いよいよ8月

この週末で7月も終わり、来週からは8月、ということは、イタリアではバカンスシーズンになる。7月は毎週末のように、海や山に行って、ボーとしているイタリア人も、この週末で仕事収め、長期の休暇に突入の人が増える。ローマの町はがらーん、となる。

でも今イタリアは経済的に物価高なので、今年はバカンスに行く人が減っているのだとか。おうちでのんびり、海に行く程度、とか。

海や山にセカンドハウスを持っているイタリア人は多い。日本で別荘というと、すごくお金持ちのイメージがあるけど、イタリアは普通に持っている気がする。そういうところでのんびりするイタリア人も多い。昔は不動産も今と違って、高くなかったのだろう。

多少無理してでも、バカンスに行かないと、生きた心地がしないらしく、行く人たちもまた多いようだけど。観光地のレストランやお店でさえ1ヶ月閉めたりしている。


バス地下鉄の定期券を買ったら

「8月も働くのかい?大変だねー。」と言われた。

夏、働く人と長期バカンスに行く人たち、ある意味、階級が違うのを感じるときだったりする。

もちろん、皆がそうではないのだけど....




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COME VA

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"COME VA"というイタリア情報誌(月間日本語新聞)がある。イタリア在の日本人の記事や日本在のイタリア人の記事、日本のニュース、イタリアのニュース、イタリア旅行した方からからの投稿、求人不動産情報、広告(在伊日本人のための店とか)など、8ページながら、情報満載で面白い。
今月号では、「テディベアになった教皇」(ドイツでは法王のテディベアが265個限定で発売された)とか「イタリアには耳掻きがない」とか「在伊日本人がロンドンで見かけたイタリア人の様子(邪魔になってイギリス人に迷惑がられていた話)」とか何といっても「そうそう、これ」と思ったのが「イタリアで見つけた変な日本語」。
写真つきで見せられないのが残念ですが、変な意味ない日本語がプリントされているTシャツとか。
私もローマで見つけてそのうち記事にしようっと。
COME VAはローマではローマ三越とか日本食レストラントレビのインターネットカフェなどで無料で手に入ります。(あれば)

年間の郵送サービスは日本からも申込みができ(4300円)興味のある方は、comeva@nipponclub.it  まで、お問い合わせしてみてください。


ところで、"Come va?"って「元気?」ということなんだけど、イタリアではほぼ挨拶代わりに、「チャオ、コメヴァ?」と言う。
で、多少、健康に問題があっても、プライベートに問題があっても「元気?」と聞かれると「元気」と答えるのがイタリア語なのだ(と、前回のCome Vaに書いてあった。)
日本語で例えば元気度70%くらいで「まあ、まあ」(関西で言う"ぼちぼち"?)と言うとして、イタリア語でそれにあたる「Cosi cosi」というときは50%かそれ以下で...と。(詳細は覚えていない)
私の印象では「どうかしたの?何があったの?」と訳を聞いてほしいとき(話したいとき)「cosi cosi」と言い、それは「ねえ、聞いてよ。」と同じことで、それ以外、話すのが面倒なとき、話す相手ではないときは「元気」と言っているような気がする。どんなに熱があっても、トラブルを抱えていても。


アメリカでは初対面のスーパーのレジの人まで「How are you?」と聞いてくるし、アメリカ人客はイタリアのお店に入っても「Hi, How are you?」といって来る。
「あなたに元気?って言われてもねえ、元気としか言いようがないじゃない。」と思うのだけど、挨拶とは言え、形骸化してしまうと、沈黙を避けるためだけにあるのか、と思えてくる。


ついでにイタリア語で「元気ですよ」にあたるのは「Bene」「Va bene」の他に「Tutto posto ;トゥットポスト」という言い方をするのだけど、直訳すると「すべてが位置にある」つまり、すべてがあるべき位置にあり、問題がない、ということか。
きちんと整理整頓、整備された様子はイタリアっぽくなーい、と思ってしまう。

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本人が自分のことをネタにしなよ、というので書きます。

A君は給料は月250ユーロという少なさだけど、一見いい男だし、弁護士だし、日本に興味があって、川端、三島から村上春樹まで読んでいるし、知識も豊富でユーモアもある。下ネタも連発する。でも彼女はいない。
彼が言うには
「日本人女の子に憧れていたんだけど、日本人の女の子って、どうしてこうもあっさり貞操を簡単に差し出すんだろうね。はい、どうぞって、簡単すぎて、好きになる気持ち以前に冷めてしまうよ。イタリア人女は一見、体の露出は多いし、日本人より上品には見えないけど、彼女らはそう簡単には落ちないよ。」と。
「でも、日本人は、別に今、君のことを彼女にしたいとは思っていない。」と言ったとたん、あるいは誘惑を受け入れなかったりすると、
「じゃあ、さよなら。」と言われ、友達としてさえ、ぷっつり切れて連絡さえ途絶えてしまうのだと。
彼が出会った日本人は「イタリア人の彼氏がほしい」女性がほとんどで(私はそうは思わないけど、というか思いたくない。皆、イタリアの文化などに興味を持って、イタリアに留学したりがんばってイタリア生活しているはずだ!?)
「あなたのことは、全然男としては興味ないし、考え方も同意できないことが多いけど、友達だとは思っているよ。」という私は例外の日本人らしい。
そういうA君も日本人の女の子としばらくつきあって一緒に暮らしてもいたのだけど、別れたらしく(もっとお金持ちのイタリア人彼氏を見つけてふられたらしい)
「日本人はもうたくさん、友達としても、もう、いらない。日本人なんか嫌いだ。僕とは根本的に合わないんだよ。」とまで言ってたくせに、私がブログを書いている話をすると
「僕のメールアドレスと写真をのせて、日本人からメールが来るように、紹介してよ。お願い!」と言い出す始末。懲りない奴だ....

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necropoli1 necropoli2

修復前 修復後

行っていました!
本当に感動しました。こんなにすごいのに、ガイドにも載ってなくて、イタリア人も存在さえ知らない人が多くて、あんまり公開しちゃいけないのかなあ、とも思うのだけど、私の見た聞いた範囲内で公開いたします。


前回、巨大な古墳都市、と書いてしまったけど、私の誤解で、実際は寺院の敷地内に収まる墓地でした。これは現在の寺院から入る過去の法王のお墓(グロッタのさらに地下に位置します。


一見カタコンベのようなのだけど、もともとは地上に作られたキリスト教信者(または異教徒のも)の貴族の墓地2世紀から4世紀初め)だったのが、コスタンティヌス帝時代4世紀)にサン・ピエトロ(=聖ペテロ)の殉教の地に聖堂を作る際、遺体をアッピア街道から移し、墓地はそのまま埋められ(掘ってではなく、上に土をかぶせて地上を高くする工事)作られたのが現在のサンピエトロ寺院の原型となる聖堂。これは現在のグロッタ(または複数形でグロッテ)と呼ばれる法王のお墓がある層、つまり、現在の大聖堂の地下にあたります。
ようするに現在の大聖堂はその後、ブラマンテやミケランジェロの時代にさらにその上に作られた、ということですね。


1940年、グロッタでピオ11世の墓を建設中、偶然このローマ時代の墓の跡が発見され、ピオ12世の命により発掘が進められます。(1939-1949、第二次世界大戦中)
ここには古代ローマ時代の家族の墓や、(名前、年を記した物、とってもリアリティあり、小さな子供の棺も。)2世紀からのレンガ、フレスコ画、スタッコ装飾、モザイク、等、すべてオリジナル、もう、ぞくぞくしました。

「ここの部分は世紀で、ここは世紀、あそこは中世の大理石、ここは1940年代の壁です。」なんてふうに。

現在もまだ発掘は完成していなくて、土がむきだしの部分があり、まだ何が出てくるかわからないと。

一番、驚いたのが、聖ペテロ(=サン・ピエトロ)のお墓。これはグロッタのそれのそのまま真下にあたるのだけど、1941年、ひっかき文字のたくさん書かれた壁の下の棺にミイラ(という言葉は使われず、体、と案内ガイドは言ったのだけど、遺体というべきか)が発見され、法王でもないのに大人物並の埋葬、その年代、推定年齢、風貌による人物特定、何といってもそこに書かれた「ペテロ、ここに」というギリシャ語によって、聖ペテロそのもののではないか、という可能性大、ということらしいのです。(100%確実ではないけど、そうであろう、と)
で、そのミイラは現在もそのままそこに眠っている....って、これってすごすぎませんか?

見学は約1時間半、そんなに広くないのだけど、ものすごく詳しく説明してくれて、専門用語羅列のイタリア語に質問を入れる隙もないほどガイドはしゃべり続けていました。(隙をついて何度か質問しましたが) 1度に約12人、と聞いていたけど、今日は6人で、人1人入れる狭いところから見る細部まで、ゆっくり見れてラッキーでした。今日の見学希望者がたまたま少なかったのかもしれません。次のグループはアメリカ人たちが10人以上いたけど、私たちの40分か45分ほど後に入って来ていたから、1日の見学者はそんなに多くないはずです。人数制限があるらしいので。


連絡先は下記。
Fabbrica di San Pietro
scavi@fsp.va
fax(06-69885518)
入場料10ユーロ(当日その場で支払い)

名前、人数(15才以上、それ以下の場合は許可をもらう必要がある)、希望日時、言語(残念ながら日本語はありません。イタリア語と英語の他は何語ガイドがあるのかも不明)を書いて申し込みます。
申し込んですぐに「受け付けられましたが、毎日何万人もの希望があるので、こちらから折り返し連絡します。」という自動返信メールが届いたので「えー、ってことは何ヶ月も先とか。」と思ったけど2週間後くらいの日で予約がとれました。
英語の場合はもっと混んでいるのかどうか、よくわからないけど、今日明日の予約は難しいと思うので、できるだけ早く予約をとるといいと思います。
イタリア語も英語も(あるのかわかりませんがドイツ語もフランス語もスペイン語も)全くわからない、という人は、あきらめてください、といいたいところですが、言葉はわからなくても、見るだけの価値はあると思います。独断ですが。
誰かイタリア語か英語のできる日本人を同時通訳に、ということもガイドがしゃべり続けるあの状況では無理だと思われます。チケットの裏にも「ガイドの説明を中断させるような邪魔はしないでください。」と注意書きが書いてあるし。(イタリア人は人の話を聞かないから?)
私も全部完璧に理解できたわけではなく、イタリア語やイタリア史の知識にもっと詳しければ、もっと堪能できたのに、と。
まあ、それでも充分楽しみました。興奮、冷めやらぬ、といった感じです。


私がここに紹介したせいで、日本人の見学希望者が増えたら、ただでさえ人数制限しているのに困るのかなあ。
でも、この感動を1人でとっておくのはもったいないので、書かずにはいられません。
もしかしたら、私が過大評価しているだけで、本当はたいしたことないから、有名じゃないのかもしれませんが、まだ有名じゃないだけで、今だから予約がとれやすいのかもしれません。本当に私的には、お薦めです。


ちなみに上の写真はここ からコピーしました。詳しい説明もついています。(イタリア語)

イタリアで働く5

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友人のイタリア人弁護士、(30か31才くらい)の給料を聞いてびっくり。

250ユーロだという。(4万円以下)

!!!!!!!

試験にも合格したし、がんばって、いずれは給料が上がるのを待っていたけど、いつまでたってもあがらない、これでは家賃にも満たない、いつまでたっても親に送金を頼まなければいけない。


そのうち別の事務所を見つけるて転職する予定だという。現在は離婚問題ばかりを相手にしているので、仕事が終わっても気分が明るく晴れない、とも。まあそれは弁護士である以上、仕方のないことだとしても。

クライアントや事務所にもよるのだろうけど、いずれにしても、弁護士の給料というのは、そんなに高くないらしい。


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イタリアで働く2

イタリアで働く4


イタリアでお店でのサービスが悪いという話をバーゲンの話のときに書いたけど、以前働いていたお店のことで思い出したことがある。


スポーツ店でサッカーのユニフォームなどを売っている店だったのだけど、当時30歳のオーナーと午後だけバイトの私、最初、全然値段を教えてくれないので困った。
でも、それは彼が人によって値段を変えているからなのだった。


別にぼったくりしているわけでなく、一番高い値段でも他店とひけをとらないのだけど、相手がイタリア人のとき、外国人でも感じのよい愛嬌のある人のとき、可愛い女の子のとき(!)値引きしたりしていたのだった。


私はとりあえず、最高価格を覚え、彼のいるところでは許可をとってから値引きしたり、(いないところでは適当に)という、何とも適当なやり方だった。


日本では傷物として売れないようなのも平気で売るのでびっくりしたのだけど、イタリアのお店って、普通にそうだったりする。(観光客相手の店は特に)

商品チェックの意識が日本ほど厳しくないのではないか。客もお店も、作る側も。


その逆で、今でも覚えている、ある出来事がある。
日本人の男の子2人組が来て、うち1人がユーヴェのトレーニングウェア上下を買おうとしたのだけど、試着してみると、上はLでちょうどいいのだけど、下は長すぎ、Mでぴったり。逆に上、Mを着ると袖が短い....ようするに体型のバランスの問題。
「上Lで下Mで売ってもらうことってできませんよね。」と言われ
「それはできませんね。残りが売れなくなっちゃうから。」と答えると、横で聞いていたオーナー
「どうしたの?」というので事情を説明すると
「わかるよ。すごく気持ちがわかる。よし、上L、下Mで売ってあげよう。」と、売ってしまった。
下Lの足の長さの人は絶対上Mでは袖が短すぎるはず、残りがセットでは売れるわけない。


その後、その残りの行方は覚えていないけど、たぶん、バラで売ったのでしょう。
本当にいいかげん...だけど、こんなふうにときどき客の味方の人もいるってことを言いたかったのでした。

ニコラウス5世礼拝堂

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ニコラつながりで思い出したので、もう1件。
ニコラウス5世礼拝堂はバチカン美術館の中にある。場所はラファエッロの間を通り、キアロスクーリの間から入室できる小さな礼拝堂。
名前は15世紀にニコラウスV世が私的な礼拝堂として使われたことに由来する。
さて、ここにはフラ・アンジェリコのフレスコ画がある。それも壁全面、天井も、これが素晴らしくて。
(私はフレスコ画が大好きなのです)
ミケランジェロのような圧巻、迫力、はないものの、フラ・アンジェリコの繊細さ、美しい色(この場合青が印象的)... 実は、この礼拝堂、普通はなぜか立入禁止。もったいない。
私はバチカン修復研修中に、見せてもらったのだけど、感動して、またお願いして見せてもらったり。

入り口に鍵を持った監視人がいるので、もし、周りに人がほとんどいなかったら(ということ自体難しいだろうけど)「どうしても中が見たい、私はフラ・アンジェリコが大好きで」とか「日本から見にきたのに、見られないなんて残念すぎる。素晴らしいと聞いている」「お願い、見せて。」と頼めば見せてもらえるかもしれません。

nicola


トレンティーノの聖ニコラ展 を見てきた。

イタリア語ではNicola、日本語では、ニコラ、ニコラウス、ニコロ、とかいろいろ言うけど、今回はニコラで通します。


聖ニコラと聞いて、世界的に一番有名なのは、サンタクロースの語源となった、サント・ニコラウス。彼は世紀の聖人で、子どもを生き返らせたり、様々な奇跡を行ったことから、子供の守護聖人として、また遺骨はイタリアの南部バリにあることから、バリのニコラと呼ばれている。
今回のトレンティーノのニコラは13世紀後半(1245頃-1305)の人で、名前は前記の聖人の名前に由来している。
トレンティーノはイタリアの東部マルケ(Marche)地方にある町。
晩年そこに定住したことから、前記のニコラと区別するためにトレンティーノのニコラ、と呼ばれる。
この聖ニコラも病人を癒したり、と奇跡を起こし、数々の絵や像のモチーフになっている。
特徴は百合の花を持っていたり、胸に太陽のような輝く星が描かれたり。
イタリアでは美術史で見る限り、こちらの聖ニコラのほうが有名ではないかと思う。


今回はその聖ニコラを描いた絵や像の展覧会なのだったけど、これが14世紀から20世紀に渡るまでの時代を超えた作家や画法によるもので、大作が多く、見ごたえがあった。
テンペラ板絵から、油絵、木彫....それもイタリア各地のみならず、アメリカやヨーロッパ所蔵の分も集められての「聖ニコラ大集合」!
修復の跡をチェックできるほど、近づいて見れたし、人もいなくてガラガラだったので(あまり知られてないらしい)堪能しました。場所はサン・ピエトロ寺院の南側脇にある"Braccio di Carlo Magno Vaticano"。
ここではよく展覧会をやっているのだけど、バチカン美術館だけでも見きれないくらいなのに別の入場料まで払って隣まで見ようという人はいないからか、展覧会に当たり外れがあるからか。(今回私的にはよかったけど)
ついでに聖ニコラにあやかって、良いことがおこれば.....いいなあ。

知る人多いだろうけど

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国際電話カード


もう何年も前からあるし、イタリアだけでなく、今ではヨーロッパ・アメリカ、たぶん他の国々でも常識なので書く必要もないかもしれないけど、便利になったなあ、といつも感謝しているので、書くことにします。


このカードのお陰で、5ユーロ(現在約700円)でイタリア-日本、時間くらい話せるのだから。(以前は1時間くらいだったのだけど、どんどん新しいのが出て進化している様子)


使い方
1.カード裏に書いてある電話番号に電話する。

公衆電話からの場合でも、コインもテレフォンカードも不要。(以前は必要だった。戻ってきていたにしても)
2.裏を削ったところに書いてある暗証番号をダイヤルする
3.電話かけたい番号に電話する。日本の場合81のあと頭の0を除いた通常の番号(東京の場合、81-3-1234-5678といった具合)

私が日本に電話するのに最近使っているのは「Black&Yellow」というのだけど、お得なカードは移り変わりが激しいので、買うとき、「日本にかけるための国際電話カード」と言えば、適当なのをくれるでしょう。
タバコ屋や駅の売店、また街角でも買えます。一度使うと、期限は1ヶ月とか2ヶ月。

日本でも使ったことはないけど見たことはあるので、存在はしているのだろうけど、こんなに普及していないし、日本も国際電話が安くなったとはいえ、まだまだ外国に比べると高いと思う。
ちなみに5ユーロでヨーロッパ内とアメリカ、カナダは時間くらい話せるカードもあるのです。市内電話より安い!

バーゲンにて

最近、夏のバーゲンの最中。
どの店も賑わっている。初日にはブランド店では行列が出来て人数制限して入れている様子。それでも、人がいっぱいになって大変だとか。
普通のお店でも人はいつもより多い。
気がついたのが、夏のバーゲンなのに、作の売れ残りも(どさくさにまぎれて)いっしょにバーゲンしている。

ある靴屋で、バーゲンで買った靴が、翌年、値引き前の価格で売られているのを見て、えー、買っといてよかった、と思ったこともある。

ある店での出来事。

イタリア人のシニョーラ(婦人)が服を試着したのだけど、「思ったのと違ったから、買わない。」と言ったところ、店の店員が
「買わないなら、さっさと置いて、とっとと出て行って。」と。
イタリアではお客様は神様ではない。働くほうも、忙しくて、買わない客に丁寧に接客してられないのも事実。(私の経験上、買わない客に対応するのはバカ扱いされる)
でも、その言い方はとっても失礼だった。イタリア人同士でもそうなのだから、客が日本人の場合は何と言われているか....気にしないのが一番なんだけど、愛想よくしておくと、対応もよい。
日本人の感覚からすると、なんで客のほうが、愛想よくしなくちゃいけないの?ってところなんだけど、これがお店の対応に大きく差が出るのだから。

昼休み中、バーゲンのぞいたりするとき、黒い制服のまま、バッグも持たずにいるから、他の客からお店の人と間違えられて、よく質問される。
「私も客なんですけど。」