14世紀絵画展

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ブログネタ:最近「どにゅっ」てる? 参加中


baronzio


14世紀絵画の展覧会をやっているというので、バルベリーニ美術館に行ってきました。


いつも3月の終わりころ、1週間だけ、国立美術館がフリーになるのですが、今年は、今日までだったので、今回はバルベリーニに。


他にもカピトリーニ美術館を初め、近代美術館や、ヴェネツィア広場の国立美術館、コルシーニ美術館、テルミニ駅近くの国立美術館、その他にもまだまだたくさんありますので、美術館めぐりを考えている人は3月末はお得です。入場料ものきなみ高くなっていますし。


展覧会は Giovanni Baronzio と題してあったのですが、彼のほかにも、リミニで活躍した同時代の作家のものがそろっていました。


普通、美術館って、古い年代のものから、順路にしたがって新しい時代のものになるのだけど、常設展の16,17世紀の作品を見たあと、14世紀のかたい絵を見ると、時間が逆行する別空間な気がしました。


例えば作家のことを知らなくても、絵を見ただけで、何世紀に描かれたものか、画風やファッションでわかったりするものですが、現代にいたっては、1920年代、50年代、70年代、80年代、という言い方で10年ごとの単位で呼ぶことを考えると、昔は100年単位で変化していってたのが、今では10年単位なのかな、と思ったり。


ますますその流れは速くなるでしょうし、流行が昔にさかのぼる現象も、多少はあるにしても、1年ごとに、1か月ごとに、変化していってる周りの世界の中にいるんだなあ、と改めて思いました。

そんな中で14世紀の絵を見るのは、それを描いた人の筆使いが見えるような気がしてきて、本物を見るってやっぱり感動するものです。


最近は日本語ではこういうときに「どにゅった」というんでしょうか?


バルベリーニ美術館には、ラッファエッロやカラヴァッジョを初めとする必見の絵もたくさんありますが、私が個人的に好きなのは、Pietro da Cortonaの天井画です。



入口(売店)入って、チケット売り場(右)と反対側の部屋(左)にありますので、知らないと見逃す人もいるかもしれないので、バルベリーニ美術館に行ったら、忘れずに見てください。迫力です。




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どにゅり隊~どにゅリポ発表会~
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タメぐちと敬語

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イタリア語は二人称単数、「あなた、君、お前....」英語のYouにあたる言葉がTuLeiがあり、Tu のほうが親しい仲、Lei は初対面の人や敬語で話すような場合に使う。


この2種類あるというのは、フランス語やスペイン語もそうなのだけど、イタリア語はTuを使うことがすごく多いように思う。


個人的にはフランス語やスペイン語に詳しくはないのだけど、何となくその点に気づいていた頃、イタリアにいるスペイン語圏の人と話していて、「そうだよねえ」という話になった。


かなり親しい仲でもイタリア語のLei にあたる尊敬語で話したりするというし、日本語だって、ちょっとでも先輩や年上だったら、かなり親しくなった後でも「です、ます」で話したりするし....


イタリア語なんて、いきなりTu で話しかけられることが多いし、気さくな店では初対面の客にTuだったりするし(私は一応お客様にはLeiで話します)、どんなに年上でも友達だったらTuだし、友達の友達だったら年は関係なく即Tuだし。


映画などを見るとイタリア語も昔はLeiではなくVoi(二人称複数、あなたたち、と同じ)を使っているし、しかも家族の間でも...


日本語だって、昔は夫婦や親子でも尊敬語で話していたのだろうから、言葉というのは丁寧なかしこまった表現からくだけた表現へ変化していっているのかもしれない。



Tuと呼ばれること、年に関係なく、人とTuで話せること、私は好きなのですが、年下からタメぐちで話されるのが嫌な人は合わないかもしれません。私は日本語でも気になりませんが。

その点、英語は全部Youで楽だなあ....

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空港での出迎え

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友人を空港までむかえに行ったときのこと。
飛行機は到着しているのに、いつまでたっても友人が出てこない。


「次、来るかな?」「次かな?」と注意しながら出てくる人を1時間ばかりも見ていると、疲れてしまった。

私の他にも、大勢の人がそれぞれの到着人を待っていたので、誰かが出てくるたびに、それぞれが一斉に注目していたことになる。で「やあ、ここだよー」と声がかる。


自分が到着するときって、今まで気にしたことなかったのだけど、こんなにも一斉の目が集中的に注目されているんだな、と思ってしまった。


見るときと、見られるときって、意識の差でしょうけど、ずいぶん違うものだな、と。


結局、荷物が届いてなくて、手続きをして遅れたらしいのだけど、紛失覚悟でいたら荷物は翌日出てきました。


余談ですが、確か、ヨーロッパ線で荷物の紛失が一番多いのは、ブリティッシュ、ポルトガル、アリタリアはワースト3だったように思います。

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salad

友人宅で食べたのがおいしかったので、見よう見まねで作ってみました。
セロリとりんごを千切りに切って、フライパンで溶かしたゴルゴンゾーラチーズをかけるだけ。
チーズにはちょっとだけ白ワインを入れて溶かしてもいいです。
ミックスナッツも混ぜてみました。

塩も酢もオイルも味付けいっさいなし。何度か試しましたが、ゴルゴンゾーラをたっぷり使うのがコツ。(カロリーは高くなりますが)

簡単で、おいしいので、お試しください。ワインに合う1品です。

中国人美容院へ行く

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イタリアの美容院の技術は日本に比べると、上手な人がとても少ないように思う。
バサっとまっすぐに切らないでください、と言っても
「ほら、かみそりや、すきバサミで切っているじゃないの。」と自分の持っている数少ないテクニックで「これだ」と思い込んでいるし
「違うんだよなあ、はさみで、ちょっとずつ切っていくのだけど。」というイメージが伝わらない。写真を持っていっても、彼らの知らない切り方なのだから。


また、洗髪中に水が首にかかってきたりとか、サービスも悪いし、ブローにだけやたらと時間をかけて...なので、数年の間、何軒も転々としたあげく、ここ2年は日本人の美容師か、自分でカットしていたのでした。


前置きが長くなりましたが....


日本人友人の口コミで、「矯正縮毛の上手で安い美容院があるんだって。中国人経営だけど。」ということで試した友人が「上手だったよー。手際もいいし、髪質も見ながら、丁寧にやってくれるし。イタリア人よりよっぽどまし。」とサラサラの直毛になっていたので
「わあ、別人みたい。でも私はカットだけでもしようかな。最近、自分で切ってばっかりだったから。」と、行ってみることにした。



教えられた場所の入口の前で、とまどってしまった。
中国語がぎっしり書かれた扉。シャンプー、カット、などど書かれているのだろうけど、解読不可。美容という文字だけは分かる。
中は見えない。地下につながっている。どう見ても怪しげな店なのだ。
友人の勧めと仕上がりの証拠を見ていたから入るけど、ふらっと入れる店ではない。


以前は飲み屋かディスコだったのかな、と思える1階と地下の吹き抜けで、天井が高く、青白い蛍光で、ますます怪しげ。


受付も荷物預かりも(イタリアは普通、ない。自分で私物を持つ)「今日はどうされますか?」もなく
「じゃあ、ここに座って」と中国人男性がいうので「ちょっと、ジャケットをここにかけさせて」と言って椅子に座る。


何人か他にも客がいて、イタリア人や外国人女性たち。若い女の子もいるし、皆、口コミだと思われる。(でないと、入れる雰囲気ではない。)


「どうしますか?」
「シャンプーとカットで」


エプロンをかけられたのはいいけど、洗面台にいくこともなく、鏡の前に座ったまま、髪をぬらされて、シャンプーが始まった。頭があわあわになったのを鏡で見てるのも変な気分...


洗面台で洗い流すと、別の椅子に案内される。
洗髪してくれた中国人男が「カットはどうする?」と聞いてきたので
あなたがするの」と聞いてしまった。というのは、どうみても80年代ふうの坊ちゃん刈り、というか、わかります?今時、いないよ、こんなヘアスタイルの男、と思えるタイプだったので、センスが心配になったのでした。かといって、他の人がいいとも言えない。


「こんなふうに。あら、雑誌もある。中国の?日本人みたい。こんなふうに。あら、日本の雑誌もある!でも2005年だって。3年も前のなのね。でもいい。だいたいこんなんだったら。」
ということで、あとはお任せ、運任せ...



終わってみると上手にカットしてくれていました。
欲をいえば、部分的に「ここまで短くしたくなかった」と思えるところもあったのですが、そのへんのコミュニケーションは、難しいのです。
その日いた中国人美容師たちの中で、一人だけイタリア語の上手な女性がいて、ときどき客の言うことを他の中国人美容師たちに通訳している場面も見ましたが、イタリア語の問題というよりカットの途中で日本のように細かいところまで聞いてくれないので、出来上がってから「あ」と思ったのでした。
でも、まずまず満足できた、という感じです。周りからも「髪切ったねー。今のほうがいい」と言われているし。
ここでは住所など書かないでおきますが、「行ってみたい」という勇気のあるかたは、メールにてご連絡ください。


トリエステ

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ヴェネツィアのあと、トリエステまで足を延ばしました。
電車で2時間ほどです。スロベニアとの国境の町で、オーストリアの支配下におかれたこともあったという、町の建物から雰囲気から、イタリアというより他のヨーロッパの国にいる気がしました。


ここまでくると言葉も混ざってくるのか、と思いきや、訛っては聞こえるけどイタリア語そのもの、シチリアやナポリ方言より聞き取りやすいくらいです。


trieste1

海辺の広場。そういえば、イタリアには海に面した広い広場というものは珍しい。トリエステ人によると、海に面した広場ではイタリア一広いのだとか。



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ローマ遺跡が。古代ローマ人はこんな所にも来ていた。



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ミラマーレ城から



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海がきれいでした



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海に沈む夕日


現在、ローマは雨。

急に寒くなって、冬に舞い戻ったかのようです。


ヴェネツィア散策

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初めてヴェネツィアのアカデミア美術館に行ったのは旅行でイタリアに来た10年ほども前になるのですが、再度、行ってみて、10年前とは違う印象を受けました。


イタリアにいると、美術作品にあふれていて、何を見てもそれほど感動しなくなるか、というと、全然、違うのです。
美術史や修復を学ぶ前と、色んな見方で再発見ができて、昔は何を見ていたのだろう、と。
イタリア史に詳しければ、また別の見方もできるのでしょうし、知識とは関係ない感覚的な面からも、感じ方って変わるものですし。


ということで、強いていえば、一番印象的だったのはカルパッチョの間です。



vit carpa

↑クリック

(過去記事 カルパッチョ


昔はミケランジェロやカラヴァッジョのようなアカデミックな正確なそして迫力のある絵が好きだったのですが、今は好みの範囲が広がったのか、カルパッチョ(またはその派)の大きな絵を見ると、圧巻で、ヴェネツィア自体の風景はそう変わってないだけに、不思議な感覚でした。
だから、サン・ジョルジョ信者会も気に入りました。


あの手の絵(ヴェネツィアの風景と歴史的あるいは日常的な中の大勢の人たち)はローマでは見られませんから....



その他の教会にもヴェネツィア派の作品がたくさんあり、楽しめたのですが、どの教会も有料なのにはびっくりしました。

(と、ローマ人に話すと「へえ、そうなの」とまたびっくりされました。)
確かに、名画があって、それだけの価値はあるとも思うし、教会もお金が必要なのでしょう。
でも、ローマは美術館は有料だけど、教会は中にどんな名作があろうと無料だから、それに慣れていると、「観光客からお金を吸い上げようとしてるな」と思ってしまいました。


入口には何も書いてなくて、ドアを開けて中に入ると受付があって「3ユーロ」とか書いてあって、「あら、有料だわ」と引き返す外国人観光客の姿もちらほら。
もしかしたら、近い将来、ローマの教会も拝観料とるようになるのかもしれません....



ヴェネツィアに行ってきました。ぼちぼち更新していきます。


こんな看板があって...



venezia1

リアルト橋とサン・マルコ広場の矢印が左右ともに....


どっち?と一瞬考えてしまいました。

ローマに限らず、イタリア人、落書き、好きなんだなあ、と、思って写真にとってみました。

水、気、火、地

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"Acqua, Aria, Fuoco, Terra" と題した写真展に行ってきました。

雑誌、"National Geographic" のイタリア刊行10周年を記念して(とチラシには書いてある)の写真展で、今までに発行された写真が大きなサイズで展示されていました。


テーマの「水、気、火、地」ごとに分類され、世界各地の地球の自然、様々な国に住む人々の様子が、どれも美しく、また感動的でした。


映画のシーンかと思えるような、特撮のような自然、または人工的な世界各地の写真。

自然の中で一生懸命生きる子ども、親、祈り。


そういうスケールの大きな写真を見ていると、日々の悩みやストレスなんて、ちっぽけなものに思えました。


世界は広い!地球は美しい!


このページで20点、写真が見れます。

National Geographic

コピーをとる

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日本にはコンビニという便利な店が24時間営業しているけど、イタリアにはない。
コピーをとるのも夕方8時くらいまでの店がほとんどなのだけど、近所のコールセンター(国際電話をかけるところ。でも、日本には国際テレフォンカードのほうがお得)が夜10時まで開いているので、夜に寄ったのだけど、ここはバングラデシュ人が営業している。


受付の人1人で十分だと思える仕事なのに、いつも数人、多いときは8人くらいいる。半分くらいは客なんだろうけど、店の中でしゃべっているので、区別がつかない。


「コピーをしたいんだけど。これは2枚ずつ、あとは1枚ずつ。」というと
スナックを食べていた手でそのまま書類を受取ろうとするので
ちゃんと手を拭いてからにして。大切な書類なんだから。」とちょっと怒った。でも笑ってごまかされた。

コピーをとる私の書類にまで読みそうになるので
読まないで。プライベートな物なんだから。」とまた怒った。
外国人関連のドキュメントなので興味があるのはわかるけど、人のデータを読むなって...


コピー機は普通の日本にあるのと同じような物なんだけど、書類の数が多いのに、上の台を持ち上げて、1枚1枚置きなおしてからとっている。
上に置いたら?そのほうが、自動的に流れるから早いよ。」と言ってみたけど、「NO」と言われるのみ。


だいたい、イタリアでは皆、そうやっている。事務所なんかではどうかしらないけど、店でコピーをとってもらうと、イタリア人も皆、1枚1枚、台を持ち上げ、置きなおしてやっている。
それが、ゆがんだりするので斜めになって
「ちょっと、ちゃんと正確に置いてよ。ほら、歪んでいるじゃない。」とまた怒ってみた。


「あとでコントロールしなよ。」と言われたので、その分だけ取り直してもらった。
そのときは気がつかなかったのだけど、1枚ずつ、と言っていた分も途中まで2枚ずつコピーとられていた!なので多く請求されていた。


そういえば、途中で「分かってる?この分は1枚ずつだよ。」ともう一度言ったので、そのとき訂正したのだ。最初に言ったのが通じてなかったのか。あまりイタリア語ができない人も働いているようだし。


まとめて払ったので「そんなものかな。」と思ったのだけど、1枚1枚チェックすべきだった。

全く.....コピーをとるのも仕事という意識はないのか.......ないのでしょう。ないない。
夜の8時すぎにコピーをとろうとしたら、こんな店しか開いてないのです。