「良きパートナー」とは?

テーマ:

某新聞の記事に書いてあったんですが、「良きパートナー」といえばどんな人をイメージするでしょうか?

物事がうまくいかなかった時そばにいて共感してくれる人、などを想像しがちですが、アメリカの研究によれば次のような結果が出ています。

 

最も多かったのは、「嬉しい出来事があった時に一緒に喜んでくれる人」口笛

自分の喜びに相手が関心を示さない場合は、その後の関係は不調になったということです。

苦しい時だけではなく、喜びを共有することが相手を強く支えることになる、と言えますネウインク

 

自分に置き換えてみて、両方かなぁ、とも思いますが、確かに自分が嬉しい時に共感してもらえると喜びが倍増する気はします。

あと、そのパートナーが友人なのか夫婦なのかでも微妙に違うのかなぁ?

皆さんはどう思いますか?

AD

「恬澹虚無にして真気之に従う」、これは中国の東洋医学の古典である「素問」に書かれている言葉です。

 

「恬澹虚無(テンタンキョム)」というのは無用な感情の動揺を避け、分不相応な野望を持たず、いつも平らかな精神状態を保つ、という意味になります。また「真気」とは、生命力や体力などと同じ意味です。したがってこの文は「精神状態が平穏であるならば、体力も自ずと平穏を保つことが出来る。だから健康を保つためには、感情の動揺を防いで、いつも平らかな気持ちで生活することが大切である」と教えているわけです。

 

自分の能力以上に野望を持つとどうしても無理をする、それが精神的にも肉体的にも大きな負担となります。その結果、身体のあちこちに種々の不調が現れやすくなります。つまり病気のもとになるのは自分自身のココロの持ち方にある、という考え方です。

 

こういった考え方は、中国の老荘思想だったり道教の考え方に近いものと言えるでしょう。いわゆる「無為自然」という、自然に身をゆだね、自然と共に生きる、といった発想は、中国古来のものですね。

 

西洋では「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と言われますが、これも逆説的ながら言わんとすることは同じです。ただここからわかることは、西洋の考え方は肉体の鍛錬を重要視していて、東洋のそれは精神の鍛錬を重要視している違いがあると言えますびっくり

 

今回の内容は、先日の「五臓」と「七情」(内因)との関係とつながって来るものですが、精神状態や感情が身体(の不調)と関係が深い、というのは皆さんも納得できることと思います。

「恬澹虚無」、こうなるにはちょっと修行が必要そうですが(笑)、その境地を目指したいものです照れ

AD

東洋医学では気持ち(ココロ)の乱れによって体調が悪くなる、と考えています。もう少し専門的に言えば、このような所謂ストレスや感情の乱れを「内因」と呼びます。

 

その「内因」は「七情」、つまり七種類の感情のことを指していて、喜び、怒り、憂い、思い、悲しみ、恐れ、驚き、の七つを言います。この「七情」が度が過ぎると病気の元になる、という事でそれぞれ「五臓」のどれに影響が出やすいかが古典には書かれています。

 

・「喜び」 ーーー 五臓の「心」ですが、喜びすぎて失神する、というのはこの例でしょう。

・「怒り」 ーーー 「肝」で、イライラして怒りやすくなるのは典型的な「肝」の症状です。また少し専門的には、お腹と肋骨の際あたりに「胸脇苦満(キョウキョウクマン)」といって、抑えると張りがあったり痛みが出たりしやすくなります。

・「憂い、思い」 ーーー 「脾」で、いろいろ取り越し苦労をしたり、考えすぎたりするのは胃腸を悪くしやすい、というのは皆さんも経験があるのではないでしょうか。

・「悲しみ」 ーーー 「肺」で、人によっては風邪を引きやすくなったり、喘息の症状が出る場合があります。いずれにしても「(肺)気」の巡りが悪くなり体調を崩しやすくなります。

・「恐れ、驚き」 ーーー 「腎」と関係が深く、あまりに恐ろしい体験をして白髪になった!というのはこの例です。この関係については、「最近どうも怖がりになった」とか「やたらにビビるんだよね」という人は逆に「腎」が弱くなっていると言えるでしょう。

 

肝と腎の箇所にも書いていますが、「七情」の乱れはそれぞれの「五臓」を弱らせると同時に、弱ってくると(もしくは体質的に弱い臓の影響で)それらの症状が出やすくなる、という面も持っています。つまり、「脾」が弱くなるといろいろ悩みやすくなったり、「肺」が弱くなると考え方が悲観的になる、とかそういうコトです。

 

東洋医学は現代医学が「ストレスが原因で病気になる」とか、心理学や精神療法が発達する前からココロ、つまり七情が影響して「病」となる、ということをハッキリ自覚し、そこからどのような治療や対策が必要か?ということを考えていた医療です。

「ココロの持ち具合」や自分の傾向を知って、身体の不調を起こさないようにしたいものですネウインク

AD