声にすれば 明日が答えてくれると
耳にした言葉が一人歩きしてる
教室の隅に張り付いた足跡は
そこから動けずに その濃さを増すだけ

思い出にするには
まだまだ時間がかかりそうで
窓際 夕日を浴びてきらきらと光るそれは
笑顔じゃなく 涙だった

手をあげて ここにいると
立ち上がって ここにいると
何度も何度も
いつまでもいつまでも

叫んでみたけれど
誰も見てはくれなかった

まるでそこには

初めから何もなかったかのように