スーパーおばあちゃん

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フリー新聞Leggoに「スーパーおばあちゃん、大学を卒業する」という見出しの記事があった。

数日前、82歳の女性ローマ大学を卒業したという。専門は法学。


イタリアの大学は日本のように皆で一斉に卒業するのではなく、単位や課題や試験が個人によって異なるので、卒業の日も個人個人バラバラなしくみで、入学はしても、卒業するまでが大変で何年もかかったり、(入学してから10年だったか何年だったか制限はあるらしいけど)卒業の前に提出する日本でいう卒論みたいなのや、試験も筆記、口頭とあって、とても大変らしい。


大学に席はおいたまま、働いていたり、仕事と両立させながら、あるいは卒業するために仕事を辞めたりして、大学卒という「学位」を取得するので、「大学卒業」した暁はイタリア人にとって大きなお祭り騒ぎになったりする。


記事のおばあちゃんは、元、助産婦で、「孤独に気が狂うのを避けるために大学で勉強することを選んだ」というのだ。「息子とはもう20年以上も会っていない」と。


はたから見て「さびしいおばあちゃんなんだな、喜び合える家族もいなくて」と言うのは簡単だけど、82歳で大学で法学を学ぶ彼女の精神は凡人の想像もつかないところにあるのだろうと思う。彼女が更なる探求心をもって、ますますスーパーおばあちゃんになればいいな、と思います。

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