否定疑問文

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日本語で例えば

「コーヒー飲みますか?」
「いや、いらないです。」
「コーヒーは好きじゃないのですか?」
いいえ、好きなんですけど、今はやめておきます。」


と言ったりしますよね。この最後の「いいえ


これが英語だとYesですよね。

イタリア語でも私の知る限りの欧州語でもすべて「YES」なのですが。

例えば英語だと


"Don't you like coffee?"
"Yes, I like it. But now, I don't feel to take it."

とか。


ここが、頭ではわかっていても、自然に「Si」と言えるようになるまでに、私のイタリア語の場合、半年か1年くらいかかりました。


イタリア語の場合、

「好きじゃないの?」
"Non ti piace ?"

と最初にNoという言葉がつくから、余計、否定文で聞いているニュアンスがしませんか?
弁解ですが。最初から全く問題ない人もいるんでしょうけど。
"No"のあとで"Si"と言いなおして肯定文を続けるから「SiなのNoなのどっち?」と言われたり
「最初のNoが本音じゃないか?」と思われたり。


コーヒーを他の単語にしてみても同じことです。


そんなわけで、時間と失敗をかけて否定疑問文に慣れて、自然に迷わず応えられるようになったのですが。

今は日本語で否定疑問文で聞かれると、時々迷います。
特に文章で「---ではないほうでもない」「yes」「no」と選択肢があった場合とか、
ということはどういう意味??とか。



20年以上イタリアに住んでいて、店で販売員をしている人の話。
「最近の日本人の若い男の子、いらっしゃいませ、とか、何かお探しですか?とか接客しようとすると
"大丈夫です"って言うのよね。何なのあれ?大丈夫って?」
と言っていました。
「近づかないでくれ」って言うことなんでしょう。「今は見ているだけです、とでも言えばいいのにねえ」という
話になったのですが。


最近の日本ではよく「全然、大丈夫」という言い方をしますよね。
「全然大丈夫じゃない」ならわかるけど、「全然大丈夫」って文法的には合ってないんじゃないかと妙な感じがするんだけど、もうすっかり定着しているような感じがします。
定着してしまったら、文法的に変でも新しい日本語になって、そんなふうに言語は変化していくのかもしれません。


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