イギリス人って

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聞いた話なのだけど。


イギリスに住む日本人がイタリアに遊びに来て、「何て、イタリア料理はおいしいの」と感激して(食べ物がまずいと有名なイギリス在ですから)お土産にモッツァレッラチーズを買って帰り、イギリス人に食べさせ

「ね、おいしいでしょう?」と共感を求めたら

今まで、食べたことない味なので、比較できない。」と言われたのだという。


でなくて、で食べてるんか?」と。

「今まで食べたことない味」については「おいしい」とか「まずい」とかの判断外なのか?

だから、外国の料理に興味を持つこともなく、まずいと言われるイギリス料理だけを食べ続けても「何がまずいのか、おいしいのか」という判断の感覚さえないのかもしれない。


そういう人は料理だけでなく、いろんなことに対して、例えば、自分と違った感覚や考え方に対しての興味とかもなさそうで、つまらないだろうねえ、という話になったのでした。


別の話ですが、イタリア在のイギリス人の台詞。

「イギリスにだって、おいしい物はあるよ。レストランに行けば。イタリアンでしょ、チャイニーズでしょ、日本料理もあるし、フレンチもあるし....」


がんばれ、イギリス人。



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美容院のお客様

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美容院で働いている知人に聞いた話。


ある日の夕方、婦人のお客が来た。見なりは普通というより、おしゃれをしている方と見受けられ、髪のシャンプー、カット、ヘアカラーだけでなく、ネイルの方もばっちりというフルコースでのご注文。


夕方ということもあり、子どもから「おかあさーん、まだー?」という電話はかかるわ「ちょっと、今、お客さんがいるからね、ちょっと待っててね。」となだめたり、旦那に子どものことを頼む電話したりしながら、髪担当の人とネイル担当の人で、ようやく、終わらせた。


すると、客のシニョーラ、「金がない。」という。しかも、全然、最初から......


女乞食だったのだ。

「お金、持ってないもの、払えないわ。どうすればいいっていうの?」と開き直る。


従業員の夫がたまたま店に通りかかり「どうしたの?何?なんだとー?警察よんでやる。」ということになって、警察が来たのだけど、おしゃれした女乞食「だって、払えないものは払えないわ。お金、ないんだもの。」で、警察もどうすることもできない。

他の店でもこういう手口で食い逃げなどの常習犯だったとみえる。


それで、女乞食は釈放され、一生懸命働いた美容師たちは、苦労が水の泡になったのだという。


普通、乞食やジプシー、浮浪者たちは、それらしき格好をしているものなのだけど、着飾っておしゃれして、全く普通のシニョーラだと、疑わなかったのだという。

恐るべし、イタリアの乞食たち.....

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日本の古いアニメ、例えば「アルプスの少女ハイジ」だとか「ルパン3世」とかをイタリアの小さな子どもが知っていたりして、「今もテレビでやってるよ」というので、日本のアニメ文化にびっくりすることが多い。


30代のイタリア人女性から「私は子どものとき、キャンディ・キャンディが大好きだったけど、あれ日本のだったのね、知らなかった。」と言われたこともある。


たまに、テレビをつけたときに「あ、これ日本のだ。」とわかることはあっても、アニメに詳しくないので、何をやっているか、紹介できないんだけど。

イタリアに来たばかりの頃は、テレビで日本のアニメキャラがイタリア語をしゃべってるのが、妙に感じたりもした。


お昼に(自作の)おにぎりを食べていたら、「あー、それアニメで見たことある。何?スシ?」と言われたこともある。

もう何年も放映されているらしい「釣りキチ三平」でよくおにぎりを食べるシーンがあるらしい。

のりそのものがイタリアでは珍しいので、知っている料理と言えば「スシ」しかないのだろう。

その寿司さえも食べたことがないイタリア人に寿司とおにぎりの違いを説明しても、(お米に酢が入っているかとか、おにぎりのほうが庶民的でとか)いまいち、ピンと来ないようなのも、もどかしいのであった。


バールなんかでパニーニ、サンドイッチ感覚でおにぎりを売ったら売れると思うのだけど。






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Little Miss Sunshine

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Little miss


とにかく面白かったです。

ゲイで失恋し、仕事も首になり、自殺未遂する弟、口を聞くことをやめた15才の息子、「人生は勝つか負けるかだ!勝つための法則は...」とすべてがこの調子の夫、ドラッグやるわ、不良のおじいちゃん、7才の娘がカリフォルニアの美少女コンテストに出場するために、なぜかこのバラバラな家族が一緒に行くことになって....


途中途中でも笑うシーンはあったのですが、最後が大爆笑。もともとネガティブなシチュエーション、その上不幸な事件も起きてしまうのに、どうして、ここまで笑えるのか、と思うほど。(おじいちゃんと娘の役柄ならではなのですが)

映画館を出たイタリア人も皆「よかったよねー、面白かったねー。」と口々に言い合ってました。


お勧めです。


Little Miss Sunshine


携帯マナー

以前、i-modeデビュー で、イタリアの携帯電話事情を紹介したように、ようやく最近、いろんな機能がついた携帯電話が普及してきた。は、いいのだけど....


音楽が聞ける携帯を(自慢したいのか)かなり大きな音量でイアホンもつけず、音楽聞きながら歩いていたり、電車やバスに乗っている人ってけっこう目に付く。イタリア人は若い10代くらいのグループ、それとインド系の外国人も。


日本は「マナーモード」というのが徹底しているけど、イタリアは話すのは当たり前、(慣れてるので、よほど大声でない限り、私は気にならない)でも、音楽までガンガンとは.....迷惑そうな顔でにらんで見ても、彼らは人から見られるのが快感なのかもしれない。喧嘩をうりたくもないので、「あー、うるさいな」と日本語で言ってるだけなのですが、他の(大人の)イタリア人たちは不快に思わないのかしら?音に対して鈍感(普段から大きな音量に慣れている)なのかな?と思えるのです。

地下鉄事故

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地下鉄事故、こんな大事故になってショックです。


事故のあった火曜日朝、私はいつもより早く出勤しなくてはならず、何事もなかったのですが(それでなくても事故現場の駅は通勤時には利用しないのですけど)事故前に同じ地下鉄A線を利用してきた同僚たちが

「各駅で長く止まって、遅くなったよ。故障ですって降ろされるかと思った。」(そういうことはときどきある)とか

電気がついたり消えたり、駅でもないのに途中で止まったり、時間かけるからいつもより更に満員で大変だったよ。」と口々に言いながら来た、その10-20分後に事故は起きたようです。


「事故で地下鉄が止まってるらしいよ。死者も出てるらしい。」と聞いて、皆の無事を確認したりしたのでした。


それでもイタリアの交通麻痺は日常茶飯事なので、地下鉄が1日なかろうと、バスで時間をかけて帰るのには、皆、慣れているのです。


日本では大きく報道されたらしいですけど、イタリアでは当日、翌日のトップニュースにはなってましたけど、もともとニュースの時間って短くて、19日朝はアフガニスタンで拉致されているイタリア人男性のニュースのほうが重視されていた感があります。

原因だって事件当日は「不明」で通して翌日「スピードが出ていた」という乗客の証言や「信号はだった」とか「自動停止になるはずのシステムが作動しなかったのでは」とか、曖昧なまま。

新聞でも「今後地下鉄に乗るのは恐いですか?」とか犠牲者の女性について(快活で優秀だったらしい可愛い30才の女性で、本当に残念です)の記事があっても、事故の原因については、まだはっきり報道されていない模様....運転手もずっとショック状態で「何も覚えていない」らしいのです。


被害にあった人は本当に大変だったと思うし、重傷の数人のうちの一人は日本人女性だというので、他人事だとは思えません。

イタリアでは負傷者の名前までは報道されず「日本人女性重傷」だけなので「大丈夫だった?」という連絡をもらうと心配してくれたんだ、ありがたいなあ、と思わずにはいられませんでした。日本人友人も皆、そういう連絡が次々に来たと言っていました。


「テロじゃなくてよかった」という人もいるけど、避けられるべきことが起きた、という分、やりきれない感があります。


同僚たちが証言しているように、事故の前に既に地下鉄は電気が消えたり、進まなかったり、とおかしな動きをしていたわけで、単なる運転のミスではなく、その列車だけがおかしかったわけでもなく、地下鉄のシステムそのものが故障していたと思えてなりません。それがわかっていながらだましだまし、まだ大丈夫、まだ大丈夫、と運転を続けた結果起こった事故なのでは、と思えるのです。


今は通常通り動いていますが、各駅で安全チェックでもしているのか、やたらと長い時間とまり、間引き運転でもしているのか、と思えるほど、なかなか来ないので、いつにも増してラッシュのように感じました。


イタリアでは誰も責任をたらいまわしにしている感があるのですが、この事故に関しては地下鉄会社ATACがどこまで真相を明らかにして、今後の対応が気になります。


夜は9時が終電で、年に何度もストライキしていて、こんなに休んでいる地下鉄も世界にはないと思うのに、安全点検はしてないのでしょうか.....










勘違い

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ローマは今、国際映画祭で世界の映画スターたちがローマに来ているという。

ショーン・コネリーが挨拶したとか、ニコール・キッドマンが到着したとか、ロバート・デニーロ、ハリソン・フォード、レオナルド・デカプリオ、マーチン・スコセッシュ監督.....


日本人友人の話なのだけど、カフェ・グレコから「明日、日本人が来るので、通訳をしてほしい。15分ほどなので仕事を抜け出してくれないか。」と頼まれたらしい。(職場が近所なので)

前日からカフェに予約するなんて、ただの旅行客ではない

「映画祭だし、日本の俳優が来るんでは?誰だろう、わあ、ドキドキ」と、カフェに行ってみたら.....

普通のおじさん(彼女の表現)と女の人がいて、日本でカフェ・グレコという名前で経営しているカフェのオーナーだったという。
15分のはずの予定が1時間半も彼らの商売の話につきあわされて、ようするにカフェ・グレコとのビジネス商談だったのだという。(しかも通訳代無料)


「コーヒー1杯を注文するくらいなら、通訳なんていらないし、日本の大物俳優が何かするんだったら、通訳ぐらいついてくるだろうし、考えてみれば、妙な話だった。」
時期が映画祭と重なったこともあっておきた勘違い話でした。

Cirque Eloize / NOMADE

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nomade

ショーというか、お芝居というか、サーカスというか、大道芸人というか.....

アクロバットの曲芸が次々と繰り広げられ、背景や音楽も素晴らしくて、時々コメディーも入り、あっというまに時間がたちました。


「すごーい」と言いたくなる様々な場面があって、空中で回ったり、くねくね柔らかくなったり、腕だけで空中で体を支えて演技をしたり、とか人の体はこんなにまでなるのか、という感動とともに、どの場面をとっても美しく、単なる曲芸ではなくダンスやミュージカルでもないアートサーカスとでもいうか。

そこまで至るまでの、彼らの日々の努力(それも才能ある人が努力を続けた結果の賜物でしょう)と彼ら全体のコラボレーション(アイススケートのペアのような息の合わせ方、しかも大人数)が感じられて、「あー、おもしろかった」という以上の「人間ってすごいな。」と思わせる、見ている者に元気を与える公演でした。


NOMADE

夜にバスの始発ターミナルで、まだ出発までは時間があるけど、本でも読んで待とうと、既に来ていたバスに乗り込んだときのこと。


中に入った途端、大声で怒鳴っている声がした。最初は客同士か客と運転手かと思った。そういうことって、よくあるから。やだなあ、こんなうるさい怒鳴り声の中で本なんて読みたくない、でも外は寒いし、少しは乗客にも気遣えよー、とわざとのぞいて見たけど、私の存在なんか、目に入らぬ様子。


怒鳴っているのは、バス運転手の制服を着た男性で、運転席に向かって一方的に怒っている


「同僚?上司が部下に説教?そんなの見たことないぞ。(文句を言われて口答えしないイタリア人は見たことがない。仕事の関係でも家族でも男女間でも友人間でも学校でも....)そもそもイタリア人って仕事に対しての責任がいいかげんだし、こんなに熱くなって怒るなんて、どんなミスでもしたのか...」と思って、聞き耳をたてたわけではないのだけど、あまりにも大声だから、後部席にいて耳をふさいでも入ってくるのです。


それで何気に聞いていると、怒鳴っている男は運転席に対して、女性形を使って話している。

「ってことは、運転席にいるのは女?女の運転手?で、彼とはプライベートに付き合ってことね。こんな痴話げんか、外でしてよー」と思って....(やっぱり仕事の話じゃなかった。イタリア人がこんなに激怒してるから、プライベートだとは思ったんだけどさ)


「オレはね、古い男だからね、携帯のメールでチマチマやるのなんか、嫌いなんだ。もう、食べた?とかどーでもいいことをいちいちメールで打って、何が楽しいんだ?え?会って話せることだったら、直に会って、しゃべればいいだろ?だから、こうして面と向かっておまえに話してるだろ?え?違うか?何、泣いてるんだ?言いたいことがあったら話せばいいだろ? もう3年も付き合ってるのに、そんなことがわからないのか?明日から1日300通のメールを送ってやるよ。そしたらおまえ、うれしいか?」......



ずっと聞いていたわけじゃありません。(ばかばかしくて聞いてられません)。でも、そういうことをいつまでも怒鳴り続けていたわけです。

バスの始発の時間ぎりぎり前になって、運転席から人が出てきて、怒鳴っていた男性と一緒に歩いていってしまった姿を見たら........だったのです。


ってことはゲイのカップルの痴話げんを目撃というか、ずーっと聞いていたわけね。最近イタリア人のゲイの人は見ただけやちょっとしゃべりを聞いただけですぐ分かることが多かったんだけど、今回は分からなかったわ。何せ、一人は姿も声もなかったし。


まもなくして、始発の時間を7-8分過ぎたころ、無言だった方の運転手が戻ってきて(仲直りしたのでしょう)無事、出発したのでした。