ジェラシー、といっても男女間のものではない。


友人のイタリア人(女性)はかなり大きなオフィスに派遣社員で働いていた。時給幾ら、契約何ヶ月でそのつど更新というかたちで、イタリア人の平均よりは多少高いお給料だったらしい。
この度、彼女は新しい職場が決り、それも彼女の専門分野での正社員。お給料含めた条件も、もちろん良くなる、という。
どうやって見つけたか、というと、知り合いのつて。イタリアはこれしかない

30代後半にして、10年以上かけて働きながら大学を卒業し、やっと自分の専門分野で自分のやりたい仕事につけた彼女、気持ちがわかるだけに、本当に「おめでとう!」と言いたい。

彼女がその話を私たち友人にしていると、そのうちの1人が
「その話、今の職場の人には、話したらだめだよ。」という。すると他の皆も
「ダメ、ダメ。皆、やっかむから。」
というので、へええ、と思った。


ここで、「人の幸運をやっかむなんて、どこも同じね」と思うか「やはりラテン系は嫉妬深いのか」と思うか、は自由だけど。


転職、栄転を知られたところで、やきもちやかれたところで、彼女を阻むものは何もない。
でも、もしそのジェラシーというマイナスのエネルギーが起こったとき、彼女の身に何か作用するのかもしれない、とも思った。
例えば美人で仕事も順調、特に女優さんなんか、目立つ職業の人たちは、そんなマイナスパワーバシバシ受け取っているんじゃないか、と思うけど、それを跳ね返すだけのパワーがあるからやっていけるんじゃないかな。
もっとも、結果としてはマイナスのエネルギーを抱いた本人自身へ「マイナスなこと」は戻ってくるのだろうけど。


ということはその逆もしかり。
プラスな感情を抱くこと、がすべての始まりとなる。(であろう)



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洗浄

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写真はサン・ピエトロの近くにある、サンタ・マリア・トラスポンティーナ教会のフレスコ画修復のときのもの。
修復の過程で「洗浄」。溶剤(場合によって色々種類がある)をのせ、汚れをとる。
洗浄は修復の中でも特に楽しい過程だ。また、やり直しの効かない作業なので、慎重にやらなければいけないのだけど。
元のオリジナルの色が姿を出すと、ゾクゾクゾクっとして、感動が体中を走る。(特にフレスコ画は)
あーこれがやりたかったんだ、と思う。
あっという間に時間がたつ。
これが仕事にできたら本望なんだけどなあ。

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贈り物

今回じゃないけど、一昨年前の誕生日で友人たちにTシャツをもらったことがある。
「このサイズでよかった?色もデザインも気にいってくれた?もし、サイズが合わなかったり気に入らなかったりしたら交換しに行くから、遠慮なく言ってね。」と言われた。
何の問題もなかったので、ありがたくいただいたのだけど、この「気に入らないから交換」ってこと、実はけっこうあるらしい。

イタリア人はよくプレゼント交換をする。誕生日、クリスマス、何かのお祝い。結婚のお祝いも現金じゃなく品物だったり。
見ていてもちろん「けっこう、いいものあげるんだなあ。」と思うこともあるけど、中には「本当に全部気に入っているのかしら。」と思うときもある。(私がプレゼントした物も含めて)
私自身、もらったものの、しまったまま、使わない物も中にはあるし。

働いているお店で、ある日、客が「これ、もらったんだけど、ここのお店の商品らしいわ。気に入らないから他のと交換してくれる?もっと高いの買うから、差額払うわ。」と言われたときがあった。
アクセサリーだったのでOKということだったのだけど、これがTシャツとかの場合も店によっては、前記のように交換できるらしい。


引き出物用専用の、といっても、結婚するカップル贈るインテリア小物を扱う店がある。
カップルは前もって、友人同士のプレゼントがだぶったりしないようにリスト(お店のカタログ)を友人に配布して「これがほしい。」と言ったりするそうだ。
それでも、「思っていたのと違う。プレゼントされたけど気に入らない。」と交換返品にくる客は後をたたない(というか、とても多い)らしい。


人にプレゼントする物を選ぶのってけっこう大変だ。色々趣味があるし。物だけに、気に入らないからといって捨てるわけにもいかないし。
アメリカインディアンにとって物を贈るというのは、「自分の心を差し出す(だったかな?)」という大変な意味があるので、とても象徴的な深い行いであると、読んだことがある。
それに比べてイタリアは「ありがとう。何て素敵なの!とってもうれしい」と言いながら、そのあと「気に入らない」とか「交換に行く」とか、があるなあ、と思うときがある。
日本人はイタリア人のように「物」でプレゼントするより「今日は奢るよ。」で済ましたり「商品券」や「ビール券」なんて物があったり、便利だけど、「どんな物が気に入ってくれるかな」と考えるイタリア式のほうが、人間味はある気はする。合理的ではないけれど。


今回の誕生日プレゼントは友人たちから鍋やフライパンなど、キッチン用品でした。ありがたい。
いよいよもうすぐ、引越しです。

関連記事 家の改築

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ティラミスを作る

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本を見ながらティラミスを作った。
インターネットで「ティラミス」と検索するとたくさん日本のサイトでもレシピ出てきたけど、生クリームとかバニラエッセンスとかいろいろ入って、スポンジケーキを作るとか複雑で、イタリアのレシピのほうがずっと簡単シンプルなので紹介します。

下記レシピ(6人分)
卵3個、砂糖さじ3杯、マスカルポーネチーズ300g、サボイビスケット(細長い軽いビスケット)200g、エスプレッソコーヒーカップ3杯(ってことは200-250ccくらい?イタリアのレシピって分量も適当....)ココアパウダー

1).卵を黄身、卵白に分け、黄身に砂糖を入れ、それぞれをよーく攪拌する。(といっても卵白は角が立つほどでなくてもいい。泡立つ程度)
2).マスカルポーネチーズを黄身に入れ、よく混ぜ、卵白も加えて更に混ぜる。(マスカルポーネがない場合、クリームチーズでよいと思う)
3).サボイビスケット(なければ、適当なあまり甘くない、軽いビスケット、またはスポンジケーキでよいと思う)を適当な大きさ(1口大)に切って、コーヒーをしみ込ませる。
4).型に3)と2)を交互に2層ずつ入れ、冷蔵庫で2時間以上冷やす。
5).表面にココアパウダーをかけてできあがり。


(かっこ)は本には書いてない、私の意見。参考までに。写真はちょうどレシピの6人分くらい。
加熱しないので、おいしい卵を使うのがポイントでしょう。

今回はこの2.5倍くらいの材料で、ブランデーやシナモンも入れて作ってみた。好評でした。
というわけで、私の誕生日だったのです。イタリアは本人が提供する習慣なので。

ちなみに、ティラミス、イタリア語では語尾上がり、ス、にアクセント。

病院での伝染病感染の問題

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今日のフリーペーパー「Leggo」によると
「イタリア、病院での伝染病感染、年間450,000-700,000人、死亡者7,000人、その数、交通事故の死亡者に匹敵する。病院での感染の問題は深刻である。」
とあった。
「病院殺人」という見出しのフリーペーパーの言うことはは女性週刊誌ほどの信憑性しかないとしても。(でも名前入りでローマの伝染病機関の行った調査分析による、と書いてあるし)
やはり、イタリアの病院は怖い。


過去記事 入院したときの話

恋愛頭脳

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トレンチおじさん のBlogで恋愛頭脳 というサイトを知りました。自分がどのくらい社会からズレた恋愛観を持っているか、知ることができます。


さぞ、現実離れしていることかと思いきや、やってみると私は「適」!14段階中4番目、という”まともな""バランスのとれた""好感のもてる"恋愛観だという結果に。あくまでも恋愛観ですからね。建前ってことでしょう。(現実は...秘密)

選択枝の中から選ぶから、強引に答えをチェックした感じだったので、けっこう当り障りのない答を選んだらそういう結果でした。

また恋愛成績表や他人鑑定、性格判断など揃ったトップページはこちら 。まだやってないけど、色々楽しそうです。

蛇足:私との相性まで、こちら で見れます。(こんなくだらないことまで、できるんですね。)

イタリアで働く 2

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日本の某企業よりイタリアに駐在で来て働いている人たちがいる。
彼らは店で売り子をしているような私たちに比べると、ずっといいお給料をもらってはいるのだけど....
ハードらしい。
聞くところによると、毎日ほとんど徹夜状態で、数日で数時間しか寝ていないとか。
そのくらいなら日本でもある話かもしれない。
でも、日本みたいな居酒屋とかカラオケとかその他、遊びに行けるようなところもなく(パブやディスコはあるけど...それ以前に時間がないって)、寮も同僚の日本人。(その仲間と気が合わなければ最悪?)

イタリアにいるのに、イタリアの不便にふりまわされはしても、イタリアを楽しむ暇もなく、日本のような遊びもできず、イタリア人の友達もできず、日本の友達からは遠ざかり(もちろんこんなブログを読んだり書いたりする暇もないであろう)、ノイローゼ気味な人もいるんだとか。
その某企業では駐在者、皆、独身。既婚者も離婚してしまったとか。

色々個人の問題もあるとは思うし、せっかくのイタリア駐在をプラス志向に考えることだって、できるはず。
ただ、イタリアで働くって大変だ、ってことに変りはない。
続く...


過去記事 イタリアで働く 1

クリントンを見のがす

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昨日21日、クリントン元米大統領がローマに来た。ブランド品店でお買い物していたらしい。(ヒラリー婦人はいなかったとか)
同僚が握手してもらった、という。
私が「値札付け」という地道な仕事をしているときに。
せめて見に行こうと、コンドッティ通りを見てみると、もう人だかりで皆カメラを高くあげ、パトカーまで出ている状態だったので、見れなかった。
前回も、前ローマ法王、ヨハネパオロ2世が崩御の際も、葬儀の前日にコンドッティでお買い物していた。
今回は何しにきたのだろう?ローマで何かあったのかな?それとも、ただのお買い物????

黒いお菓子

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liqui1   liqui2


イタリアのお菓子(嗜好品)の一つ「リクリツィア」
Liquirizia、辞書でひくと「(植)カンゾウ、(薬)甘草」とある。
植物のエキスでできた黒いお菓子。
イタリアだけでなく他のヨーロッパ諸国にもあるかもしれない。

左写真のようにキャンディーみたいなものもあれば、右のようにゼリー(ゴム)みたいなのもある。
また細長かったり、くるくる渦巻きになったものもある。
味は独特の苦甘さ。
日本人は苦手な人も多いらしいのだけど、私は大好き。
食べ出したらとまらなくなる病み付きもの。(なので、できるだけ控えている)。
一度お試しあれ。