「桂皮」(ニッキ)の秘密

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桂皮の俗称はニッキ(肉桂)といって飴などの材料になり、ヨーロッパではシナモンといってアロマテラピーや香辛料として重宝されている漢方生薬です。

 

ピリっとした味わいで、香りに甘さと強烈な温かさを感じる人が多いのは、この生薬に含まれるケイ皮アルデヒドという成分が原因です。このケイ皮アルデヒドは非常に強い抗菌作用や心身の強壮作用、更に抗うつ作用を持つ成分です。

 

漢方生薬の基本的性質から言うと、桂皮は「甘・辛、大熱」で、体の中を温め、冷えを取り去って痛みを軽減する効能があります。ですからこの生薬は、老化によって体力の衰えた人に処方される八味地黄丸や右帰丸を筆頭に、風邪の予防や治療に用いる葛根湯、消化を促進して胃腸を丈夫にする五積散などに使われています。

 

もうひとつ大切なのは、精神面に対する作用。私たちが「体の調子がいい」「気分がいい」と感じているときは、漢方的に言うと「気」と「血」が上手く巡っている状態の時といえます。これがキチンと巡らなくなるとイライラしたり落ち込んだり、鬱っぽくなったりします。

アロマテラピーで心身の活力を蘇らせ、鬱状態を脱するためにシナモンの精油を用いる理由は漢方の理論と共通していると言えるでしょうウインク

 

ところでこの桂皮、ベトナムやセイロン、ジャワ、スマトラで生産されているクスノキ科の肉桂の樹皮のコルク層を削り取ったものです。シナモン精油はこの樹皮を水蒸気蒸留して抽出します。辛味が強く、甘味も感じられ、渋みの少ないものが良品とされています。

 

桂皮はとても発汗作用の強い生薬です。入浴剤の1つとしてお風呂に使うのも体温アップの助けになるでしょう口笛

 

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節分の由来

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昨日、2月3日は節分、今日2月4日は立春で、暦の上ではボチボチ春に近づいてきます。
 
「節分」とは、もとは立春、立夏、立秋、立冬などの気候の移り変わりを言い、これを「節日」といって祝ったものですが、後に立春の前日、すなわち冬の「節」分かれで、春に移るときに行われるようになったものですウインク
 
そのうちに日本では室町時代の應永年間(1394~1428年)に、大豆をまいて邪気を打ち払うことが始まり、江戸時代になると一般の家庭でもこれを行い、鰯の頭と柊(ひいらぎ)の葉を門戸にはさみ、家内安全・商売繁盛を願い、豆をまいて「福は内、鬼は外!」と唱えるようになりました。
 
その起源については、宇多天皇の昔、鞍馬山の奥僧正谷に住まいしていた鬼神が、都に乱入しようとしたので、三石三斗の豆をいって鬼の目をつぶし、ようやく災厄を免れたのに始まるとも、あるいは文武天皇の頃に悪疫が諸国に流行し、民百姓が多く死んだため、追難を恐れて鬼祓いをしたのが始まりであるとも言われていますびっくり (*「イシカワ」の鬼さんより)
 
ところで、広島にある、この鬼面の「イシカワ」の豆は美味しいんですよ照れ 香ばしくて大豆本来の旨みがします。昨日はご飯のあと、お腹はいっぱいだったんですがついつい食べてしまいました。さすがに年の数は食べてませんが(^_^;)
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旧正月 〜春節〜

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今日、平成29年の1月28日は、旧暦の1月1日、いわゆる「旧正月」になります。旧暦の上では、今日から春の月に入るワケですカナヘイうさぎ  ですから、まだ寒いながらも時折春の陽気が顔を出すようになります。

旧暦の1日は、お月さまが新月になる日にちなので、今日は日本付近では夜晴れていてもお月さまは無く、暗い夜となりますね星空

中国では「春節」と言って、バクチクを鳴らしたりして派手にお祝いするようです。がPM2.5の問題もあるので、ちょっと日本も他人事で無いかもしれません(>_<)

だいぶ暖かくなって来ましたが、まだまだ1か月ぐらいは寒い時期ですのし、インフルエンザも流行のピークのようです。
「3つの温活」(保温、加温、発温(熱))を心がけて、体調を整えましょう(^-^)/
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