない(頑張れなかった)という人が、檜山が知る中でもかなり多数います。

過去もずっとそうしてきたという人もいたし、

でもギンクラの場合、

結果お客さんが喜んでくれたから、信じてチケット売ればよかったと。

集客できなくてごめんなさい。と言ってくれた人もいました。



これは本当に幸いなことに、僕はお笑いやって早い段階でテレビに出させてもらったことによって知名度もある程度あったので、

ホーム・チームが出る舞台やライブは、ある程度チケットが完売していました。

努力して告知した訳ではないけれど、既にファンの方がついてくださったという非常にラッキーで有難い話です。

 

 

でももしこれが仮に呼べなかったら、こんな情けないことないなというのが演者としての本心。

私には魅力が無いですと方々に宣伝しているのと一緒。
もちろんいいものを見せる見せたいというのは本当。

だからこそお客さんに喜んでもらえるよう頑張るわけだし。

だから全く、気持ちが分からないではない。

不確かなものを見せたくない。
だってお金いただいてやるわけだし。

せっかく来てくれたお客さんがもう2度と足を運んでくれないかもしれないわけだし。

 

でもファンとしては、

作品の良し悪しでなく(良い方がもちろん嬉しいけれど)

その子がそこで頑張ってくれているだけで喜んでくれる人がいるのも事実。

そしてそういうファンの人がいないんですと言っているのと一緒。

だから呼べないのは演者としてとても恥ずかしく悔しがることだと思っています。

たまに必死にならないと集客出来ないから、そういう言い訳をしてるだけなんじゃないか?と思う事ありますが…


 

ギンクラなんて当て書きをするのでかなり台本の仕上がりは遅いです。

なんなら当て書きが年々より細かくなっていっているので

年々遅くなってきている気もします。

 

それとうちのメンバー以外は気づいてないかもしれないですけど

檜山はただ当て書いてるだけでなく、

この人はアカサタナのカ行がダメだなと思えばその行の言葉を使わない言葉に直したり、

その人が喋ることで綺麗な音の出る単語を探したり

この人の独特な声を出したらギャップになってお客さんを味方につけられるんじゃないかとか。

あとはただ一緒に話しているようだけど

休憩中のリアクションなどを見てこの子のこの姿をお客さんに見せたら好かれるんじゃないかと直したり。

普段の本人の仕草を確認し研究し、どこを見せてどこを見せない方がいいのかをひたすら考えます。

いきたいストーリーがあっても、進みたい方向があっても、

当て書きのためにその人を活かすためにそっちに進まないなんてことしょっちゅうです。

 

基本出演したすべての人がお客さんに好かれるように

それこそ「ファンの人が一人でもつくように」というベースにやっているので

良いところを増やすだけでなく

この芝居だとこの人が下手くそに見えて損するから変えようなど、

本当にギリギリのギリギリまで台本を直します。

あとは檜山が元々お笑いの人間なので

ネタをお客さんの前で何度もやってより笑いのクオリティを上げていく作業のように

本番中もお客さんの笑いの質やタイミングをみて、フリやらボケをなおしたり。

あとは十分笑いをとれていてもより良いものが浮かんだら千秋楽だろうが可能性がある限り最後まで変えたりします。

 

 

なので一度ギンクラに出たことがある人以外は、

ギリギリまで直すから不安だろうし、やりにくいだろうし、

なんなら本番まで完成しないんじゃないのかと不安になるかもしれません。

いやぁ、それは確かに恐怖だと思います。

ギンクラメンバーですら恐怖を感じることもあるでしょうし。

 


だから檜山としては、

もし可能ならこれからは新規の演者さんで、凝り固まった思想がある人の割合を出来るだけ減らしていきたいなというのが理想。

ギンクラの独特の作り方に慣れている方や、そういうやり方を認められる柔軟なキャパがある人の方が

互いに変な心配はしなくていいのかなと。やっぱりどんなに覚悟して来ても戸惑ってしまうので。

そういう意味では、芸人さんとか中谷とかのぞみんとかは檜山も楽です。

 



そしてそういう檜山のやり方やギンクラの特性を考えた時

同時に思うことがあります。

 

 

「そもそもプロ意識とはなんなんだ?」

 

 

良いものしかお客さんを呼ばないのが

本当にプロ意識なのかどうかをもう一度考えてみる必要があると思うのです。

 

 

そもそもなぜ出演したのか。

そもそもなぜ応募してきたのか。

 

 

単純に「勉強になると思って」だった場合。

確かに勉強になることはどの現場でもあるだろうけど

まずプロとして来てるんなら、勉強するを第一優先事項にしてるのは違うでしょ。

 

もしくは「場数を踏みたくて」だった場合。

いやそのあなたの私欲のために

お客さんのお金だけでなくその舞台自体を使うんかい。

 

 

人それぞれいろんな理由があると思うけど、檜山の思いとしては

 

 

プロとして仕事を受けるのならそこに発生するのは

「結果を出します」ということが大前提だと。

 

 

 

そしてその結果には

芝居だけでなく集客も含まれているということ。

ベテランの人でもあまり理解できてない方もいるのではないかなと思います。

 

ちなみに集客するのは主催側の仕事で演者の仕事じゃないって言ってる人もいますが、

それは商業舞台などであって、小劇場界では、それは無い!と檜山は思います。

まぁでも、商業舞台だって、あなた(演者の仕事じゃないと言ってる人)が呼んでいないとしても

あなた(演者の仕事じゃないと言ってる人)以外の誰か有名な人がお客さんを呼んでいるから成り立っているわけですから。

 

もしくはそれこそ大きな劇団・有名な劇団になれば演者ではなく、その劇団の新作が見たいと来てくれるようになると思います。

でもそれは若い劇団にはまず無理(相当有名な人が立ち上げた劇団など以外)なので、

そういう若い劇団のところに自分で出演して

主催側が売るべきだ!役者は売る必要ない!ともし言うのならば、世間を、そして自分の立ち位置を知らな過ぎるのだと思います。

 

声を大にして言いたい!自分の価値を見誤るな!と

 

果たして自分は主宰側が売ってくれるような、CMに流してくれるような、テレビでガンガンプロモーションかけてくれるような舞台に出られる人間なのか。

果たして自分は集客の努力をしなくてもお客さんが来てくれるようなファンのいる演者なのかどうか。

 

 

ちなみにギンクラもいつか、ギンクラの舞台ってだけでお客さんが来てくれるように頑張らねばなと思っております。

 

 

 

さて話を戻しまして。

 

結局のところ檜山が言いたいのは

台本の出来や稽古の進行状況によって売れないという話を聞いた時

檜山は素直に「よし、もっと早く書けるように頑張ろう」とも思ったわけですが

 

 

台本や稽古に状況によってチケットが売れないならば
だったら、そもそも最初から出演しますって言わなければいいじゃんという話なのです。
その責任も含めて「出演します」であることを忘れているのだと思うんです。

もしくは出演するということに、

その責任が乗っているという感覚がない人が多いのだと思います。

それはまさに、

 

『プロ意識をもったアマチュア』

 

なのです。


なんだったらハッキリ最初に、
作品の出来によっては集客しませんって言った方がまだプロっぽい。

でもそれは言わない。

なぜならそんな人は使ってもらえないのを知っているから。

 

とりあえず出演だけ決めて後だしのように「出来によってはチケット売らない」なんて

やれお客さんの為だ、

お客さんからお金をいただいているのにだ、

いろんな理由つけてそれっぽく言っているけれど

 

応募や出演の段階でそこまで考えていなかった

そこまで意識のなかったアマチュアですと言ってるということに気づいていないんだろうなと

檜山はいつも聞きながら思っています。

 

たまに檜山の優しさで、それは違うんだよと話をすることもありますが

でももともと出来上がっているその人なりのプロ意識がそう思わせているので

なかなか理解は難しいんだろうなと思います。



ギンクラメンバーは多い人間で3ケタ以上のお客さん

そして少ない人間でも50人以上のお客さんを集客します。

 

外部に出演する場合は

ギンクラじゃないから観劇を遠慮する、という人がいたとしても

やっぱりある程度の集客をするのが仕事だと教えてきました。

 

もし作品によってお客さんを呼ぶのが怖いなと思うのなら無責任に出るな。

自信を持ってお客さんを呼べると思う作品や団体さんに出演しなさいと伝えています。

もし出演すると決めたらなら、プロ意識を持ってしっかりやりなさいと。

 

 

応募するというのはそういうことだと思うのです。

出演するというのはそういうことだと思うのです。

 

その意識を持てば、出来て3年しか経っていない劇団の人間でもそれくらい呼べるし

逆を言えば、長年舞台に携わってる変なプロ意識を持ったアマチュア達は、役者仲間を必死に呼ぶしか出来ないのです。

 

 

 

よくギンクラに出たいと言って頂けたときに

「集客はどのくらいできますか?」と聞きます。

うまい下手は、当て書きの檜山から言えば実際はどうでもいいのです。

下手だからこそ出る味、魅力があるので、なんなら燃えてきます。

 

集客に対して聞くのは、簡単にある程度の意識を確認することができるから。

こういう話を聞いたことがあります。

今ギンクラに出てくれてるゲストの常連さんが

「私も出たいんだけどどうやったら出られる?」と聞かれたと。

そんな時に

「結果呼べなくても、集客できるように頑張れるかどうかを重要視されるよ」と答えるそうです。

 

 

さらに

「え?どのくらい呼んでるの?」

「わたしは50くらい」

「50は私には無理だ・・・」

 

そんな会話が繰り広げられるそうです。

 

こんだけ言ってますが、ギンクラはノルマはないので、売れなかったから罰金なども無いのです。

ただ、どれだけ、意識をもって取り組めるかを檜山は知りたい。

50が基準に思うなら、今そこに自分がいないなら、ファンの人を増やす努力をする!そんな人達であって欲しい。

そう思っています。

 

 

そんなこんなで今日のギンクラ会議も

意識について話しました。

意識っていうのはついつい忘れがちになってしまいますが、本当に大事な事。

 

意識すれば自分が変わる。

自分が変われば周りが変わる。

周りが変われば居場所が変わる。

 

檜山の周りも、変なプロ意識を持つんじゃなくて、やる気を持った人間が集まるように、意識をしよう!

 

 

なにはともあれ、こんな偏屈な主宰がいるチーム・ギンクラですが、末永く応援よろしくお願いします!

 

 

 

檜山 豊

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