後肢の骨格、主な名称です。
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後肢の骨格は『寛骨』から
趾骨』までを指します。


寛骨と呼んでいるのは、
腸骨』『恥骨』『坐骨』の
3つの骨の集合体です。


寛骨仙骨を合わせ
骨盤』を形成いています。


犬の骨盤は人間の物よりも狭く、
細身の構造になっています。



そして骨盤に関節している
大腿骨』は
人間よりも浅くはまっているため、
脱臼しやすいので注意が必要です。


前肢と同様に
後肢も真横(水平)に動かすのには
適していません。


無理にひねる力を加えてしまうと、
股関節や膝関節を痛める可能性が有るので気を付けましょう注意



人では
肩関節の方が
股関節よりよく動きますが、

犬の場合は逆で
股関節の方が動きが良いです。


それは、
関節外靭帯が無いことと
骨盤と大腿骨の角度のためです。


なので、犬の後肢は
頭をかくなど、手の役割もしています。
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そして、

人と犬の脚の最大の違いがココ↓
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足底です!


犬の 飛節 と呼ばれるこの部位は
人間でいう「カカト」のことです。


そう、
犬はいつだってつま先立ちなのですガーン


これは
犬が獲物を追いかける時に早く走るため。
足の裏の接地面が小さい方が
足を蹴り上げる労力を省くことができるためです。


こんな小さな「つま先」で後肢を支えていますので、パットあしあとのお手入れも時々はしてあげましょうね