ランプの壺の修復

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最近の修復報告です。
ランプの壺の部分。前回までの屏風や椅子と同じく、1800年代の中国製。


修復前

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修復後

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修復前

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修復後

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修復前
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修復後

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修復前

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修復後

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大きなひびが1個所入っていたのを除いては、損傷は少なかったのですが、横にして作業したりできなかったので、抱えたり、しゃがみこんだりして、体勢的にやりにくかったです。
無事、終わって、ほっとしています。

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日本からの荷物

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日本から荷物を送ってもらったのだけど、届いたとき、家にいなくて、アパートの管理人も「追加料金(税金)を払わなければいけなかったから、受け取らなかった。」という。


2-3日中に再度配達があるかな、と思っていたけど、ないので不在届の紙に書いてあった電話番号に電話して問い合わせると「明日、配達されます。」とのこと。


ところが、当日も配達されなかったので
「これで、電話するの2度目なんですけど、荷物が届きませんが。」とまたまた電話してみたら
来週、月曜か火曜日に配達されます。」と。


ところが、というか案の定というか、やっぱり配達されないので
「何度も電話して、その度に何日に届く、と言われて、でも全然、届かないんですけど。」とまたまた連絡してみたら
「明日以降にSDA(宅急便)の配達所に受取りに行ってください。住所はどこどこ何番。わかりました?」と、超そっけない。

「え?もう一度、行ってください。」と言うと、「あなた、イタリア人じゃないですね?イタリア語わかる?」と相手のいらだちまで伝わってくる。苛立ちたいのは、私の方だよ。


日本だったら「大変申し訳ございません。」とか言うのだろうなあ、と思いながら、仕事が午前中休みの日に取りに行くことにした。


言われた住所を地図で見ると、10キロくらいかなあ、という程度だったのだけど、地下鉄、バスをいくつも乗り継いで行かなければならない辺鄙なところにあるのだった。
バスも何番に乗っていいのか、どこの停留所か、など朝からウロウロ行ったり来たり、していたのだけど、結局タクシーで行くことにした。時間はないのだから。


着いてみると、郵便局の行列とは雲泥の差、客どころか、誰もいなくて

あのー、荷物を取りにきたんですけど」と遠くにいる人を呼ばなければいけなかった。
追加料金(どうして、日本で正規の値段を払っているのに、追加がこんなにかかるのかと思うのですが)を払って、ようやく荷物ゲット。やれやれ。

帰りはバスで途中まででも行こうかな、と思ってバスを待つこと30分
このままバスを待っていたら、午後からの仕事に遅刻しかねないので、通りかかったタクシーに乗ることに。
というわけで、かなり高くついた荷物になってしまった。


ふりかけとか、ごまドレッシングとか、ごまペーストとか、抹茶チョコとか、コーンスープとか、中身は大したものではなかったのだけど....

味わって食べています。


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ミーティング

3-40人ほどのミーティングだったのだけど、時間ぎりぎりに行っても、来ていたのは数人。

それから人が来るたびに、「チャーオー!元気?」と、皆それぞれ、抱き合ったり、握手したり、挨拶のキスをしあっているので、いつまでたっても、ミーティングが始まらない。

隣に座っていた友人のイタリア人が
「日本だったら、こんなことないでしょう?」と言うので
「ない、ない。時間きっかりに皆、集合する。いえ、時間まえにね。」と言うと
「ドイツ人みたいだね。」と。
(イタリア人は時間に正確なことを
ドイツ人みたい、と例えるようです。)

30分たっても、45分たっても、まだまだ、ぞくぞくと遅刻して来る人たちが「元気?久しぶり!」とまた、それぞれに、挨拶してまわってくる。

「日本だったら、今ごろ、ミーティング終わってる頃だね。」と隣のイタリア人が言うので
「そうだね、有り得る。」と、笑ってしまった。

ドイツに住むペルー人が、ドイツ人宅にパーティに誘われて、7時と言われたのだけど、ラテン感覚で9時に行ったら、もう、パーティはお開きになっていたとか。
イタリアだったら、9時に行っても、まだまだ、食事の準備中かも.....

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落書き消し

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rakugaki

朝も早くから、壁の落書きを掃除している人たちがいた。
このような落書きで町はあふれている。
結局、いたちごっこなのかもしれない。
でも、掃除している人たちがいることに、ほっとするような、まだ、救われる、という気がした。

ヴァレンタインデイ

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今日はヴァレンタインデイで、日本では前々からチョコレート宣戦が繰り広げられていることと思いますが、イタリアは、男女がプレゼント交換したり、それも義理とか友達とかにはないので、日本より特別度も低い気がします。どっちかといえば、男から女にプレゼントという感じです。今日は花束を持った男性を何人も見かけたり、働いているお店にも奥様にプレゼント、という男性客が来たり....

ヴァレンタインデイにプレゼント、という習慣もここ何年かでイタリアに広まったらしく、10年-20年以上前などは、特に何もなかったらしいです。

ところが、今日、テレビで「今日はヴァレンタインなのでチョコレート特集」というのをやっていて、「私たちイタリア人もアメリカ人日本人のようにヴァレンタインにはチョコレートを贈りましょう」と言っているではないですか。

そういえば、町にもハート形のケースに入ったチョコレートなどが売っています。ここ最近のことです。
以前はこの季節は復活祭まえで卵形のチョコしかなかったのに。

それもこれもビジネスなんでしょうけど、もともとヴァレンタイン、サン・ヴァレンティーノというローマの近くのテルニという町の聖人にちなんだ日で、イタリアが発祥だというのに「日本にならって」だなんて....

そのうちにイタリアも日本のように、ヴァレンタインといえばチョコレート、という風習になるのでしょうか。まさか義理チョコなるものは、100年待っても、イタリアにはありえないでしょうけど......

イタリア語でチョコレートのことをチョコラートと発音します。似ているので、日本語がチョコレートだったか、チョコラートだったか、一瞬考えてしまうことがあります。

イタリアの人についての数のデータです。(2007年調べ)


人口; 59,000,000


外国人; 390,000人(正式に届けを出している分だけだから、実際はもっと多いはず)


男性の平均寿命 78,6歳(州で最高はウンブリア州、79,6歳、最低はカンパーニャ州、77,4歳)


女性の平均寿命 84,1歳(最高はマルケ州、85,2歳、最低こちらもカンパーニャ州、82,9歳)


結婚件数;242,000件 (5年前は270,000件なので、減少中)


一人の女性が出産する子どもの数(という書き方が男はまた違うのね、と思ってしまった);1,34


結婚していないカップルの子どもの出生率、18,6%(5年前は12,3%)

フランスやスイスは50%なのだという。


結婚しない人たちが増えているのは世界的な現象のようです。

俳優と司会者

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一度会った人の顔は忘れないという友人がいるのだけど、(関連過去記事 記憶力1

そういう人からすれば、私は脳に何らかの欠陥があるのでは、と思うほど、人の顔を覚えるのに時間がかかるのです。



俳優の Lino Banfi(テレビドラマシリーズ「Un medico in famiglia」のお父さん役)

linobanfi



と、司会者の Maurizio Costanzo


costanzo


を2-3年の間、同一人物だと思っていたのですから。
どちらも、すごく有名人なのに。

「えー、全然、別人じゃない。」と周りからは言われた(笑われた)のだけど、そう、こう写真で見ると別人なんですけど、じっくり番組も見たことなかったし、印象が同じだったのです。


似てると思いませんか?


でも、そもそも、イタリアでは俳優は俳優しかやらないし、司会者は司会しかやらないのです。


歌手がテレビドラマもやって、舞台もやって、司会もやったり、バラエティー番組で笑わせたり....する日本の芸能人たちって、すごいと思います。



イタリアで、例外として思いついたのが、Michelle Hunziker(イタリア人ではありませんが)


hunziker

 
彼女は司会もするし、映画にも出たし、セクシーカレンダーを出したかと思うと、かぶり物をして、滑稽な動きやしゃべり方をして、おもいっきりお笑い役をやったり、と、普通のイタリアの芸能人とは全然違ってます。


歌手のEros Ramazzotti の元奥さんとして有名ですが、彼女の多才さが、イタリア人に受けているのだと思います。


札幌雪祭り

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札幌雪祭りの様子をイタリアのテレビニュースで見ました。


ほんのちらっと、1分ほどでしょうか、パッパッと日本の城やエジプトのスフィンクスなどの作品が映されました。


元々、雪まつり、有名ですが、改めて「雪で作っているなんて、すごいなあ。」と思いました。


雪という溶けてなくなってしまう物で、あれほど凝った作品を作る人たちの熱い情熱みたいなものを感じて、じーん、としてしまって。



多分、どんな芸術作品にしても、長い月日の目で見たら、いずれは無になってしまうのに変わりはないかも、とも。


それが300年だろうが、2000年だろうが、宇宙的な目で見たら、雪の作品と大差ないのかな、と。



それでも、ちょっとでも元の状態に回復しようとする修復家の仕事も、もしかしたら、無駄なあがきなのかもしれませんが、宇宙的な目ではなく、人生の長さの目でみたら、他のどんな仕事と同じように、やっぱり意味のある仕事だと思うので、作品の寿命やそれを「長持ちさせる」ことを考えながらも、でもやっぱり雪まつりはすごいな、と思いました。


いつか、実物を見てみたいです。

ミツビシ

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1年ほどまえイタリア人友人が「エアーコンディショナーを入れようと思うのだけど、近所にミツビシがあるから、そこに行こうと思う。」と言うと、別のイタリア人が
ミツビシって何?」と聞いていた。
「日本の会社よ。ね?」と私に聞いてきた。
「そう。大きな会社だから、クーラーだけじゃなくて、他の電化製品も、他にもいろいろやってるから日本ではすごく有名」と言っておいた。


そのくらい、知らない人が多くて、知っていてもクーラーのメーカーとして知られている程度で。


そのエアーコンディショナーのラジオのCMで聞いたのだけど、

ミツビシ、ミストゥピッシMi Stupisci、あなたは私をびっくりさせる)」だって。


語呂合わせというより、イタリア人が「ミツビシ」と聞くと、Mi Stupisciというイタリア語を想像してしまうらしい。


最近はテレビで、車のCMもやっているので、三菱もイタリア人の間でも有名になってきた。

(以前はトヨタや日産、スズキのCMはしていたけど、三菱はごくごく最近)
日本企業、がんばってます。
(SonyやNECは日本の企業だとは思っていない人が多いですが)

有名人の真似

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日本はテレビドラマや報道ゴシップ(テレビ、雑誌)などで有名人のファッションスタイル、服やバッグ、小物などを見て「私もあれがほしい」と直後突然ブームが起きたりするけど、イタリアではまず、ない。


どんなに有名人がすばらしく着飾っていても「私もあんなふうに」という発想にならないのかもしれない。「他人(ひと)は他人、自分は自分」と。


経済的に手に入らない、イタリア人全体が日本に比べると一般的に生活が苦しいということもあるのだけど、ブランド品、高級品を身につけるのは一部の資産家の家庭だけで、大部分の一般の人たちは給料の半分またはそれ以上もするバッグなんかをほしいとは思わないように見える。



階級社会。



食費や生活費を節約してまで、高級品を手に入れようとは思わないのだろう。身分相応でないから。
だから「セレブ」にあこがれる、とか「私も同じ物を身につけよう」とか、生まれつきそうでない人が有名人の真似をして近づこうというのは日本独特の発想かもしれない。



階級思想がなくて、平和でいいというべきか。

自分というものがないから、うわべだけ真似をしようとする日本人の弱さというべきか。