第257号 小規模企業共済の究極の使い方? | 【ゆめたか大家】ゆめたか大家の本文ブログ

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■第257号 小規模企業共済の究極の使い方?

☆2015年1月19日発行
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こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。

今回は「キャンディ・キャンディ」をお送りします。

下の子が間違えて「ほたる飛びたい♪」と歌いました。

詳しくは「永遠の名曲シリーズ」と「編集後記」で♪


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■本文
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前回は、修繕積立金としてお金を積み立てた場合も

金融機関は資産として見てくれる事について

書きました。

http://archive.mag2.com/0001569235/20141226120000000.html


すると前々回の内容と合わせて

「小規模企業共済」としてお金を積み立てた場合も

「修繕積立金」としてお金を積み立てた場合も

全額経費になる点は同じであり

B/Sは悪くなるがP/Lはプラスマイナスゼロになる

という点も同じなのでした。


今回はこれを踏まえて

私の考えを書いてみたいと思います。


まず修繕積立金ですが

これはぜひともやっておかれた方が良いと思います。


不動産所得が100万円であった場合に

これをそのまま不動産所得として確定申告すると

所得税20%、住民税10%であった場合は

30万円が税金で持っていかれ

手元に70万円しか残りませんので

いざ修繕になった時に

お金が足りなくなる可能性があるためです。


私は築古木造派ですが

築古の物件であれば、突発的な修繕に備えて

修繕積立金を行なっておくのは、必須だと思います。


ちなみにマンションの場合

お金をどのように扱っておけば「修繕積立金」と

見なされるのかについては

国税庁の以下の記事に書かれています。

http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/shotoku/04/12.htm


そして私は国税庁に電話をしてみたのですが

木造の物件であっても、上記と同じように扱っておけば

「修繕積立金」として認めてくれるそうです。


だから木造の物件をお持ちで

修繕積立金をなさっていない方は

今年からでも始められたほうが良いと思います。


そして修繕積立金の金額ですが

大雑把に書けば、1平米あたり月200円だそうです。

だから70平米であれば、月14000円です。


詳しくは以下をご覧下さい。

『マンションの修繕積立金に関するガイドライン』

http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000061.html


以上、修繕積立金が

おすすめである理由について書きました。


ところで小規模企業共済を積み立てて

修繕積立金の代わりにすることも可能ですが

私はおすすめできないと思います。


掛け金残高の70~90%までしか借りられず

借りる時に金利(1.5%)がかかってしまうからです。

http://www.smrj.go.jp/skyosai/054010.html


だから修繕積立金は

自分でやっておくのが良いと思いました。


そして修繕積立金を行なっても

修繕のためのお金が足りなかったら

日本政策金融公庫に借りるのが良いと思います。


日本政策金融公庫が

修繕のためのお金に対して寛容なのは

皆さん、ご存知と思います。


私も日本政策金融公庫に聞いてみたのですが

これから大幅な修繕が必要な物件を購入する場合は

融資をためらうものの

すでに物件を購入して運営している人に対しては

「事業者を破綻させない」という観点より

融資は寛容ですとのお返事でした。


しかしこうなってくると、小規模企業共済は

全く使い勝手がないのでしょうか?


しかし私は上級者の方より

「小規模企業共済の究極の使い方?」

を教えていただきました。


・大規模な修繕が必要な物件を見つけた。

・この物件に対して

 小規模企業共済にて節税した分

 自己資金を多く見せて融資を受けた。

 しかしリフォーム費用までは出なかった。

・日本政策金融公庫のリフォーム枠(無担保枠)は

 使い切っており、もう借りることができない。

・このため、小規模企業共済よりお金を借りて

 その分をリフォームに充てた。


要するに、小規模企業共済にて

節税した分、自己資金を多く見せて融資を受け

それでも足りなかった分は

小規模企業共済から借りてしまおうという訳です。


これは築古木造派で、採算ギリギリでやっている人が

地べたを這いつくばってでも物件を増やして

前進する方法だと思いました。


以上は、自己資金がなくて

リフォームができない場合に考えられる1つの手法であり

本当にギリギリで危ないと思いますが

財政的には極限状態でも物件を増やすための秘法であり

「小規模企業共済の究極の使い方?」だと思いました。


このため一応、以上の方法をご紹介しましたが

最悪の場合のための手段であると考えておかれた方が

よいと思います。


今回は、小規模企業共済の究極の使い方?

について書きました。


今まで何回かに渡って

小規模企業共済について書いてきましたが

次回は小規模企業共済の正体?

について書いていきたいと思います。


以下、次号に続きます。


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