Mon, March 12, 2007

El Classico!!

テーマ:サッカー

そう昨日は全世界が注目するスペインの伝統の一戦 El Classico でした(バルセロナ対レアル・マドリード)


試合自体は純粋に楽しめました。一般のファンが期待する「ゴール」も6つも生まれ、結果は3-3のドロー。


でもこの試合で感じたのは、この試合は本当にただの"entertainment"であるってこと。


確かにメッシのゴールは凄かった。ロナウジーニョも凄かった。ニステルローイのシュートもお見事。


でも正直言うと、戦術、采配、組織など1つのプロフェッショナルなチームとしての戦いを見ると両方ともお粗末だったんじゃないか。


3-3という結果もそれを表している。


さっき言った戦術なんかはまずは守備から構築されるものだと思ってる。そう考えると、その6つのゴールのうち、5つは防ぎようがあったものだと思う。


最後のメッシのゴールはお見事というしかないけど・・・。


本当なら動画と一緒にここでその防ぎ方について検証したい・・・


そのチームとして最初に構築されるべき守備が両チームとも全くちぐはぐだった。


バルセロナに関しては最近使われてる3-4-3が問題なんじゃないか。


この試合にしてみても相手のトップはニステルローイの1トップ的な形。


いやイグアインなど前線に飛び出してくる選手は他にもいるけど、基本的に相手のディフェンスラインに並ぶような張るタイプのトップは彼だけ。そうすると3人のセンターバックは使う必要は全くなくなる。アッタック&カバーの原則からいくと2人で十分。


そうすると3バックの弱点のサイドがつかれる。1失点目はまさにその形。


4バックならイグアインのところを右サイドバックがケアできたかもしれないけど、3バックになりオレゲールのポジションが中途半端になり結局は余裕を持った体勢でグラウンダーのパスを通され手薄の中央でニステルローイがゴール。


その後も対処しきれない。オレゲールが退場になって4バックに後半からなったけど、むしろ1人減ってもそれで良かったんじゃないかとさえ思う。


それにディフェンスに回ったときにディフェンスをするのがその3バックのみなるような状況があり、何回も3対3の状況が生まれてた。マルケス以外の中盤の選手のディフェンス意識も低いためどうしても押し込まれた時にピンチになる。


それに3バックの影響は攻撃にも出てる。


前の記事で書いたようにサイドで孤立して数的有利な状況を作れないのもあるけど、ディフェンスラインでのビルドアップがサイドの選手がいないため狭くなる。そして遅くなる。


それを見かねた中盤の選手がディフェンスラインに入ってビルドアップを手伝う。


デコ、シャビ、イニエスタといった選手は本来中盤でボールを受けてからが仕事の選手。その場所で受ける能力、展開する能力が長けてるのに、彼らがディフェンスラインに入ると中盤で受ける選手は必然的に少なくなるし、時にはロングパスしか出せない、あるいはGKまでバックパスを出すしかないような状況が生まれてしまう。


こんな悪循環だらけの3バックをなぜライカールトは使い続けるんだろう?


中盤の3選手(シャビ、デコ、イニエスタ)を同時に使いたいから?


だとしたら選手がシステムの上に立つ悪い例の見本のようなジーコと同じだ。


ロナウジーニョとエトーのポジションが相変わらず逆なのも気になる。お互いの特徴を生かすにはロナウジーニョが左、エトーが真ん中なのがベストだろう。あれは監督の指示なのか、それとも選手の判断なのか。いずれにしても監督はその非効率さに気づいてるはずなら修正すべきだ。


レアルの守備も負けず劣らずお粗末だった。1失点目のメッシ。


中央にあれだけの選手がいるのに、何でそれ以上に中央を固める必要があるのか?


メッシはドフリー。完全にディフェンスもGKもボールウォッチャーになってた。


しかも問題なのはその後にも同じことを繰り返したこと。つまり修正できていない。


1つのサイドの個人技(ロナウジーニョなど)を警戒しすぎて逆サイドを放置する。


レアルはリバプールの戦い方を見てなかったのか?リバプールの試合を観てるならそれをお手本にできたはず。


バルサより守備に対する人数はかけていた。


でも人数がいる=守備ができているということにはならない。


やはり失点を防ぐために1人1人がきっちりと自分の仕事をこなし、チームとして守備する意識がない限り、守備に人数をかけても動くカラーコーンと変わらない。


押し込まれた時にずるずる引いて、けっきょくFWとの距離が空いて、攻撃にスムーズに移れないという今期の悪いレアルを象徴した戦いだった。


最初にも言ったとおり、entertainmentとして見たら面白い試合だったかもしれない。


でもそれにプラスアルファとしてチームとしての組織がないとサッカーはもはやサッカーではなくなってしまうと思う。


結局は2チームともチャンピオンズリーグベスト16で負けるチームだな。と、その理由を露呈してしまうようなクラシコだったと思う。


今からそれに対称するチーム、バレンシア対オサスナの1戦を見てきます。

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コメント

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4 ■まこちゃん

いや本当にサッカーってのは常に進化してるからね。バルサが去年あれだけ凄くても、やっぱり研究されたりしたらその強みも弱まってくるし、新しい選手、サッカーもどんどん出てくる。

前にオシムが、何で生でしか試合を観ないのかって聞かれた時に、「サッカーとは日々進化してるもの。過去のビデオを見ても意味がない」って言ってたけど、本当にサッカーってのは変わってくもの。そのために例え指導者になってからも常に貪欲に勉強してくことが必要だって感じるよ!
ってか本当に「企画書」みたいな感じで自信持って出せるようになるくらい、気合入れて勉強してこのブログに反映させてくわ!

3 ■無題

ヨーロッパサッカーって1年で流れが全然変わるんだなって実感したよ。かつては無敵のアーセナルも、1年後は優勝できなかったし、今年はバルサは調子悪いしね。「絶対的な王者」ってのがいないね。若いやつもどんどん出てくるし、その流れに負けないためにも勉強が必要だな。

つかゆうすけのブログは「企画書」みたいなものにもなりうると思う。「サッカーのことどんだけわかってんの?」って聞かれたときに、このブログを見せれば話が早いんじゃないかい??

これからもまめな投稿よろしく。

2 ■●uh-huh

相変わらずのコメントありがとwいや去年のバルサは確かに俺の見た限り素晴らしかった。
バルサがこうなった理由は色々あると思うんだけど、それを書き始めたら2日はかかるわ~w
でもそれでもやっぱりバルサはバルサだよ!はまった時はやばいし、1人1人の力は凄い!昨日のメッシを見たら誰でも鳥肌もんだと思う!

1 ■無題

でも去年とかゎまぢでぃぃチームだったんじゃなぃの?
そんな急に変わるもんかぇ?
それとも前からそんな体ゎあった?

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