15分で戻ります?

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昼休みに写真屋に現像をしに持って行ったらドアが閉まっていて「15分以内に戻る」と書いてありました。
.....ここでイタリアについてかなり学んだ読者の皆様はオチが分かってしまったかもしれませんが。......


15分といえば、今出たばかりで15分後なのか、もう時間がたったところで、そろそろ戻って来るころなのか?

しょうがないので、しばらくその辺をぶらぶらして、15-20分後に戻ってみると、待っている人は増えているものの、相変わらず閉まっています。

その後、10分ほど待ってみたけど、私の昼休みが終わっちゃうので、あきらめて帰ったのでした。


5時間後、仕事帰りにまた寄ってみると(ここが職場に近くて1-2時間で仕上げてくれるので便利なのです)、なんと相変わらず「15分以内」の張り紙のまま!

イタリア人が「ちょっと15分待って」というとき、30分、1時間になることが往々にしてあるけど、5時間以上だったら最初から「15分」なんて、書かなければいいのに、と。

皆、見た人は「閉まってるから帰る」か「15分くらいだったら待つか」と待つものの、「来ないじゃん」とあきらめて帰ったのではないでしょうか。


もし、現像したのをどうしても今日取りたかった人とか、困っただろうと思うのですが、私の場合、15分後も5時間後も「やっぱり、予想はしていたよ。」というところでした。明日、再チャレンジです。

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近所の騒音

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イタリア人友人たちが「近所迷惑」について語り合っていた。


私の家の下に住んでいた人って、ちょっとうるさいとすぐに苦情を言いにやってきたもんだわ。しかも毎回。
(彼女はしょちゅう友達を家に呼び、夜1時2時までガンガン音楽ならしてパーティーしていたのだから、仕方ないでしょう。下の住民としては、「いいかげん言わなくても分かってほしい。」というところだったと思う。


また別の男性は
妹が家に来ていたとき、夜遅く帰ってきてたのだけど、ヒールの足音がうるさいって、棒で壁をドンドンってつつかれるんだ。玄関から部屋に行くまでの間だよ?
夜の2時に、まるでそれまで待っていて、待ってましたとばかりにいきなりつつかれるんだから...
寝ていたんだったら、そこまで素早く行動するわけないよ。棒を片手に、待っていたとしか思えない。他にやることないのか、って思ったよ。

まあ、イタリア人はこういう「愚痴」の類の話題でも面白おかしく、物まねしながら、まわりを笑わせながら話す。かなり演技派だと思う。


いっぽう日本では玄関で靴を脱ぐけど、くつをを履いたまま床を歩くと、ヒールの場合、けっこう音がするのは確かだ。
寝ているところを起こされるほどではないけど、「あー、帰ってきたんだな」「もうすぐ出かけるな。」と、足音でわかることってあるから。
かといって、大騒ぎをしているわけでもないのに、足音くらいで苦情するのも、どうか、と思えるけど。


他人の音に敏感な人が自分の音にも気をつけるとは限らない。自分は騒音して気にならない人が、他人の音にも寛容だとは限らない。

これが例えばきれい好きの人の場合、人の「散らかし」「汚れ」が気になる人って、自分はきちんときれいに片づけていたりするし、きれい好きじゃない人の場合、余所が散らかっていても気にならない。

視覚と聴覚の差、なのだろうか?目よりも耳の方が余計「不快」を感じやすいとか。人によるとも思うけど、イタリア人って小さな音はあまり聞こえないのか、と思うことがあります。(しゃべる声も大、テレビのボリュームも大...)

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ナポリのゴミ問題2

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ついにアメーバニュース にまでなってしまうほど、有名になってしまったようです。


このところ、毎日のように新聞各紙にも「アラーム!」と取り上げられているナポリのゴミ問題。Kndchkさんナポリの惨状 という記事を書かれていましたし、今さら私が取り上げることでもないか、とも思ったのですけど、問題提起は拡大したほうがいいか、と思ったので「またか」と思われるかたも多いかと予想の上で、しつこいですけど、続けます。

なんでもゴミ処理場建設にはマフィアがからんでいるとか。政府も手を出せないってことでしょうか?さすがイタリア。


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以前、記事にしたこともあったけど(ナポリのごみ問題1 )、それから数カ月、ゴミ問題は解決どころか、何も手を打たれないまま、ますます深刻な状況となっているのです。とてもナポリ。


rifiuti2


あまりの腐敗臭に、ごみに火をつける市民、学校は閉鎖、ネズミがあちこちに発生しているとも。

今では「ナポリを脱出したい」と言っていた、ナポリ人家族の気持ちもわかります。

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電子レンジ

日本に電子レンジが普及してたぶん、30年くらいはたつのではないでしょうか。普通、どこの家庭にもあるでしょう?


イタリアも、確かに普及してきたけど、(たぶんここ数年)冷蔵庫やテレビのように電子レンジがある、というわけでもなく、あるところもあれば、ないところも多い、多分、ないところの方が多いのではないでしょうか。そんなに高いわけではないのだけど、「レンジなし」の生活に慣れているから、別に必要としていない、というか。(あったら便利なんですけどね)


あっても、あまり活用されてないような。


日本のように「レンジでチンするだけ」で、すぐに食べれる食品も売ってないし、「熱燗」もないし。


余分に作っておいて、冷凍して、使うとき「レンジで解凍」して、という「時間節約、手際のよい」料理法って、とても賢いと思うのだけど、イタリア人はまだ、そこまでレンジを使いこなしている人は少ないように思います。


でも、実のところは、レンジを使った料理より、コンロで時間をかけて作った料理のほうが、おいしいのは確かですけど。


印刷ミス?発見

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popolo

地下鉄の駅に張ってあったポスター。

確か、専門学校のポスターだったと思う。


住所にPiazza del PolPolo って、POPOLOの間違いでは?

ポポロ広場といえば、そこんじょそこらの広場とは違う。ローマを代表する歴史ある場所だ。

昔、すべての道がローマに続いていた頃、ローマの入り口、ローマの門がある広場であり、今でも新年を始め、イベントごとの度に人々が大集合する大事な場所だ。

なのに「ポルポロ広場」だって......それも、新聞などの印刷ミスならともかく、何か月も多くの人の目にさらされるポスターだというのに。


もしかして、別にPOLPOLO広場なるものがあるのか、と思って調べてみたけど、もちろんありませんでした。


日本ではおびただしい種類の栄養滋養強壮剤ドリンクがあるけど、イタリアにはその手の物はない。


イタリア人には必要ないのかも。なくても元気。残業徹夜とかしない。(普通、定時には帰る)

仕事が予定より遅れても気にしない。(言い訳するだけ)

日本も昔はなかったわけだし、ないならなくても済まされるものだし、お世話になっている人はそれに依存することによって、習癖になる怖れもあることだし。

日本のCMや店頭に並ぶドリンクに「当たり前」のような感覚になって。
それはそれで便利なありがたい存在かもしれないけど(すごく疲れたときとか、風邪の前触れとか、あったらいいなあ、と思うから)。

ないならなくて、済むものなので、日本の状況も「ちょっと異常だ」と思えるのです。すべて経済効果につながっている、だけなんでしょうけど。

脱酸素剤

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日本のお菓子などに「食べられません」と書かれてよく入っているシリカゲルなどの乾燥剤、脱酸素剤、イタリアにはない。

「これ、何?」と必ず言われる。説明すると「すっごーい!」と感動される。

日本はキャンディー袋やスナック菓子にも入っていて、当たり前のように感じているけど、湿気の多い日本ならではの発明品かもしれない。
開封して、その存在にすら、あってもなくても気づかないほどの物なのに。

あるいは、もしかしたら、密封しているのに、わざわざ必要なのか?ということも考えられるのだけど。

グッチのお店で

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コンドッティ通りのグッチのお店で泥棒2人組が逮捕された、と今日の各誌に載っていた。


捕まってみれば、この2人の女性、81歳79歳のおばあちゃん姉妹。きれいな身だしなみの一見上品そうなイタリア人。

二人は常習犯だったらしく、家宅捜査をされるとグッチ、プラダ、フェンディといったブランド商品のオンパレードが見つかり、それでも2人は「もらった物だ」と主張したとかしているとか。


私も今まであったり聞いたりした泥棒スリからして外国人というイメージが強かったのだけど、イタリア人のそれも高齢の女性がそんなことするんだ、と思ってしまった。


バールで働く知人とこの話をすると

「するよー、イタリア人の泥棒、多いよ。それも皆、お金持っている人たちだよ。コーヒー頼んで、ちょっと目を離すすきができると、お菓子なんか、しょっちゅう盗まれる。」

という。


バールのような、顔なじみになるような「いつも行くところ」でもスリをするなんて。

だからイタリア人は基本的に誰でも信用するということをせず、家族経営が多く、コネ社会から抜け切れないのかもしれない。.....と、いつもと同じところに結論が来てしまった。






プライド

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今頃、ですが、日本で以前ヒットしたというテレビドラマ「プライド」を見ました。


キムタクは相変わらず、というか、ますますかっこいいですね。


こういうドラマってイタリアにはないなあ、とけっこう引き込まれて見てしまいました。

こういうドラマ、というのは....

「友情物語、スポーツを通じての友情恋愛ドラマ、尊敬する先輩、(←こういう上下関係はイタリアではないかも)。登場人物一人一人が視聴者が共感できる弱さを持っている....」といったこと。


イタリアのドラマは単純明快なものが多く、「これでもか、と不幸が続くメロドラマ」とか「浮気な男に振り回される女たち」とか「いい人と悪い人が出てきて、悪い人はいい人の邪魔ばかりする」とか、うーん、日本でも昔はそういうドラマが主流の時代もあったとも言えるのでしょうけど。


日本のドラマの「素直な心を伝えきれずに、見ているほうがもどかしい」という形はイタリア人には共感しにくいかもしれない。


そしてこの「プライド」、男同士だとあそこまで腹を割って話をして、自分をさらけ出して相手の心にもぐさっとくる言葉を言い合っているのに、男女になると、どうして見栄をはったり、強がったり、素直になれないんでしょう。見ていて本当にもどかしい。


古き良き女」、あれは、若くてきれいな女性という前提の上での「男の理想」じゃないでしょうか。

あんまり美しくない、あるいは年もいった女が同じことしても、あまり評価はされない気がします。(所詮、ドラマの話ですけどね)


それから本当に「古き良き女」だったら「ゲームで彼氏の帰って来るまでの間、付き合おうよ。」と言われてもOKしないと思うのですよね。そのへんが今時の女、というか、男にとって都合のいい理想の女、というか....。(私って相当古い?)


友情、恋愛、夢、情熱、いろいろ盛りだくさんで楽しめました。


「生ぬるいのは嫌いだ」という言葉、心に響きました。ついつい、怠惰に流されることって、ありがちですから。本当に毎日努力している人だけが言える言葉だと思います。






サンタンジェロ城

今、サンタンジェロ城 で16-17世紀のイタリア美術展をやっているというポスターを偶然見たので、期間中に行けたらいいな、と思っていたら、今日は国立美術館が無料になるというので、行ってきました。


イタリア各地から取り寄せられた絵画の数々、なぜか、古代ローマの壷なども一緒に展示されていたり、20世紀の絵もちょっとだけあったりして、展示の適当さ、も感じたのだけど、城の中だし、置くところがなかったんでしょう、と。

やはり、迫力があって印象的だったのはグイド・レーニのサン・ミケーレ↓


reni

普段はローマ、ヴェネト通りのの骸骨寺で有名な教会の中にあります。

このグイド・レーニもボローニャ出身。前回のカラッチ兄弟 の設立したアカデミアの出身なのです。

他の絵もよかったのだけど、絵が展示されている部屋の壁と天井が全部フレスコ画で、そちらも楽しめました。


santangelo2

修復されているのだけど、修復後の色が極端に薄いのです。もともと、絵の具は乾くと明度が落ちるから、彩色するときちょっと明るめの色を塗ったりするのだけど、それにしても薄い。修復した後、時間がたって色が落ちてしまったのか?わざとこのくらい明るくしたのか?それともまだ修復途中?そんなことを考えてしまいました。

ダヴィンチ・コードでも舞台になった、このサンタンジェロ城、昔の戦車やら武器やら、昔のローマ法王(クレメンテ7世、在位1523-1534)が使った(かもしれない)お風呂?まであって.....


santangelo1

眺めもいいし、お薦めです。