2014年4月30日、胃カメラを受け、それからすぐゴールデンウィークに入りました

私はクリニック勤務だったので暦通りの休み
連休に浮かれて遊びほうけてました(笑)お酒も飲んだし、夜遊びもしてました

そんなゴールデンウィークもあっという間に終わり、もちろん仕事は連休明けでめちゃくちゃ忙しくて、夕方に訪問診療を終え、ドクターと事務処理に追われていました。
正直、生検の結果どころじゃなく働いていました(笑)

そんなバタバタしている時に、師長に呼ばれました。こんな忙しい時に勘弁してよ~とかその時は思ってました(笑)

何の話かなーと思ってたら内視鏡室に連れて行かれ、私の検査をしてくれたドクターが神妙な面持ちで立っていました

あ~、こないだの検査の結果かぁ。
何もこんな忙しい時に呼ばなくてもいいのになぁ~
そんな気持ちで内視鏡室に入りました。

師長さん、泣いてる⁇

私の頭の中は⁇がいっぱい



「生検の結果、癌でした。」

確か、そんな淡白な告知だったと思います。

それからの会話は現実味がなく、正直記憶も曖昧で、どんなリアクションしたのかも覚えていません。


へぇ~、癌なのか私。

早期だよね?
内視鏡で取れるくらいよね、御飯とか今まで通り食べれるよね。
覚えてないけど、色んな事を一気に考えたと思います。

それから、しばらくして涙が出てきました。
親に連絡するように院長に言われ、涙が落ち着いてから電話をしました。

これが一番辛かった!

何て言うべきか…
癌って言ったらビックリするよな…
言いたくないなぁ。。

恐る恐る発信ボタンを押し、なるべく明るいトーンで言おうと息を飲む。

「お母さん、私こないだの胃カメラの検査の結果聞いたんだけど、癌みたいなんよね~。詳しくはまだわかんないけど、明日大きい病院に行くことなったけん、また連絡するね!大丈夫やけん、心配せんでね」

みたいに報告したと思います。
正直泣きそうでした。
早口でバァーと話して、すぐに電話を切りました。

辛かった。
お母さんは動揺しているようでした。
それもそっか。

その日は仕事もどうやって片付けたのか覚えていません。

院長からすぐに病院に行くよう言われ、バタバタと予約などをしてもらい帰宅しました。