語呂合わせ

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日本語って数字で語呂合わせができるから、電話番号を文章にして覚えたり、歴史年代を覚えたり、究極は掛け算の九九、あれは語呂合わせとは言わないかもしれなけど、子どもの頃、丸暗記した九九はどれほど役にたっていることか。


他の言語でも掛け算は覚えるけど、日本の九九のような言い回しで覚えるわけではないから、自然にすらすら出てくるとは限らないらしい。


もちろん、人によるし、計算が速いイタリア人もいるし、電話番号などの数字を暗記するのが得意なイタリア人もいるけど、日本の語呂合わせ的な暗記の仕方って、独特なんじゃないか、と気がついた。

だったら、日本語の数字の語呂合わせや九九ってすごいことなんじゃないか、と思う。

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赤いトレビの泉

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trevi

トレビの泉の水が真っ赤になるという事件が起きた。

何か塗料がもれたのか、とか調べられたようなのだけど、結局「未来派」と訳していいのか、とあるグループ?のローマシネマ祭を記念するしわざだという。しわざ、というのは誰から頼まれたわけでもない、勝手な行動だったらしい。

スキャンダラス的とも言えるこの赤、でもニュースのインタビューなどで見る限り、「ポップアート」として、市民や関係者も好意的な様子。ちょっと意外。

古いもの賛歌のローマに一撃、なのか。(せめて赤じゃなかったら私も好意的に見たいところですが)


最近はローマのあちこちの像にも真っ赤に塗られたり、落書きがされたり、ということが起こっているのだけど、それも好意的に見てよいのでしょうか。


赤い水が何の被害も与えないのなら、一時的に人々を楽しませてよかったのかもしれないけど、像は....物、古いもの、人が作った物、に対しての尊厳が足りないのではないか、と物が物だけにぞっとしてしまうのですが...

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ミラネーゼの悩み

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ミラネーゼのLちゃん(一度、このブログにも登場したことあるけど、昔のことなので、覚えている人はいるでしょうか?)が、今、ローマに住んでいるというので、2年ぶりに会った。


仕事で昇進してローマに来たらしく、お給料も平均イタリア人より2倍くらいもらっていて、イタリア人の大半の悩みは「生活苦」ではないか、というレベルからすると、Lちゃんはその点、恵まれているにも関わらず、「ストレス」で疲れきっている、という。

人の悩みは他人からは計り難い。


ローマに来てまもなく新車は盗難されるわ、いろいろとうまくいかないことが続き「ローマはどうしてこんなに、物事が運ばないの、災難はあるし、ローマ人は荒いし、ミラノはもっといろんなことが順調に進むのに。」と。

ストレスのため、もう何ヶ月も生理が止まっているとか。(2-3キロは痩せたらしいけど、激やせしたわけでもないし、ちゃんと食べているのに、と)


「あなたは、日本からローマに来て、よくやってるわねー、私はミラノ-ローマで、こんなになっているのに、日本からすると、ずいぶん違うでしょう?」と感心されてしまった。

「確かに、ミラノや北のほうが、ローマより日本の感覚に近くて、物事がスムーズに運ぶかもしれないね。ローマは本当に私も大変だし、特に来た当初は言葉の問題だけでなく、誰も知っている人がいなかったから、もっと大変だったけど、でも、最初から「こんなもんだ」と思っていたから,,,,いちいち日本と比較してられない。」と言っておきました。


実際はよく比較して「日本だったら」とか思うこともありますが。

Lちゃんがローマの生活にも慣れ、ストレスを乗り切りって元気になってほしいです。

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地下鉄災難

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昨日のローマの交通は大変でした。

といっても、しょっちゅう渋滞やストで止まったりしてるじゃない、と言いたいところですが、予期せず、地下鉄が2-3時間ずつ、2度にわたってストップしてしまったのです。それも朝の通勤時と夕方の6時すぎから終日

(ストのときは前に連絡があるし)


地下鉄が突然、「動かないので、バスを利用してください」ということになり、そのバスが待てども待てども来ない。1時間してやっと来たのが満員(当然)で、ドアもあけてもらえず、通り過ぎ....


夕方は、まさか、と思ったのだけどこれも同じく、で、当然、バスは混雑するわ、皆がいろいろ聞くので、運転手は苛立っているわ、「このバスはどこどこに行きますか?」とか聞いているだけなのに、そんなに怒鳴り返さなくてもいいだろうに、と思うのですが。


なので、たくさん、歩きました。

今日の新聞にも「多くの人が足で歩くことになった。」と。本当、満員のバスに乗り込むのって、満員の電車よりも気が滅入ります。

乗客は地下鉄バスサービスに不平不満を言いつつも、わりと皆おだやかで、知らない人同士も「災難だよねー、今日は。」とか「そこに行くのだったら、どこどこで降りて、何番に乗り換えるといいよ。」とか和気あいあいとしていたのが救いです。


何でも、ストップの原因は朝のが「電気の故障」で(でも別の記事には人が死亡したためともあった。)夕方のが「人が自殺したため」だとか。多分、自殺であろう、と。


日本のように飛び込み自殺が頻繁にあって、何事もなかったかのように「人身事故のため、数分遅れています」というのも異常だけど、そういうことに慣れていないイタリアでは、地下鉄が3時間(終日)ストップにもなってしまうのでした。平和といえば、平和なのかもしれません。

この先、こういうことがないことを祈ります。




おつり

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リラからユーロになったばかりの頃、スーパーなどで買い物をして、例えば、16.5ユーロだったりすると、20ユーロ札とユーロコインを渡そうとしたら「20で足りている。これはいらない」と2ユーロコインを返されたりしたものだった。せっかく、お釣が便利なようにあげているのに、そこまで頭がまわらないのか、じゃらじゃらとコインでお釣をもらうことに。


でも、ユーロ導入1年くらいもすると、お釣を出すまえに「小銭ある?」と聞かれるようになった。

どこでも、イタリア中のお店、飲食店、両替店も小銭が不足し、銀行に両替に行っても、小銭がなかったりするらしい。

小額の買い物なのに、100ユーロ札などを出すと、「細かいのない?」と言われるだけでなく、あからさまに嫌がられることもある。

200ユーロや500ユーロは滅多に見ない。私たち庶民の間に浸透していないだけか....。


日本人が本屋で8ユーロの本を買って、10ユーロを出したら、お釣をくれなかったらしい。(コインが不足していたのかもしれない)

「お釣ください」というと、やっとくれたのだけど、よく見ると1.5ユーロだったとか。

まあいいか、とあきらめたそうだけど、正確にお釣をくれて当然、という日本の感覚からすると、「信じられなかった」と、言っていた。


ありがちな話かも、と思ったけど、本屋みたいな堅気な店で、そんなことするんだ、というのがちょっと意外でした。



コネと信頼

イタリアはコネ社会だという話は何度も書いたけど、就職や進学だけに限ったことではない。

歯医者や病院にかかるにも、家を買うにも家の改築や水道工事、修理をするにも、なんだかすべてがコネでまわっているようなのだ。


知り合いの紹介で医者にかかったり、エアコンや水道の修理を頼んだりするのと、行き当たりばったりで電話帳などで探すのとでは、値段も仕事のできも全然、違ったりするし。その点日本は信頼が行き届いているように感じます。仕事として。


だから、皆、何かあると「こういうことをしたいのだけど、誰か、いい情報、知らない?」という話題は絶えないし、適当な人に頼んだ仕事は適当な仕事で、壊されたうえここが壊れているから動かなかったんだ。新しい部品が必要だったからいくら」と相当にふっかけた値段を請求されることも多々あるらしい。


友人が友人から紹介されたという水道屋を頼んだのだけど、仕事途中のまま、何日もほったらかしで、別の現場に行ってしまったらしく、彼らの友人関係まで危うくなりかけたり。


また、修復の世界では工房のチーフはスタッフに別の現場を紹介するとき、「私の紹介とは言わないでね。」と釘を押すのだという。「ここで働けないかしら?」とだけ言うのよ、と。


人の仕事にまで、責任を持ちたくないから、でしょうか.....自分の仕事にも責任を持てない人が多いのがイタリア人ですが。




ビールの値段

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今日のMetroに載っていた記事。

ビールの世界値段比較。どこで買うか飲むかによって価格は変わってくるだろうから、一応参考まで。


世界20カ国(日本は入っていない)のうち、一番安かったのはブラジル

ビール0.5リットル75セント。(1ユーロは現在約165円)イタリアは4ユーロ

スペインは80セント、ポルトガルは1.2ユーロと安いのに対して、フランスは6.1ユーロ、スイスは5.25ユーロと、イタリアよりも高い。

その他、アメリカ4.4ユーロ、香港1.1ユーロ、韓国2.5ユーロ、メキシコ1.69ユーロ、フィンランド4.5ユーロ、ロシア2ユーロ、チリ1.2ユーロ、などなど....


イタリアは高いと思う。私の感想では、フランスもイタリアもワインの国なので、ビールの消費量が少なく、ビール業界も日本みたいに工夫や思考を凝らしたり価格競争にかけたりすることもなく、昔ながらのビールを値段だけ毎年つりあげているのかもしれない......



過去の関連記事  イタリアのビール


深夜の禁酒法

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イタリアは法律で、深夜2時以降食店でアルコールを売ってはいけないことになりました。


何でも、交通事故の主なる原因が飲酒運転、それも若者の深夜の運転の割合がすごく高いらしいのです。アルコールだけじゃなくて、ドラッグも含まれているようですが。


路上で店から出てきて車に乗込もうとするところを、飲酒しているか、取り締まりなどもしていたらしいのですが、あまり効き目がなかったのでしょう。ついに、法律でアルコール禁止になってしまうとは。深夜2時以降の話なので、そんなに夜遊びしない私的には関係のない話ですけど。

サクランボの樹脂

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前回の椅子シリーズに引き続いて、現在は屏風の修復をしているのですが、ちょっと「これをこうしたいときは、どうしたらよいのだろう?」という疑問がわいたので、3年半前まで通っていた修復学校に電話してみた。

以前、卒業した者ですが、木材修復の先生だったB先生と連絡をとりたいんですが、電話番号教えてもらえますか?」と受付けに伝えたら

ああ、彼なら、今ここにいるよ、待ってて」と言われて、すぐに電話口にB先生が出てくれた。


3年前に先生の授業をとっていたんですけど、覚えてますか?

もちろん

今、家具の修復をしていて、質問したいことがあるので、写真持っていくので、アドバイスもらえますか?

いいよ。僕は何曜日と何曜日の午前中、ここの学校にいるから、写真、持ってくるといい。来る前に連絡して。電話番号は....


ということになり、3年半ぶりに学校に足を踏み入れた。ちょっと緊張。(卒業後しばらく修復から遠ざかっていたからか)

受付けの人も、用務員の人もB先生も「チャオ!元気?」と、まあ、3年半など何もなかったかのように相変わらずだったので、なんか、いいなあ、と気持ちもほぐれ、先生は「そういう場合は、サクランボの樹脂を使うといいよ。」とアドバイスしてくれた。売っている場所も教えてくれた。


行き付けの画材店で「サクランボの樹脂ってありますか?」と聞くと

「え?何それ?粉末なの?」と知らない様子。

「私が見たのは固形だったけど」....


後日、B先生紹介の店に行くことにした。

ここがまた、住所をたどって着いてみると、住宅地にあり、どこにも店らしきものがない。

その番地に行くと店の名前のインターフォンがあったので、鳴らしてみると、ガレージの扉らしき鉄格子がザーっと開いた。

中を歩いていくと、それこそガレージみたいなところに、セメント袋(本当は中身は別の物でしょうけど)らしき大きな袋が積み重なっていて、お皿やガラス瓶に様々な粉末を入れて並べてあって、おおー、ここは普通の画材屋とは違うぞ、という雰囲気の店なのだった。超マニアックなので気軽には入れない....

そこでサクランボの樹脂をゲットし、早速試してみたら、なんかいい感じです。


困ったときに相談できるB先生とつながりができたことで、かなり心強いです。屏風の修復結果は後日またアップします。