Mondo Arancina

私のお勧めの店はいつも庶民的な店になってしまうのですが、そういうところばっかり行っているのですね。(だいたい外食もあまりしませんし)

しかも、地元料理ではないのばかり....イタリア料理も食べるのですが、ちょっと目新しい、と思うのは典型的なイタリア料理じゃないときなので、久し振りにまた1件、紹介します。


シチリア料理、といってもレストランではなく、パニーニや切り売りピザの軽食屋、それも立ち席だけなのですが、普通のバールやピザ屋とちょっと違うのは、シチリア風の味なのでしょうか....

まずメニューもバール(カフェ)とピザ屋とパスティッチェリア(菓子店)が一緒になったように豊富で、イタリアではあまり見かけない日本のパン屋さんに売っているような調理パンや菓子パンのような物もあります。

味も、イタリアの普通のパニーニとはちょっと違う、しいて言えば、日本のパンの味に近いので、日本人には馴染みやすい味だと思います。(ドルチェに関しては、シチリアのお菓子は極甘なので、この店に行ってもまだ挑戦していませんが)


営業も朝の8時から夜の12時までしていて、普通のバールは夜7-8時に閉まってしまうのを考えると....道理で、夜遅く、人がいつも集まっているわけです。

午前中、まだお昼には早い時間にも、ちょっとおなかすいた人たちでいっぱいで、昼時などは行列です。(しかもイタリア人、列になっていないし)

立ち席だけで、ゆっくり座って食べることはできませんが、ちょっとおなかがすいたときや、軽く(手軽に気軽に)昼食をすませたいとき、お勧めです。



www.mondoarancina.it

Via Marcantonio Colonna, 38 Roma

(私が時々行くのはここ。地下鉄 Lepanto駅の近く)


Via Flaminia, 42/44 Flaminio Roma

Via Trionfale, 88 Roma

ロンドンにも支店があるようです。
19 pembridge Notting Hill


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日本人に「イタリア人男性はやさしい?親切?」と聞かれると
人それぞれですよ。」と答えていたのだけど、最近、気がついたのが「イタリア人男性は女に甘い」ことがある。

別に特定の人に対してだけ、というのではなく、女性全般に。

ジェラートを買うと、男の店員のほうが女性客だけに山盛りにしてくれたり。

八百屋のおじさんがよくフルーツを「これ、おまけだよ。」とおまけしてくれていたのだけど、奥さんの目があるときは、そんなことがなかったり。

仕事で書類に記入の仕方が分からなくて「見本を送ってください」と聞いても女性担当者は「インターネットのページに記入すべきことは書いてあります。」というだけで(それでも分からないから聞いてるのに)男性担当者が記入した見本をFAXしてくれたり。


役所は男女関わらず、不親切だし、上司は親切どころか不当な扱いをするし、肝心なところは男女の親切度は関係ないのだけど。

日本人のほうがその点、普通に仕事しているだけで普通に返ってくる、上記のFAXとか答えとか説明とか報酬とか、それがイタリアではときどき返ってこなかったりするのだから。


ただ、イタリア人のほうが他人におせっかいで困っている人には手を差し出すようなところはある。日本人なら見て見ぬふりするような。

でも他人へのちょっとした親切じゃなくて、もっと困っている知人に対しては、関わると面倒になるからでしょう、助けてくれるとは限らないし。

結局「人それぞれ」ということでしょうか。

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「ありがとう水」続き

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「ありがとう水」 を話題をしたのは5月9日だったから、もう何か月たったでしょうか。


コーヒーマシーンを売っているという人から「愛、感謝」という文字を水の容器に張りたい、と頼まれて、渡したのが4月の末頃だったと思う。その後、連絡もなかったので、忘れていたのだったけど、「君の書いてくれた文字がやっとシールに完成したんだ。」(イタリアの仕事は遅いです)と渡してくれたのがこの写真。(長さ9センチ弱)


grazie


「ひとつ、言ってもいいかしら?」(裏返しなんだけど.....)
「わかってる。わかってる。裏返しってことでしょ?こうやって、容器に張ると、内側から水が文字を読むというしくみなんだ。」
「そうか、私たちが読むのじゃなくて、水に読ませるのね。」ふうーん....
「今日たまたま1個しか持ってないけど、君にあげるよ。どうもありがとう。本当に大仕事をしてくれたよ。」


というわけで、本当はもっとほしかったのだけど、手元にあるシール1個もらっただけでした。(大袈裟に褒められて感謝されましたが)

イタリアで、多分フィレンツェが可能性ありますが、このシールが張ったコーヒーマシーンを見ることがあるかもしれません。

個人的には「ありがとう水」に対して「賛成」でも「反対」でもありません。
確かにその本を学校の授業で使うには「科学的に間違っていることを教育している」と反対する人の気持ちもわかります。
でも、人の気持ちが植物にも伝わるように、科学的には証明できてなくても、人の気持ちが何らかの影響、効果をもたらすことも有りうるのでは、とも思います。
心をこめた料理というのは、おいしいし、自分で料理をしても気持ちによって差が出たりするものですし。
それが水の結晶の写真となると、飛躍しすぎている気もするのですが。

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以前、女の買い物 という記事を書いたことがありましたが...

最近、気がついたのですが、男が女の買い物につきあっている場合、退屈もせず、「こっちがいいんじゃないの?こっちが似合うよ。」とか、アドバイスしてるとき、「男がいるとセンスが地味になる」のです!
女友達どうしの場合のほうが、華やかな、派手な物を選ぶようです。男が一緒にいたら絶対、買わないような物が売れるのです。

特に、日本人の場合、そうなのです。「こっちが落ち着いてるから、無難だよ。」という男の意見で「そうね」と女も納得しているようなのです。
「自分の女は着飾っても、派手にはさせたくない」という男の密かな願望があるのかもしれません。特に日本人男性。

まあ、売るほうとしては、そんなことは、どうでもいいのですが、困るのが、親子(よくあるのが母5-60才代、娘30代前後)の客で、母親は「これを買うわ。」と言っているのに、娘が「え?そんなの似合わないよ。どうせしないからもったいないよ。」とか、余計なことを言って、ぶちこわしにしてしまうパターン....


本人が好きなものを買わせてください。そんなに高い物でもないのだったら....
テレビで見ていたら、こんなことを言っていた。

「私はシチリアーナで唯一、胸のない女よ。」というテレーザのコント。(確かにシチリア女は胸が大きい....)

ミラネーゼになるには、ミラノに生まれるわけじゃないの。ちょっとした2、3の方法があるのよ。
例えば、何かしらのアレルギーを持つ。ミラネーゼって、何かのアレルギーなの。木もないのに、花粉のアレルギーになるのよ。

それから、約束の時間。「6時55分。」とか。「なんで7時じゃないの?」というと「だって、そのあといろいろやることがあるから。」だって。シチリアなんて、約束の時間といえば「午後」とかさあ、アバウトもいいところだから。

それから、会話の中に英語を使うの。「ビジョン」とか「ロケイション」とか...シチリアにあるのは「ディスオキュペイション」だけ。(イタリア語での「失業」を英語ふうに発音しただけ。英語での失業は「unemployment」だから。(思わす、英語はdisoccupationって言うんだっけ?と考えてしまった。でも、disを前につけて否定の意味を持つのはイタリア語の特徴なので)

ミラノでは、いつも一人で、友達もいなくて、誰もかまってくれる人がいなくても「寂しい」とは言わないの。「独立している」というのよ。


イタリアの北と南は人々もずいぶん違うのだなあ、と思ってしまった。

過去の記事
ローマに住むミラネーゼの話

余命延長

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聞いた話ですが。

癌で「あなたの余命は6ヶ月ですね。」と医者に宣告された2人がいたそうです。
ひとりは「6ヶ月で死ぬんだ。」と家族に伝え、「もう何もやる気がない。死ぬんだから。」と一人こもってしまったため、病気も進行し、3ヶ月でなくなったそうです。

もう一人は「あと6ヶ月生きられるんだ。」と「じゃあ、今までやりたくてできなかったことをやろう。」と、美術学校に申し込んで、絵を描き始めたそうです。
また、世界のあちこちに旅行して、未知の文化に接したり、新しい友人を得たり。
仕事も退職することなく、職場の人たちにも、家族にも、いい思い出を残しておきたいと思ったので、最善をつくして、彼らのために、できるだけのことをしようとつとめたそうです。

その結果、6ヶ月後、医者も驚いたことに彼の癌細胞なくなってしまっていたそうです。

医学レポートにも載ったという実話らしいのですが、このような奇跡のような話は、何件も報告されている1例らしいのです。

人間の能力って、すごいと思います。

ball


朝、スペイン広場がカラフルなボールだらけになっていて、人もいっぱいで騒ぎになっていた。
なんでも、朝の9時ごろ、ばらまかれたこの活動は、アーティストの「作品」らしい。

でも、すぐに取り締まりされたのか、階段の上にはまだばらまかれていない玉が大きな袋に入って残っていたとか。

観光客や通りゆく人たちは「意外なポップなローマの光景」を目にして楽しんでいたようだったけど、車は通行するのには迷惑だったでしょう。


今、調べてみたら、前回、トレビの泉を赤く染めたGraziano Cecchini という同じ人の仕業らしい。(なぜか、私は、こんなことをするのはイタリア人だとは思わなかった)

トレビの泉のときは、一人でやったのだけど、今回はスポンサーつきで、ボールにかかった費用、20,000ユーロって、300万円以上....(それでもトレビの泉のときよりも安あがりだとか)


やはり無許可でやったのでしょう、罰金がとられるらしいです。でも、これで有名になったのだからいいのでしょう。

ここのページ  で、映像つきでばらまく瞬間の模様が見れます。


正月映画

日本の「お正月映画」ならぬ「クリスマス映画」なるものがイタリアにはあります。クリスマス直前くらいから上映されるのですが、その定番は「コメディ」なのです。

今年の目玉はこれ で、収益もだんとつトップだとか。(Natale in Crociera、クルーズ船でのクリスマス)
私は見てないけど、毎年「どこどこでのクリスマス」「どこどこでのバカンス」という題で、いつも主役の Chiristian de Sica が登場し、バタバタコメディーをやっているので、過去の映画はテレビでの放送はいくつかは見ている。のだけど、これがトップ?イタリア人も好きねえ、と思うのですが、要するに、「笑える」からなのでしょう。個人的にはテレビで見て十分な程度なんですけど。

コメディーといっても、ちょっと個性的なキャラクターの登場人物がいて、とんでもない行動をして、笑える、というタイプのコメディー(私は個人的にはこういうのが好きです。)とは違い、男の浮気と女のジェラシーといったワンパターンなのが多いのです。

余談ですが、以前の映画はChiristian de Sica はMassimo Boldi と組んで、この二人組が出てくる映画が「クリスマス映画」だったのですが、この二人が喧嘩したとかで、今年は別々に二人とも作っているので2本もあり、上記の映画のほうが人気のようです。





ローマのごみ収集

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gomiseisousha


ナポリのごみがまたまた大問題になっているけど...まだまだかたづいていないどころか、いよいよ限界というところまできている様子。

過去の記事
ナポリのごみ問題2  

ローマはまだごみ収集車が来るだけ、まだ救われているか、と。
上の写真のようなトラックが来て、ガーっとごみ箱を持ち上げ、中に入れていく。このごみ箱が道路の20-30メートルおきくらいにある。
この車、朝は6時前とか、夜は深夜12時すぎなど、人が寝るような時間にやってくる。誰からも苦情がないのでしょうか。普段から隣近所に聞こえるくらいの大声で言い合ったり、隣近所に聞こえるくらいのテレビや音楽のボリュームのイタリア人って、音の大きさに対して鈍感なのかなあ、と思ってしまう。それともこの時間しかないのか。
ナポリの事情を考えると、来るだけありがたい、とも思うのだけど。
 

L'amore ai tempi del colera

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映画の感想です。オリジナルの原題は「Love in the time of cholera」というらしい。

ガルシア・マルケス原作の本を元に作られた映画だというので、ちょっと期待して見にいったのだけど。
彼の本は現実のようで現実じゃない、面白い世界なので....

それにしては、ちょっと拍子抜けなのだった。

若い男女が恋をするのだけど、女は別の男と結婚し、男は彼女を思い続け50年、結婚はしないものの、女性体験の記録を更新し続け、最終的には彼女に、心の内を告白するのだった。

まあ、ありきたりな話でもないけど....きっと作り方によってはもっと感動的にもできたんじゃないかな、と思える。

くだらない素人の突っ込みを言うと....

女優が少女時代から70何歳まで一人で通しているのにもかなり無理があって、特殊メイクでもうちょっとどうにかならないの?白髪のカツラかぶってるだけじゃないの、顔も首筋も中年の娘役より若いじゃないの?とか。

男役の方は、若いころと後半は別の俳優がやっていたのだけど、これが似ていない。1,2年後に再会するシーンで、「こんなに別人だったら、再会にはならないって。」と思ったし、一気に老け込むのだから、最初は、少年が年上の女性に恋したような印象だったのに、男が別人になりすぎーー、と。
でもって、女性記録を更新するような男には見えなくて。(すでにその時老人のようで)。必ずしもプレイボーイは「いかにも」という風貌をしているわけではないだろうし、見かけより「言葉」が巧みだとしても、それにしても、話の中で、そういうふうにもっていかないと、「なんでこんなおじいさんに若い女が次々とひっかかるの?」と思わずにはいられない。

イタリア人の女優、ジョヴァンナ・メッゾジョルノが出ているし、イタリア映画はイタリア語吹き替えなので、イタリア映画なのかと思っていたら、アメリカ映画だった。だったらもっと特殊メイク、がんばってもらいたかった、というところです。