働く女性たち

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最近、日本人の友人から日本のドラマを録画したDVDを貸してもらったので、「不機嫌なジーン」「サプリ」「トップキャスター」などを見ました。


共通していたのが「働く日本の女性」。

働く働く....


イタリア人女性も男性並みかそれ以上に働いていますが、日本の「働く」とはちょっと違うような気がします。もちろん1日8時間以上、夜遅くまで働くイタリア人もいるのだけど、日本と違う、と思ったのは、日本って「仕事」が時によっては何よりも優先されたりしているってこと。


女性にとって、恋愛や結婚プライベートよりも「仕事」が優先されるなんてイタリア人には共感しにくいかもしれません。男性でさえも。


日本人の仕事にかける責任感には、ある意味、イタリア人の恋愛にかける情熱よりも熱いものがあり、「仕事」が単なる「生活のための収入」だけに留まらず、「生きていくことの意味」人生そのものに結びついていて、最近の日本女性はそれだけ、やりがいのある、責任もある、大役の仕事をやっているんだなあ、と思いました。


私も修復中の棚のグラグラしていた猫足が、2度の注射治療により、しっかり固定したときは「やったー」と、大きな満足感を得たりして、その程度の満足なんて、所詮、自己満足の世界なのですが、

それでもドラマの「働く日本女性」に大いに共感もしました。


働いている女性たちにエールをおくります。


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注射器2

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siring

屏風の修復をまだアップしないうちに、また新規の修復を始めました。ピラミッド型の棚です。

ひび割れたところにアクリル溶剤を注射器で注入しています。


注射器、イタリアでは簡単に手に入るのです。

ある薬局で1本25セントだったのですが、別の薬局では10本セットで2ユーロ60セント、って、高くなってるーーー。まあ、いいけど、とてもイタリア的です。


この話題、そういえば以前も書いていました。3年も前に....


注射器



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警察の殺人

もう何日か前のことになるのだけど、26才のイタリア人男性が、サッカーの応援に行っていて、警察に(誤って?)射殺された、という事件があった。


この事件、日を追うごとにニュースでは大きく報道され、葬式の日なども新聞のトップニュースだったり、故人はすっかり有名人になってしまった。


「どんなにいい人だったか」とよくある周りのコメントなどが報道され、イタリア中のサッカーファンが彼に同情し、警察に怒り.....

確かにそのような結果になったのは、起ってならないことが起った、と言えるかもしれない。


あれ?と思うのは未だに警察の「過失ミス」だったのか「故意ある殺人」だったのか、はっきりされてもおらず、警察側は「いつも危険と隣合わせの仕事なのだから、こういうミスもありうる」みたいな弁解ばかり堂々と(たらたらと)していて「謝罪」というものが一言もないのだ。

それどころか、誰がやったのか、という名前さえ公表されていない。(されたらイタリア中を敵にまわすのでイタリアでは生きていけないのかも)


「人を殺しておいて、事がこんなに大きくなっているのに、懲戒免職+刑務所行き、じゃないか?」と思うのだけど、イタリアはどこまでも言い逃れて逃げ切る人たちがいるのだ。そのまま警察を続けるのだろうか?


そういえば、1年前のローマ地下鉄衝突事故の時も死者や負傷者が出たのに、運転手の名前も公表されなかったし、謝罪もなかったし、原因についても言い逃れされているうちにうやむやになってしまった感がある。


上記の事件とは別にバングラデシュは大雨で死者が何千人も出ているとのこと、これもまた大変なことだと思う。メディアの影響って大きいから、一人の死のニュースの後に何千人もの死が同じ感覚で伝えられてしまうところが恐いと思う。





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結婚して2-30年になるある女性の話。


「結婚して、初めての朝、新しい家ですべてが新品にそろえてあったの。

歯を磨こうと洗面所に行ったら、が先に歯磨きを手にとって、新品の歯ブラシに新品の歯磨きを.....チューブの真ん中をギューってしぼって出したのよ!歯磨きチューブは下の方から順々に使っていくものでしょう?私は「やめてー、なんて使い方するの」と叫びたくなったわよ。

何事も最初が肝心。、改めなければ、とね。でも、不思議なことに、体が動かなかったの。声も出なかった。

「どうして?どうして?」と思ったのだけど、「結局、大切なことは、歯磨きチューブなんじゃない。そんな使い方なんて、人によって違うのだから、私が彼のやり方を変えるのは間違ってる。」と思って、その日に新しい歯磨きを買いに行って、それ以来、ずっと別々のを使っているの」だとか。大したことじゃないことで、食い違いがあっても、大切な部分が共通しているのが大事なことだから。と。


結婚生活ではなくても、人と一緒に生活したり、あるいは毎日仕事を一緒にしたり、となると「そういうやり方って間違っている」と思うことやいろんな「基準」の差がありすぎて「おかしいよ」と思うことも多々あることだ。

皿の洗いかた、掃除の仕方から、直接関わらなくても、他国の人、異文化の考え方や宗教・国際問題に至るまで、「自分、自分たち」とは違う人たちに対して、「君、君たちが間違っている、こうあるべきだ。」と「自分、自分たち」のやり方を押し付けるのではなく、相手のやり方、考え方を尊重して、自分を曲げるのでもなく、共に歩んでいく、彼女のような方法こそ、すべてにおいて、求められるのではないでしょうか。

難しいですけど。

実際、人と関わること、生きていくことそのものが、些細なことの連続だから...




着物とスリ

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着物でツアーに参加していらっしゃる日本人女性たちがいた。

かなり目立つ。大勢になればなるほど目立つし、色が派手なほどまた目立つ。

あれじゃあ、スリも近寄れないだろうと思う。


海外旅行でスリに狙われないようにお金を持ってなさそうな、地味で目立たない格好をしよう、というのは間違いです。

スリだってプロですから、目立たないようにいつの間にか近づいて、いつの間にかスッて消えてしまうのです。

今まで私も何度かスリにあったし、合った人を日本人に限らずたくさん見てきたけど、外見に限らず、ちょっとでも油断している人が狙われるようです。


物騒な話いろいろ



着物を着るとなると持っていくのも、着るのも、髪型なんかもまた大変だし、着物に慣れている人しかできないだろうけど、スリ防止と皆の注目を受けるのは間違いないので、着慣れている人は着物持参で海外に行くのも楽しいかと思います。



テレビで見た日本

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ブログネタ:英会話できますか?

クチコミ番付参加中


先日、テレビを見ていたら、日本を特集した番組をやっていて、日本に住む2人のイタリア人のところへ、2人のイタリア人が訪ねる、しょうもない番組だったのだけど....

焼き鳥、食べたことある?」

「ない」

「じゃあ、食べに行こう」と食べにいったり...

フグは?」

「ない」

「じゃあ、食べに行こう」

と食べにいって「これは毒があるから、食べると死ぬよ。今のがそうだったんだ。」

とからかったり(マジで青くなってトイレに駈け込んでいた。)

「飲食店では喫煙できるのに(イタリアでは禁煙)、歩き煙草をしちゃいけないのは、子どもの目の高さだからだって、へええ。本当にそうなのかな」と喫煙している人にインタビューしたり...

「日本人の女性はどうして、こういう歩き方をするの?内股?」

と、イタリア人男たちが真似して内股で歩いてみせて、日本人女性にインタビューしたり...

インタビューは英語なのだけど、それに答える日本人が、答えず無視するか、ほとんど話せないのにワイワイ盛り上がって会話になってないか......

通訳もつけない大した番組じゃないのだろうけど、それにしてもお粗末な日本で(英語力よりも、対応の幼さが)というのが印象的でした。まともな人もいたのですが、日本を馬鹿にしているのか、とも受け取れる変な人たちも登場して....

例えばアニメの動物キャラクターみたいなしゃべり方をする女の子、ウィーとか叫んでポーズをとるだけで、日本語も文章になっていない...イタリアにはそういう女性はいないので、イタリア人には珍しかったのでしょう。日本人としては見ていて痛かったです。

それにしても、日本人の内股はなぜでしょう。

遠目からも、歩き方で日本人だ、と分かることも多いし。

昔、日本人は着物を着ていたことから、内股の習慣がつき、現代、着物を着る習慣はなくても、日本人女性の骨格が内股で歩く骨の作りをしているのでしょうか。

日本では目立たないけど、外国では日本人の内股、目立ちます。


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買わない客

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店に入って、何も買わず、ローマの地図を開く...これからどこに行こう、と連れと相談したいのだろうけど、「この店の物には興味ありません。」と言っているようなものなので、失礼な客だなあ、と思ってしまう。そういう客は、日本人だけなのも目に付く。買わないのだったら、さっさと店出れば?と思うのだけど....イタリアでは買わない客に店員は冷たい。イタリア人は買う客にも冷たいときがある。

合掌

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ときどき誤解されるのが、日本人って手を合掌して挨拶するって思っている人たちがいる。

「アリガトウ、サヨナラ」って、合掌されても.....

タイ式の挨拶になるんだろうけど、日本では合掌というと神棚や神社に参拝するときのポーズなのに、どこがどう誤解されて、日本の挨拶だと思われてしまったのか....


Porta Portese

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今更ながらの紹介だけど、Porta Portese というものがある。

ポルタポルテーゼには2種類ある。ひとつは蚤の市で、毎週日曜の午前中にトラステベレ地区のポルタポルテーゼという場所で開かれる。衣料品から骨董品、日用品...

今まで数えるほどしか行ったことがなくて、ここ何年か行っていないので、今度行く機会があったら、その様子も書こうと思います。


もう一つは上記のサイトでもわかるように、「売ります買います」情報誌。最近はネットでも検索できるようになっていたとは。

誌のほうは、毎週火曜と金曜に発売される。1ユーロだったと思う。「何か面白い掘り出し物はないかな?」と思って見る分には楽しいかもしれない。何しろ家や車から、ペットや恋人募集まである。

でも、普通、これを買うときというのは「緊急でアパーを探さなくてはいけなくなって」とか「職探し」だったりするから、片っ端から電話かけたり断られたり....。だいたい、いい物件というのは口コミで友人から回ってきたり、仕事もそう。何度も書いたけど、イタリアはコネ社会なので。ポルタポルテーゼを見ると大体の「相場」を見ることはできるけど、緊急で探しているときに「掘り出し物」は見つからない。


私のイタリアに来たばかりの(1年で4回引っ越した)年はよく買っていた(当時はインターネットのページはなかった)ので、ポルタポルテーゼというと、古い重いモノクロの携帯電話からイタリア語もままならず電話したりした「大変だった頃」を思い出すので、ポルタポルテーゼを買っている人を見ると反射的に「きっと、今、大変なんだな」と思ってしまう。本当は全然違うかもしれないけど。



ツアーガイド

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偶然、日本人のツアーガイドをしている方と話をする機会があって、私はその方面で働いたことがないから、詳しいことは知らないのですが....


彼女はローマ在も長いベテランのガイドさんなのだけど「今度試験があって」というので「何の試験ですか?」と聞くと「ガイドの」と言う。

ということは今はまだ正式なガイドの資格はない、のだとか。というか持っている人は少ないらしい。ガイドの人って、ローマ古代史やイタリアの歴史、美術史などにすごい知識があるんだろうなあ、と密かに思っているのだけど、資格なしで、誰でもできるのなら、個人によって相当差があるのかもしれない。というのは以前ガイドをやっていた、という日本人で塩野七生を読んだことがない、という人に会ったことがあるから。


単なる想像から思うに、ツアー客も色んな人がいて、イタリア初めてのおじいちゃん、おばあちゃんで、カエサルって何?サン・ピエトロって何?という人もいるだろうし、中にはガイド顔負けのイタリアやイタリア史に相当詳しい人だっているだろう。旅行中のトラブルもあるだろうし、ガイドの仕事も大変だろうな、と思う。


しかも、そのガイドの試験、申し込んでから2年後なのだとか。2年前に申し込んだ試験....

それも、5月の予定が延期になって、9月と聞いていたら10月に日時が発表になって、11月にあることになって....予定が立てられなくて振り回されて大変だったとか。ああ、イタリア。

もちろん試験はイタリア語で日本人だけでなく、世界各国のガイドたちが受ける難関らしい。


私の知人(イタリア人フランス人ハーフ)の母親(フランス人)で、50代でガイドの勉強を始め、試験に合格し、60代でバリバリの現役ガイドをしている人がいる。イタリア人とフランス人両方の。一度会ったことがあるのだけど、ものすごくパワフルな人だった。夜にも車飛ばして遠出したりするとか。


ツアー客からすれば、どういうガイドさんが求められるか、とすると「話が面白ければいいのか」「知識が豊富な人がいいのか」とか、いろいろだろうけれど、ベテランのガイドさんたちにも更なる「勉強」や「試験」という裏があったのだなあ、と改めて思ったのでした。