ワインブログ: ワインは私の人生を大きく変えました。ワインの奥深さに心惹かれ、ワイン醸造学を勉強しに渡米。ワインのお陰で多くの人に出会い、多くの人と素敵な時間を過ごし、私の支えになっています。
 人に夢や感動を与えるワイン、その一本一本に詰まった『様々な形の想い』を感じながら、それを自分の生きるパワーとして消費し、考え、楽しみ、毎日を過ごしています。
 そんな私のワインブログ、はじめは自分の為の記録としてはじめましたが、共感・共有できるものがあり、訪れた方にとって何かしら『プラス』になって下されば、と思っています。私にとってのワインへの想い、私流ワインの楽しみ方、ワインとの付き合い方を、ブログを通じて伝えていけたらな、と思います。
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2012-01-11 03:28:51 posted by yumiwinery

ワイン好きの私の原点

テーマ:日々の話題
2012年初投稿♪
2011年も多くの楽しい時間を過ごし、沢山の方々との新しい出遭いがあり、大好きな仲間が増え、また沢山のワインとの素敵な出逢いもありました。全ての巡り会わせに感謝しています♪
相変わらずブログで紹介しきれてない事ばかりですが、これからもブログにはFBにはない発信の仕方があると思うので、私なりに細々と続けていくつもりでいます。更新は少ないですが、引き続き宜しくお願いします♪

さて新年最初の投稿はどんな記事にしようかな・・・と考えていましたが、やはり私にとって年末年始は、一年を振り返り、改めて家族に感謝する時期でもあります。今日は久々に、私にワインを教えてくれた父のことについて書いてみようかな、と思います。

2011年最後の夜に飲んだワイン、そして2012年最初のワインは、亡き父が残してくれた大事なワイン、タロンを、家族と共に頂きました。
いつもはブルゴーニュワインを好んで飲んでいる私ですが、このカリフォルニア、ナパのワインには沢山の思い出が詰まっている事もあり、年末年始には欠かせないワインです。


普段仕事に趣味に忙しく家族と顔をあわせることが少なかった父が「年に一度の家族サービス」という名目で毎年連れて行ってくれた夏休みの海外旅行が我が家の恒例行事でした。
中でも一番定番化していたのが、カリフォルニアのナパヴァレー。特に90年代後半辺りから父が猛烈にワインにはまっていたこともあって、その頃私達家族は毎年夏をナパで過ごしました。
そしてそこに、私のワイン好きの原点があります・・・。


改めて振り返ると・・・なんとも懐かしい思い出がたくさん溢れてきます。
あの頃の写真を探してみましたら、現像した数枚の写真が見つかりました。(デジタル画像はどこにいったのだろう・・・)
懐かしくて嬉しいのでちょこっとだけ公開♪今から10年以上前、私がまだ学生の頃の写真です。(若い!)


クロ・ペガスのシュラムさんとミツコさんにはお世話になり、お二人の美術館の様なご自宅には何度かお招きいただきました。亡きミツコさんは本当にパワー溢れる素敵な方で、今でもクロ・ペガスのワインを頂くと朗らかなお二人の笑顔を思い出します。


毎回親戚や父のご友人の方々を案内してワイナリーをまわっていました。

左の写真はオーパスのワイナリーから。セラーの中が寒かったのでツアー中父が私にジャケットを貸してくれて、だぼだぼジャケットを着ている私がいます(仲良さそうでしょう!満足そうな父の笑顔・・・w、でもこの直後に夕食のことで大喧嘩していますから・・・)。
右の写真はナパのゴルフ場で父の知り合いが結婚式を挙げた時の写真。
父と社交ダンス的なものを踊って父がデレデレしてたのを印象深く覚えています、苦笑。

まだ学生の私と父は普段あまり接する機会も少なかったせいか、お互いちょこっと照れくさい関係でしたが、年に一度のこの交流が今でも印象深く記憶に残っています。時に頑固な部分がぶつかって大喧嘩して、怒鳴りあって涙を流した記憶も多々あります・・・。

でもこの家族の時間があったからこその、今のワイン好きの私がいるのですから・・・ワインと私を巡り合わせてくれた父には感謝しきれないくらい感謝しているのです。 

う~ん、懐かしい。

そして話は戻り、このワイン、タロンは、父が自分の為にオーダーして造ってもらったワイン。ラベルもこの通り。オーパスのシルエットラベルのアイディアをお借りして(というか真似っこ、苦笑)父のシルエット。
 
父の命日はもちろん、家族のお祝い事や、大事な方・お世話になった方々への贈り物や語らいの場で大切に頂いています。
 
ビターチョコレートの甘くてほろ苦い味わいが特徴的で、保有している97年と98年ヴィンテージは年々タンニンが溶けて柔らかくなり、シルキーな舌触りになってきています。
98年より97年の方がちょこっと繊細、98のアフターに抜けるカカオの甘みが私は大好きです。
 
これからも時折このワインを開けて、初心を忘れず、父の想いを胸に、ワインと向きあっていきたいと思っています。同銘柄のワインの少しずつ熟成していく様子を味わえるのも中々ない貴重な経験ですよね♪
 

ところで。ナパヴァレーといえば・・・
昨年何度も見てしまいました「
ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡 [DVD] 」。

「Bottle Shock」という映画でアメリカでは2008年に公開()されていましたが、日本では映画放映されぬままDVD化されました。

ワイン愛好家の間では話題にあがることがあるパリスの審判(パリ・テイスティング事件)、その実話に基づいてつくられた映画ですが、映画の方は実話をピックアップしつつアレンジもきいていて、小難しい事もなく、実話を知っている人も知らない人も素直に楽しめます。
単純にナパのワイナリーの田舎な風景にたまらなく癒されますし、登場人物ひとりひとりのそれぞれのワインへの愛情と情熱が伝わってくる、とっても気持ちのよい映画♪
一時期カリフォルニアワインの映画といえばサイドウェイズが話題になったけれど、私はこちらの映画(ボトル・ドリーム)の方がずっとずっと好きです。何度も見たというよりは、暇さえあれば流してちらちら見ていたというか・・・私にとって想い出のナパヴァレー、眺めていて気持ちのよい映像なんですよね。
見終わると、カリフォルニアのシャルドネを無性に飲みたくなりますよ♪

☆実話については葉山考太郎さんが和訳された「パリスの審判」という本が販売されてます。
パリスの審判 カリフォルニア・ワインVSフランス・ワイン/ジョージ・M・テイバー
☆映画の裏話についてはこちらのブログで紹介しているのが面白かったですよ。
http://gray.ap.teacup.com/sfwinediary/372.html
☆アカデミー・デュ・ヴァンさんのコラムも詳しく書かれてあります。


そして話は完全にそれたまま・・・

本年もどうぞ宜しくお願いします♪

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