先生、鳥取旅行、お疲れ様でした。素敵な写真をたくさん、ありがとうございます。
 
鳥取、私も行きたくなりました~。
 
<回答>
久しぶりの「チビッ子旅行」だったよ。
お姉ちゃんがまさかの運動部で不参加だったのは少し残念だったよ。

皆さんの臨床報告も、どれもとても勉強になるものばかりで、また何度でも読み返したいと思います。ありがとうございます。
 
<回答>
ちゃこの「このシリーズ」も、間違いなくメンバーに希望を与えているよ!

 
 

すっかり遅くなりましたが、Tさんの臨床報告をさせてください。
 
施術後に大体書けていたので先週送る予定でしたが、珍しく体調を崩してしまい、遅くなりました。いつもは一晩寝ると治るのですが、ハードスケジュールの中、更にハードな旅行へ行ったために、回復まで3日ほどかかりました。
<回答>
ちゃこ先生も毎日忙しいからなぁ。
無理をしないように。


 
余談ですが、それで1年以上ぶりに体温計を使ったのですが、体温がびっくりするほど上がっていました。私の平熱は昔からかなり低くて、35度台前半です。酷い時は35.1度なんてことも。
 
今回、いつまでたっても36.6度くらいから下がらなくて、ずっと微熱が続いてるのかと思ったら、それが平熱になっていることが1週間たって確認できました!
 
これまで何を試しても上がらなかった平熱ですが、知らないうちに上がってました。
<回答>
ちなみに、私も事もの頃から低体温です。
「LOW表示」で検温できない時も。。。
うらやましい~。。。


 
それも驚くほど!やったーーー!!!どうりで元気なはずです、私!
 
これも絶対、REN空術のおかげだ!と、思ってます。
 
もちろん、色々体のために気をつけてることはあるし、いろんな要因のおかげだとは思いますが、Tさんの施術に挑みだして、そしてLを使うようになってから、ますます体調がよくなっているのはなんとなく感じていました。
 
患者さんの体を整えながら、きっと私の色々も整ってるんだと思います。
 
施術者も元気になるREN空術!本当に素晴らしいです。
<回答>
最近その「太字のフレーズ」、メンバーさんの報告でよく耳にするよね。
「L」と「定触法」のコラボで、術者の活性が上がる現象。上手く使えば、術者の健康管理の一環にもなるよね。


すいません、話がずれましたが、臨床報告です。
 
今回11回目の施術となります。
 
 
今週からようやくリハビリが始まるそうです。

 
「運転(身障者用の特別仕様車・動けなくなる直前に購入)はもうあきらめんなんかと思って。あと、歩行器みたいのを使ってでも、家の中で歩けたら、と思うがいちゃ。」

と、「絶対歩く!」と言っておられたTさんらしくない発言。

 
リハビリの先生との面談で、現実を見るように、リハビリ目標を定められたかのように思えました。

 
何とも言えない複雑な気持ちになりました。
<回答>
こういう周りからの「横やり」・・・「場」を大切にするREN空術師にとっては「痛手」だなぁ。
「医学の知識」とは、沈んでる患者さんを「励ます」事すら、タブーなんだろうか?
もう一度、Tさんの「気持ち」に「点火」出来るかどうかだよね。
 
あんなに、やる気満々だったTさんが。
 
表面上はいつも通り、明るく、なんでもないことのように話しておられるけど、声に力がありませんでした。

 
それでも私は、いつも通り、施術するだけです。

 
できるだけ変化を出してTさんを元気つけたいけど、こんな風に自分の気持ちが動いている時こそ、危ないのを経験上、なんとなく分かってきました。
 
ここで勘違いして間違えると、「REN空術」に嫌われるような気がします。
 
焦るな、何様だ、平常心、いつも通り、感情を載せるな、と自分に言い聞かせて、施術に向かいました。
<回答>
凄い「自制力」をつけたね。

ここで一気に自分の「気持ち」に呑まれてもおかしくないし、「呑まれた勢い」を使うのも「手」かもしれない。
でも、ここでちゃこ先生は「自制」して、自分の気持ちを「場」にコントロールする方を選んだわけだ。
どっちにしても、自分の「方向性を信じる事」。それができるか、どうかだよ。

 
 
1ヶ月ほど前から手や足がジンジンして熱く、いきったようになる、それがとても気になるということで、昨日から病院で新しく処方された薬(てんかんの方も処方されるような神経系の薬、とのこと)を飲みだし、少し改善された気がする、とのこと。
 
元々しもやけタイプで、手足がジンジンすることは昔からよくあったと。
 
 
 
以前は指先だけだったが、最近ではどんどんでてきて、左足はふくらはぎの方までいきるようになってきた、とのこと。

 
そのことは娘さんから数日前にメールで報告をもらっていました。

病院でも「どうも出来ない。」、「とにかく薬を出す。」といわれました、「残念です。」、と。
<回答>
「残念です。」???
そういう「残酷」なことを、平気で患者さんに話すんだなぁ。
それが「科学の常識」だとしたら、人は治りたくても治れない。
こういう言い方が「横柄」だと、断罪するなら、それは甘んじるしかない。
どうあがいても「どうにもまらない」事はたくさんあるけど、希望を持つ事まで禁じる事は、それはそれである意味「罪」だと思ってる。
ちゃこ先生も、きっとそう思ってるんだよなぁ。

 
その時から、この、「いきる」ようにちくちくと熱くなる感覚、これは何なのだろう、と考えていました。

 
寒いところにずっといて、血管が収縮していたときに、急に温かいところに来た時になる感覚と同じ、ということは、今まで収縮していた血管や神経に流れが出てきたからこその症状なのではないかと思いました。
<回答>
「肯定的な解釈」で、対抗するんだね。
それが無力なあがきだとしても、私もそれを指示するよ。


 
感覚が戻ってきたタイミングと、ふくらはぎ付近に出てきたタイミングが似ていること、指先の「いき り」は以前ほど酷くなくなって、今はふくらはぎの方がつらいこと、などから、ひとつの仮説として「縮こまっていた神経や筋肉、血流が急激に回復するときの 症状なのではないか」というお話をさせてもらいました。

私はこう思う、と。
だから、この先も徐々に上にあがるように症状がでてくるかもしれません、と。
<回答>
いい「場のつなぎ直し」だよ。
本人が気にしている「症状」を、術者の目から「読み解いて」話してあげる事は、大切だと思ってる。そういう「つながり」からつながって「症状」へ届く施術を目指す。
同じ事をしたって、効き方が違う・・・それが「場」のチカラだよね。
決して楽ではない、苦しい状況だけどちゃこ先生は「最善の筋」をつなごうとしてあがきまくってる。カッコ悪いけど、カッコいい。
素敵な「二律背反」だよ。


 
『きっと、再生してる過程に起こっていることだと思うし、症状は確実に回復してきてるので、焦らずに ゆっくり整えていきましょう、もちろん、いきる症状は大変ですし、お薬で改善されるようであれば、そのお薬が身体により良く作用するよう後から内臓にも働 きかけていきますね、お薬にも助けてもらって、いきましょう。』
とお話しました。
 
 
 
まったく、根拠はありません。
<回答>
素敵だよ。


医学的知識があるわけでもないし、
「出た、口からでまかせ。この詐欺師。」
と思いながら、でも、この詐欺まがいの言葉を「私自身が」真にするんだ、と思って話しました。
 
私の言葉で、Tさんが少しでも希望を持てるのであれば、それが結果につながるのであれば、そこに真は生まれる、と思って。
<回答>
上のコメントに同じだよ。

研究会でもよく話すよね。
「プラシーボ効果」を笑うなら笑えばいい。
実のところ、私はそれを「狙って」る。
私は「高価な薬」より、それが効くなら「小麦粉」の方が「優れたクスリ」だとおもってるよ、それを起こすのが「場」のチカラだよね。って。
ちゃこはそこをしっかり理解してる。
ただ、ちょっとやそっとでは「小麦粉」は、「クスリ」には化けない。

 
 
 
「左手がもうだめやから、運転はあきらめる。」と話しておられたので、いつもは下肢から施術しますが、今日はまず手を見せていただく。

 
グッパーなどの動きは両手ともかなり改善している。
 

苦手だった親指と人差し指に入れる力も強くなっている。
 
でも、左手は触っていることは分かるけど、細かい感覚が分からない、とのこと。
 
左手のひらで、触っているものの質感を見分けられないと。

 
左手のひらを触ると、右手に比べて皮が厚いような、ハリのある感じ。
   
脳幹でこの神経系の症状を認識して左手の甲にスクリーンして奏法321
 

いつもはお腹からどこも狙わずにやる最初の定触を、左手を挟み込んでのどこも狙わない定触にして6呼吸。

Tさんの体と、私で場を作ること、左手のひらの神経にこれからアプローチしていくけど「無理はしません、変化したいだけでいいです。」、ということを身体に伝えました。
 

感覚の回復、手のひらの再生を意識して手のひらに奏法321を3回、太極図を書いて、第一奏法で調和。定触6呼吸。
 

定触の手の感覚に変化があったので、もう一度奏法から繰り返す。
 
手のひらがやわらかくなる。
 
最初と同じように左手で右腕をつかんでもらう。
   
「手のひらで、腕をつかんでいるのが分かる!質感が分かる!右手と比べると、まだ感覚は弱いけど、分かるようになった!」
とのこと。

 
もう一度、同じ手筋を繰り返す。動診するとまた更に感覚が分かるようになった様子
<回答>
よく頑張って「変化」を出してるよ。
こういう変化は、技術だけを追いかける「目」しか持たない術者には出せないよね。
何を「類推」「洞察」するべきか?で、どこに「心を込めるか?」まで、ちゃこ先生の臨床報告は、しっかり教えてくれる(笑)。


 
「大丈夫ですよ、ほら、ちゃんと少しずつですけど、感覚も出てきてますし、どんどん変化してます。 最初は指に力が入らなくて、絆創膏を袋から出すことも出来ませんでしたよね?今、ペットボトル、開けれるんですよね?車、もうすこし、置いといてもいいん じゃないですか。せっかくですし。」
 
と、お話して、二人で笑いあう。
 
 
 
左手のひらの症状と、右足裏の症状がよく似ているので、それぞれの対比している右股関節ー左肩関節、左ひじー右膝、左足首ー右手首を第一奏法で調和。左手のひらで感覚が強くなってきたこの流れを右足裏へも伝播させるイメージ。 
<回答>
こういうところの「発想」がちゃこ先生はいつも優れているよね。


 
右足裏は前回の施術で少し感覚がわかるようになってきたものの、やはり左足裏に比べるとかなり弱い。大分両足首ともしっかりした感じ。左足はふくらはぎの方まで中がしっかりしてきていました。
 
  
左手のひらと同様、奏法321を3回。足裏と甲を両手で挟み込みながら定触6呼吸。
 
まだ右足は外側重心が強かったので足首(アキレス腱内側)、踵内側、親指の付け根にも指で何度か定触
 
神経の流れ、膝から下の筋肉・神経の再生を意識して第一奏法、因縁ストレスの浄化。
   
椅子を使って立ってもらう。
 
重心がすこしずつ内側に移動してきているのが本人も自覚される。
 
右足裏の感覚もいつもよりあって、足の裏が着いて立っているのが分かる、とのこと。
 
同じ施術を右足に繰り返し、左足にも一通り同様に施術する。
 
より感覚が出てきた、とのこと。
 
 
 
見た目にも前回より足が棒ではなくて足らしくなっていること、数回前はまだ操り人形の足みたいだっ たけど、どんどん股関節、膝、足首、と、つながって少しずつしっかりしてきている、ということをお伝えして、
「立ちやすくなってませんか?」
と確認すると、
「立ちやすい。」とのこと。
 
 
 
前回である程度結果が出ているので今回はできるだけ単純な手筋を選択しました。
 
そして、いかに変化が出てきているのか、ということを具体的にお話しして自覚してもらうように心がけました。
 <回答>
こういう本人自身の「変化の自覚」を促す事は、とても大切だよね。
後は患者さん側の「変化を認める」意識が芽生えるかどうかだけど。このTさんには、しっかりそれを「認めて」もらってると思うよ。
難しい患者さんであっても「小さな変化」を喜んでくれるなら、「場」はとても結びやすいもんね。
で、「小さな変化」の積み重ねで自分で立てるようになって、それが「楽」になってきてるんなら間違いなく「いい施術」が入ってるよ。

 
 
うつ伏せになってもらって、臓器捻転の脳施術。緊張している背骨周りの筋肉を緩め、脳と神経を整えることを意識。
 
仙椎に手を置くと、またすごく熱くなってきたのでそのまま定触
 
仙椎上にから一点から入れる経絡施術6呼吸。
 
 
 
その後、いつも通り、体の治癒力を高めるため太極を刻む施術
今日は水→木の再生の流れを整えて、膝から下、手のひら、今弱っている神経や筋肉、血管、その他諸々のできるだけの再生のための太極、を常に意識しながら施術しました。
 
太極を刻む施術がルーティンにならないよう、最近は患者さん毎、その施術毎にできるだけテーマを決めて施術するようにしています。
<回答>
こういう注意もちゃこらしい。
ルーティンが、「マンネリのルーティン」にならないように注意しないとね。
逆に「ルーティン」を行う時にこんなふうに「その施術のテーマ」を決めれば、いつでもイキイキと「一期一会の施術」を楽しめる。
ちゃこ先生は、そこにも気づいてるんだよね。

 
 
 
水→木→火→生命律動の調整(Tさんらしさを取り戻す律動を意識)→土→金→水→木
 
この流れは前回とほぼ同じなので省略します。
 
ずっと文言を使いながらの施術でした。特に生命律動を今回は重点的にしました。途中心臓が熱くなったので定触も6呼吸入れる。この生命律動が整うことで、Tさんらしさを取り戻し、水→木の再生の流れがより整うように、などと文言を使う。
<回答>
「らしさ」の回復もREN空術らしくていいね。
難しい症状の場合は、いろんな問題が絡み合っているので患者さんも術者も慌てない事だよ。こういう丁寧な施術の繰り返しを淡々と行う事も大切な手段だよ。

 
 
 
仰向けで膝捻転、股関節捻転、足首、膝、股関節にそれぞれ奏法1(調和)を入れて、更に奏法1で足首、膝、股関節を調和。
 
四つんばいで普段移動されるので腕の疲れを取る手技と、肩関節捻転、を丁寧に。
 
頚椎、胸椎周りの調整、頭骨周りの調整、脳、硬膜と軟膜の調整脳髄液の浄化をそれぞれ奏法3-2-1定触で。
 
今後のことに関するストレスを奏法1で浄化。3回繰り返す。
 
最後に空への空観リーディング定触、で終了です。
 
 
 
施術後、特に動診はしませんでしたが、身体は動きやすくなっているようでした。
 
表情も明るくなっておられました。
<回答>
それでいい。
難しい施術の終わりは、動診をしないほうがいいと思うよ。
それに前の亀ちゃんの臨床報告でも<回答>したけど、「表情の変化」は大切なチェックポイントだよ。
表情が明るくなったなら、ちゃこ先生はTさんにとって必要な施術をしっかり入れたんだよ(笑)。

 
今回Tさんのやる気満々だった気持ちがしぼんでいたので、結果が出せるかどうか不安でしたが、また、Tさんらしい笑顔になってお帰りいただけたので良かったです。
 
 
 
「ここまでしかできない。」
 
とみんなで決めてしまったら、本当に出来なくなるのではないか、と、REN空術を学んでいると思います。だから、Tさんの周りで1人くらい、突拍子もないことを本気で考えてる人がいてもいいんじゃないかな、と思っています。
<回答>
実はそういう「存在」が、難しい症状で苦しんでいる患者さんの「光明」になっていたりするんだよ。
「無い夢」を見せて人を踊らすのは「罪」だと思う。
でも、その「夢」を一緒に信じて行うならその人は患者さんにとって大きな「支え」になるのだと思ってる。
Tさんはちゃこ先生の事を、そういう「支え」だと思ってるよ。

 
お医者さんではなくて、私にできることは、大恥をかく覚悟を持って施術に挑むことなんじゃないかと。
 
守るものも知識もない、「普通の人」の私だからこそ、できることだと思います。
 
REN空術の可能性と広がりを楽しみながら、先生に支えてもらいながら、挑んで行きたいと思います。
<回答>
RENスピリットだね、それ!
REN空術を使う術者の第一の心得は、「恥をかきなさい。」だもんね。
笑われる事が嫌な人には、REN空術はなかなか使えない。
ちゃこ先生は、よく理解してノビノビと難しい施術を楽しんでる。

 
 
 
いつもまとまりのない長い報告ですいません。
 
次のTさんの施術は上越研修後です。
 
今から研修がとても楽しみです。
 
上越研修で学んだことを十分に生かしていけるよう、励みたいと思います。
 
今週末、先生にお会いできるのを楽しみにしています! 
<回答>
臨床報告が溜まってしまい、「報告」をもらってからアップするまでに時間がかかってる現状があります。
ちゃこ先生のこの「臨床報告」も一か月前にもらって、順番待ちしていたら今日になってしまった。
という事で、上越研究会とても盛り上がったね。
ホントに北陸も独特の「熱」でまだまだ盛り上がりそうだよね。とても個性的で情熱的なメンバーがそろってるよ、北陸は。
で、この「次」の「臨床報告」もだいぶ前に手元に届いているんだけど、アップするのはもう少し待ってね(謝)。
いつもちゃこの臨床報告で、メンバーは「チカラ」をもらってるよ。毎回、熱心な「報告」ありがとう!



※本文「青字」REN空術の技術です。



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