介護をめぐる問題を検証し、質の向上や制度の充実を目指す「民主党介護を考える議員連盟」は3月31日、設立総会と第1回の勉強会を開いた。今後は参院選のマニフェストに盛り込む内容についての議論を進め、5月10日までに提言を行う方針だ。

 設立総会で会長に選出された石毛子衆院議員は、「わたしたち議員もきっちりと(介護の)課題を皆で共通認識として深め、政策の提言をしていきたい」と設立趣旨を説明した。また、今後は現場の介護従事者などからもヒアリングを行うとしたほか、障害者の介護についても議題とする意向を示した。

 総会ではこのほか、副会長に梅村聡参院議員、菊田真紀子衆院議員、園田康博衆院議員、田名部匡代衆院議員、小林千代美衆院議員、顧問に内山晃衆院議員と森ゆうこ参院議員、幹事長に郡和子衆院議員、事務局長に藤田一枝衆院議員が就任するなどの人事が承認された。

 続いて行われた勉強会では、厚生労働省老健局の大澤範恭総務課長から介護保険制度の歴史的経緯や現状などについてヒアリングを実施した。
 その後の質疑応答では、山口和之衆院議員が「民主党の中であるべき姿、しっかりしたビジョンというのができていないようにも見える。議員連盟の中であるべき姿のビジョンをつくることが大事」と指摘。また、石森久嗣衆院議員は「政権が変わったのだから、ゼロベースで変えていかないといけない」と強調した。

 次回の勉強会は4月7日に開かれ、地域包括ケアシステムなど介護をめぐる制度について厚労省からヒアリングを行う予定。


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