ローマの大晦日

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オフィス勤めの人たちは、24日から1月の6-10くらいまで休みなのだけど、お店の仕事はクリスマスイブも大晦日も変わりない。
お正月は今年はたまたま土日だから、1,2日休み。それだけ。
日本人の方が、冬休みでたくさん旅行に来ているぞ。
紅白もおせち料理も初詣もない、休みさえ、土日だけなんで、あんまりお正月という気がしないのだけど、無事2005年を迎えられて、それだけでも幸運だと思う。
今回のインドネシア津波災害について思うと、あけまして、おめでとう、とさえ、のん気に言っていられない、気がする。
「神」という言葉をどうしても考える。人は「Grazie a Dio、神のお陰で」という言葉をしょっちゅう使い、いたるところに教会があり、そこにいるのはイタリアの場合、イエスキリストという姿を借りた神だ。日本の神社と姿形が違うだけで。そして神は時に無慈悲だ。
どこで何を食べようと、どこで今年の祈願をしようと、結局は自分次第、いやそれさえ奢りであって、最終的には神(運命)に任せるしかない。
2004年に感謝、と、新たな2005年がよりよい年になりますよう。
(そういえば、平成は何年になるんでしょうか。干支は何になるんでしょうか....)
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僧侶ののど

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Cちゃんたちとパスタを作った。"Strozza dei preti" 直訳すると「僧侶ののど」という名前で、ローマ料理だという。
「Strozza」は、辞書によると「(俗)のど」とあり、動詞「strozzare」は「絞め殺す、のどにつかえる、窒息する」とある。
どうして、そういう名前になったのかは、昔、僧侶が食べていたからだとか、僧侶がこれを食べてのどにつかえていた、とか、真相は確かではない。
作り方は、いたって簡単。
小麦粉(イタリアでは00、ピザやお菓子に使うのと同じなので、薄力粉でよいと思います)に塩を溶かしたお湯を入れて適当な硬さになるまでこねる。(しっかりこねるのがポイント)
適当な大きさに切って、小麦粉をかけたまな板か何かの上で、手でのばす。(10-15cmくらい、太さはけっこう太め、鉛筆くらい)
あとは、普通のパスタと同じでゆでて(太さにもよるけど、3-5分でいいみたい)お好みの味付けで。
今回は、生のポルチーニきのこのトマトソース味で食べた。唐辛子入りのオリーブオイルも手作りで。
(イタリア料理にありがちだけど)とっても素朴な味なんだけど、思ったような、コクコクした感触はなくて、素直に「おいしい」と言いたくなるような味です。
昔は、貧しい人の食事だったそう。何しろ、小麦粉と水だけだから。でも、今は、手間ひまをかけて、贅沢な料理になってしまって。
時間があるとき、どうぞ。とっても簡単だから。
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Lサイズの人々

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私の靴のサイズは日本では22か22.5、イタリアでは34か35になる。
日本でも、「小さいサイズ」のコーナーは21や21.5で普通の靴は23くらいから、22.5なんて、あまりなくて大変だった。
イタリアで34というと子どもサイズで、かっこいいヒールのオトナの靴なんて、まず、ない。
こんなにウィンドーには素敵な靴がたくさん飾ってあるにもかかわらず、だ。
普通、靴屋に置いてあるのは36からで、35でさえ稀だ。
「35ある?」と言うと、「36からしかないけど、試してみたら?」と持ってくる。試すときもあるけど、たいてい断ると、怪訝な顔をされる。35だって大きいくらいなんだから...
以前、スポーツショップのお店で働いていたとき(ローマで最初のバイト先)サッカーのオリジナルユニフォーム等を売っていた。
客が「Lサイズがほしい。」と言うけど、在庫はXLやXXLばかり。といっても、ストレッチ素材なので、そんなに大きくなくて、かえって超オデブちゃん用のユニフォームなんて存在しないのだ。
サッカー選手が実際に着ているものなんだから、普通の服のXXLとはわけが違う。で、XLやXXLを薦めると、例えどう見ても、そのサイズの人でも「いやいや、XLなんて、僕には大きすぎる、Lがないなら、いらない。」と断る人もいる。(まるで、わたしが36の靴をはかずに断るように。でも、それとは違うでしょう)
更には、試着して、ぴったりなのに、「大きすぎる、僕はLがほしいんだ。」ときかない。普通Lサイズを着ている人は、XLの服を買うということ自体、太ったみたいな気がして、自尊心が許さないのだろうか。
そんなこともあって、「Lはありません。」と口には出さず、最初からXL、あるいはXXLを出して試着させ、そのまま売ってしまう、ということをしていた。オーナーなんか、試着させる前に、サイズのタグをはさみで切ってしまったりもしていた。そこまで、見えないサイズを気にするか。
(するらしい。)そうするとLだと信じて買うのだから、不思議だ。
お子様サイズの私には理解不能の心理。
最もイタリアのサイズなんていいかげんだから、書いてあるサイズより、試着か、見ただけの自分の目を信用するのが1番なんだけどね。
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郵便泥棒

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日本人の友達が日本から荷物が届いたらしいのだけど、不在で受け取れなかったという。
家には管理人がいたのだけど、追加支払いの20ユーロかいくらかを、払えなくて、返したらしい。
管理人と仲良くなるにも、賄賂(というと言葉が悪いけど、ちょっとしたお金とか)をやったりするそうだ。そうしないと、追加料金有無に関わらず、荷物を預かってもくれないらしい。それで何万円も送料かけて送った荷物が日本に返品されることもあるという。
で、彼女は今、不在届に書いてある配達会社の連絡先に電話して、(クリスマス中は3日間もちろんつながらず)やっとつながったと思ったら、取りにいかなければならず、そこがまたバスを乗り継いでもさらにバスも通らない辺鄙なところで、車で送ってくれる人がいるといいんだけど、平日の昼間にそんな人も見つからず、困っている。
今私が住んでいるところも管理人はいないので、バスを2本乗り継いで、取りに行ったことがある。(中国のDVDもそうだった。)届かなかったこともある。日本からの場合、EMS(国際郵便)で送ってもらうと、確実のようです。今のところ。
ひどいのは、普通便で送ってもらって、届かなかったこともある。CDとか。封筒は届いていたけど、破られていて、中身(指輪等)が抜き取られていたこともある。
他の日本人は、聞いた話によると、現金書留で現金を送ってもらって、中身がとられていた、という。この被害は複数の人にあるという。そんな、「現金が入ってます」だなんて、「取ってください」と言っているようなものらしい。
イタリアで普通見かける泥棒(地下鉄や道で)は移民の外国人が多いのだけど、(この話はまたいつか)イタリア人の公務員だって立派な泥棒だったりするのだから、信用できない。

ショーシャンクの空に

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DVDで「ショーシャンクの空に」を見る。(例によって中国製)
内容が重い分、最後の大逆転に感動。常に「希望」を持ち続けることの強さ。
私たちは、刑務所にいるわけでもないし、肉体的に虐待されているわけでもない。ましてや無実の罪をきせられているわけでもない。
でも、何らかの形で、思うようにことが運ばない、辛さ、苦しさ、行き詰まり、ある意味、精神的な檻の中に八方塞りでいる気持ちは誰にでもあるのではないか。(大なり小なり、時によって、人によって)
そこで、どう、感じるか。考えるか。どう、動くか。
待っているだけでは、だめなのだと、祈っているだけもだめなのだと。動かなくては。ある意味それは賭けでもあり、危険を伴うのだろうけど。
檻から抜け出そう。たとえ、どんなに時間がかかっても。

ソラリス

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クリスマス中ずっと雨。昨夜はすごい雷で、何度も目が覚めた。まだ、どしゃぶりの雨。雷。
なのに午後から仕事。家から出るのがとっても憂鬱。
こんな日に土産物買いにくる観光客なんていないと思うのに。

昨日テレビで見た「ソラリス」が夢に出てきた気がする。よく寝る前に見た映画や本が夢に出るのだ。
美しい映画だった。宇宙、何が出てきても、不思議ではない、非日常な空間。
例えそれが、イメージが現実の形となった幻の産物でも。
では、この地球にある物がすべて現実なのか?何の違いがあろう。
宇宙から見れば、私たちが現実だと信じているこの地球、この日常の日々だって、幻みたいなものだ。
美しい音楽を聞いても、何も跡には残らないように。残るのは私たちの記憶だけ。ささやかな、儚い、でも確かな。

巻き寿司

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昨日はCちゃんの家族と夕食。私は約束どおり巻き寿司を作った。
かんぴょうとかはないので、アボガドとか、サラダ菜とか、いわゆるアメリカン寿司。
もちろん25日、お店はすべて閉まっているので前日までに材料を買い揃えて。
巻き寿司って、切り口を見せると、見た目がきれいだから、面倒だけど作り甲斐がある。
Cちゃんは和食大好きで中華、エスニック何でもOKなんだけど、Cちゃんのパパは中華料理も受け付けない、寿司なんて食べたこともないイタリア人なので、大丈夫かなあ、と思っていたら、たくさん食べてくれた。
わさび、辛いよ、と言うのに、たっぷり入れるし。
その後、テレビでエディー・マーフィーの映画をやっていたので見ていたけど、疲れてきたので帰宅。
外はずっと雨のクリスマス。

大家族のクリスマス

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イブだというのに仕事。でもお昼はお店の同僚と近くのレストランで食事。(普段はお弁当持参)
Via Mario de' fiori 34, レストランの名前も番地と同じ「34」。イタリアのクリスマスは魚料理なので、前菜、パスタ、魚介類尽くし。
美味しくて雰囲気もあり、場所も静かなので、スペイン広場近辺ではお薦めの1件。(外はオープンカフェだけど、狭い通りなのに車が通るので例え夏でもお勧めしない)
夜は、大家で同居人かつ友人Cちゃんの家族と夕食。両親と兄弟だけかと思いつつ、行ってみたら親戚中が集まり、すごいことになっていた。わたしはおまけみたいな存在なんだけど。
急にCちゃんの両親の家(目の前に住んでいる)から叔父さんの家に変更になり、両家が料理を作ったものだから、前菜も数種類、パスタも2種類、(もちろん全部魚介類)その他揚げ物や野菜料理が続き、デザートは叔父さん手作りのティラミスに叔母さん手作りのパンドーロ。
イタリアのクリスマスケーキはこのパンドーロ(ドーム型のスポンジケーキ、中にクリームが入っていたりする)とパネットーネ(同じくドーム型のフルーツケーキ、私はパネットーネ派)が11月の終わりくらいから店に並び、人にあげたり、朝食に食べたりする。
既にお昼でおなか一杯になっていたのだけど、手作りとあって一通り食べた。私もコーヒーゼリーを朝から作って置いて持参した。
イタリアには売ってないので、食べたことない人が多い。人によって「こんなの食べたことない、何ておいしいの」と言われることもあるし、食べ慣れない物は受け付けないイタリア人も多いので、当たり外れはあるのだけど。
食事が済むとトンボラというビンゴに似たゲームをして遊び、1ユーロ2ユーロとか賭けて大騒ぎ。
12時すぎてプレゼント開け。クリスマスツリーの下に集まった皆の持ち寄ったプレゼントは足の踏み場もないくらい、全部で100個以上200個くらい?
それぞれが親戚中それぞれにプレゼントし、親子、夫婦(恋人)間のプレゼントの豪華なこと!服、バッグ、中にはノートブックコンピュータまであった。
皆にプレゼントが行き渡るともう1時過ぎ。
こんなに大勢でのクリスマスをイタリアで過ごすのは初めてだった。誘ってくれたCちゃんに感謝。
写真はプレセピオ。キリスト降誕の模型で、イタリア人はクリスマス近くになると家に飾る。昨日は残念ながらカメラを持っていかなかったので、これは以前ある教会で撮ったもの。
この材料の人形や動物、家などはローマでは12月にはナボーナ広場で出店が出て売っている。ナポリでは1年中売っているけど12月にはその市もあるらしい。

DVDを見る

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中国にいる妹から送ってきたDVDのうちの1つ、「聖者の眠る街」を見る。
途中から涙がとまらなかったのに、最後にやりきれなさと少しだけの希望が残る。
風邪もひいている上に泣いたので、ちょっとひどい顔。
中国はDVDがとっても安く手に入る、という。100円くらい、って言っていたっけ?海賊版というけど、画像も音声もきれいだし、メニューで字幕を選べたり、俳優のプロフィールまで見れる。表紙カバーまでついている。(しっかり日本人用のDVDが販売されているのだ。日本語、ソとンが混同されていたりして、変だけど)
オリジナルと遜色ない。
というのは、イタリアでは、路上でDVDのコピーを外国人(アフリカ人やバングラデシュ人)たちが売っているが、とてもお粗末なもので、見るに耐えない品質のだったりする。全部、というわけではないけど。
画像はモザイク、声ははっきりしない、これ、映画館でビデオとって、録画したでしょう、という感じのものだってあるのだ。(もともと、イタリアは映画もレンタルビデオショップで借りるビデオもDVDも音声吹き替えで、ハリウッドものも日本映画も全部イタリア語をしゃべっているのだけど)。
この路上で売っているコピー版は6-7ユーロで、オリジナルからすると3分の1くらいの価格で、まだDVD化されていない、映画館で始まったばっかりのとかも売っている。
それにしても中国製のDVDは立派だ。
実はローマにオリジナルで安いDVDが手に入るお店がある。4ユーロくらい。5ユーロで3本立てとかもある。それも正真正銘のオリジナルだ。
ただし、バングラデシュ人のお店なので、置いてある映画ほとんどがインド映画で、たまに英語の字幕があるものがある程度だ。あとはヒンズー語?もちろん店の中はインド人やバングラデシュ人たちばかりで、ここどこ?という感じなのだけど。
インド映画好きな方がいましたら、お薦めです。(場所は言わずと知れた、Vittorio Emanuele、ここはローマの外国人街)
この近辺は日本や中華食材が手に入るし、エスニックの民芸店などもあるのでよくぶらつくのだけど、お店に入ると、よく「あんた、フィリピーナかい?」と言われる。普通は「No」で終わりなんだけど、日本人だというと、たまに、「日本の女はいい、友達になろう、電話番号教えて。」と言ってくるスケベ親父もいるので注意。
こんな輩に「日本人の女はいい」と言わせるほど、日本の女は堕落しているのか、とがっかりする。真面目につきあったのならそういう言い方はしないはずだ。
別に人種差別しているわけではないし、イタリア人が言おうと、何人が言おうと同じことだ。ただ、そう言わせる原因を作った日本人の女たちがいることも確かなのだ。
理解できない。それこそ人種が違うと思いたい。

風邪

テーマ:
のどが痛くて朝5時に目が覚めた。昨夜から微熱っぽかったから、やばいなーという感覚。
今日はとっても寒かった。バイト先の店の中は冬でも冷房を入れているのだ。客はコートを着てくるから、暑いといけない、と。
冷房入れて、コート着て、ちょうどいいくらいの温度だから、ジャケットだけだと、もちろん寒い。
おかげですっかり風邪ひいてしまったようだ。夜、バスを待つ時間が寒いせいもあると思うけど。
クリスマスに寝込みたくはないので、薬を飲んで、今夜は早めに寝ることにする。