ミニアルバム「yumenoma in tokyo」全曲解説。 | ユメノマblog

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おはようございますこんにちはこんばんは。




ミニアルバム「yumenoma in tokyo」がリリースされました、フリーダウンロードです!
こちらからダウンロード頂けます↓
http://www.tanukineiri.net/portfolio/tnr-107
トレーラー映像はこちら↓
https://youtu.be/i-pfOTHc4Ng

「yumenoma in tokyo 」
2017/06/28リリース
フォーマット:デジタルDL
レーベル:Tanukineiri Records
カタログNo.:TNR-107
価格:FreeDL
1. ヒプナゴギア hypnagogia
2. アクースマ acousma
3. ワンダー wander
4. ディストピア dystopia
5. ミラージュ mirage

テンポチェンジによる歪んだ時間の流れ、不穏なコード進行による歪んだ空間のトリップポップ&サイケデリックサウンド。
「少し違った角度から見た東京(tokyo)」をテーマに製作されたミニアルバム。
16年10月に配布された音源付フリーペーパー「マシュマロVol.14」に収録の「ワンダー 」、同月にリリースされたコンピレーションアルバム「お昼寝の時間」に収録の「アクースマ」、坂本龍一がナビゲートするJ-WAVE「RADIO SAKAMOTO」のオーディション♯71にノミネートされた「ヒプナゴギア」を含む全5曲です。

ちなみに今回は「ヒプナゴギア hypnagogia」のように、日本語のあとに英語を付けて表記してます。
渋谷系アーティストがよくやっていた、英語の曲名のあとに邦題を付けた逆をやってみました(元々このアイデアは昔の洋楽アーティストの曲名に邦題が付けられてたのを真似したもの)。

今回の作品も沢山の人達の力をお借りして製作しました、有り難うございますm(_ _)m
Vo.まつもと尚こ
G.木内夏樹
mix,mastering.タカユキカトー
sleeve design.kanoguti
トレーラー映像 director.wtgd
トレーラー映像 model.まつもと尚こ

ミニアルバムについての解説は前回のブログで書いたので、今回は全曲解説していこうと思います。


「ヒプナゴギア hypnagogia」
ホールトーンスケール(ドレミファ#ソ#ラ#の6音階のスケール)の曲を作ろうとユメノマを始めた時から挑戦していて、今回ようやく形になりました。
Aメロのバックでピョンピョン鳴ってる音はカオシレーターです。メインとなるメロが無くて寂しかったので急遽あとから音を足しました。
Aメロが早くなったり遅くなったりとインテンポではありません。不穏なスケールと一定では無いテンポで「サイケな曲」を表現しました。
インテンポでは無い為レコーディングは苦労しました。いつも無理な要望に答えてくれてるレコーディングサポーターメンバーの木内さん&尚ちゃん、本当にありがとうございますm(_ _)m

「アクースマ acousma」
コンピアルバム「お昼の時間」収録とは別ミックスです。
バックの打ち込みの音数を減らして音量を下げてあります。
YouTubeに「グリーンサン」とゆう曲のライブ映像が上がっているのですが、ライブver.としてイントロを足しています。
そのコード進行を気に入って、それを元に作りました。
実は1st「ユメノマ」と今回のミニアルバムの間にもう一個ミニアルバムを作る予定があったのですが、「東京をテーマにした作品を作ろう」のアイデアが出てきた為に没になりました。
アクースマとミラージュはそのミニアルバムに収録されるはずだった曲の生き残りです。
サビでどんどんテンポが加速していくアレンジになっています。あと、サビの右左から聴こえてくる尚ちゃんの囁きコーラスが特に聴きどころです。

「ワンダー wander」
音源フリーペーパー「マシュマロ Vo.14」収録とはアウトロが違います(あっちはフェイドアウトしてる)。
使ってるコードはすべてM7系なのですが、コード進行のベースをホールトーンスケールに合わせている為、不思議な雰囲気の曲になりました。
ベースが良い音しています。カトーさん、いつも素敵な音作り、ありがとうございます。
全曲にいえますが、歌詞は基本的に擬音語
で書いてます。作り手が言葉を選んで歌詞を付けると曲のイメージを狭めてしまう為、聴く人によって様々な解釈が出来る様に擬音語にしました。
1stと違って、曲名もボンヤリしたイメージの曖昧なモノになっています。

「ディストピア dystopia」
16年末にエボリューションとゆう映画が公開になったのですが、その映画がヒントになって出来た曲です(ディストピアとゆう曲名もその映画のキャッチコピーから)。
今回のミニアルバムで唯一まともに歌詞らしい歌詞が付いているのですが、実はこれには理由があります。
今回のテーマ「東京→渋谷系」に関係しています。ディストピアの言葉の意味もそこに繋がってくるのですが、詳しくは書きません。色々想像してみて下さい。

「ミラージュ mirage」
16年5月、ユメノマ初ライブの時にすでに披露してた曲です(曲調は大きく変更)。
盛り上がって終わるライブはユメノマらしくないと考えて、映画の最後に流れるスタッフロール的な曲、スローな曲で終わるのがユメノマらしいんじゃないかと思いこの曲を作りました。
ディストピアの解説で書いたエボーリューションとゆう映画。雰囲気モノの作品で盛り上がる箇所が無く、好みが合わない人が見るとつまらない映画なのですが、僕は好きな映画で(この作品の監督が作ったエコールとゆう映画もそんな作品)。
今回のミニアルバムも1~4曲目までは盛り上がりの無い、延々淡々と不穏な空気で進んでいくんですが、ラストでちゃんとオチをつけたくて5曲でメジャースケールの明るい曲を登場させました。
ヒプナゴギアの曲が始まる前にレコードのスクラッチノイズが入っているのですが、ミラージュの曲終わりにも入っています。
ipodなどでリピート機能で聴いてもらうとまた一曲目に綺麗に繋がるようになっています。


1st「ユメノマ」のリリースした時みたいにレコ発的なライブをやろうと考えていたのですが、すでに次の作品の製作にとりかかっている為、今回はライブ無しになりました。
ライブは好きなんで、今年は難しいけど来年こそは!!