2008年11月03日 20時03分12秒
『夜明け前』コミックス、11/14(金)発売!
テーマ:中間淳生
これまで何度か本ブログで取り上げてきた漫画家・中間淳生さん。
その中間淳生さんの2冊目のコミックス『夜明け前
』(2008年、りぼんマスコットコミックス クッキー、420円税込)が、来週、11/14(金)に発売となります。
そのことは、現在発売中の『Cookie (クッキー) 2008年 12月号
』(2008年、集英社、390円税込)から連載開始された中間淳生さんの「カラフルデイズ」の扉にも、このように告知されています。これを見る限り、表紙は連載第1回の扉をそのまま使ったのかな?と思いました。
この作品は、中間淳生さんにとって初の連載(といっても全3回ですが)であると同時に、性同一性障害という重いテーマを取り扱った作品でもあります。このテーマは、えてしてセンセーショナルなものになりがちですが、中間淳生さんは、一つのテーマに絞り込んで描くことで、まとまった一つの作品として仕上げてきました。
私は、『Cookie (クッキー)』の2008年03月号
、04月号
、05月号
と連載されたものを切り抜いて取っていますので、ちょっと見直してみましょう。
そして第2話。
第2話も36ページと、それなりに分量がありましたが、いかんせん急展開で、もったいないなぁという気がしてしまいました。もちろん、ストーリーとしては、回想として藤村とのその後も組み込むなどしてあって、問題ないわけですが。
問題は、最終回となった第3話でしょうか。連載、ということもあって、もうしばらくは続くと思っていた読者が多かったと思います。私も、終わってみれば、もう数回かけてじっくり描いて欲しかったと感ぜずにはいられません。しかし、この連載は最初から全3回と決められていたようなので、仕方がありません。
第3話は、第2話のラストから引き続いて始まります。両親には隠してあった性同一性障害という事実が、ふとした一言で気付かれそうになり、カミングアウトする決意をした啓は、実家に戻ります。母親には理解してもらえたものの、なかなか父親には聞き入れてもらえません。そして――終盤、思わずウルッと来てしまいました。
「夜明け前」は、このラストにするためにつけたタイトルだったのか、ということが分かります。啓、という名前の意味も……。
しかし、よく描けているだけに、描ききれない部分がもったいない。
初コミックスの『流星レコード
』(2008年、りぼんマスコットコミックス クッキー、410円税込)でもそうだったように、修正や加筆があるでしょうが、さすがに多くはできません。果たしてどうコミックスとしてまとめ上げているのか、楽しみでもあり、不安でもあります。
幸か不幸か私は、アンケートサイトから送られてきた図書カードがあるので、金銭的に厳しい折りではありますが、『夜明け前
』は発売日に入手したいと思っています。
そして、ぜひ、多くの人に読んで欲しいと思っています。
![Cookie (クッキー) 2008年 12月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61h08B2FiPL._SL160_.jpg)
その中間淳生さんの2冊目のコミックス『夜明け前
そのことは、現在発売中の『Cookie (クッキー) 2008年 12月号この作品は、中間淳生さんにとって初の連載(といっても全3回ですが)であると同時に、性同一性障害という重いテーマを取り扱った作品でもあります。このテーマは、えてしてセンセーショナルなものになりがちですが、中間淳生さんは、一つのテーマに絞り込んで描くことで、まとまった一つの作品として仕上げてきました。
私は、『Cookie (クッキー)』の2008年03月号
ある日、亜季は啓と高校の同じクラスの藤村のことが好きだと、啓に相談する。それまで藤村のことをまったく意識していなかった啓だが、その日を境に藤村を意識するようになる。40ページの第1話は、読者からすると拍子抜けの、ベタな恋愛ストーリーであると思わせつつ、最後にどんでん返しがあるといった構成が絶妙でした。少なくとも、掴みはオッケー!といった感じで、初連載としては上々の滑り出しだったんではないかと思います。
高校の文化祭の委員になった啓と藤村は、同じ作業をするうちに急接近。啓は藤村を「好き」と感じ始めたころ、亜季から「藤村に告白する」と告げられる。気が動転してしまい、亜季の目の前で藤村に告白してしまった啓だが…。啓は、性同一性障害で、身体は男、心は女だった…。(第2話に掲載された「前回のお話」より)
そして第2話。
いつも「本当の自分は?」と思い悩んでいた啓は、東京で「女性」として生きる決心をする。就職も決まり、順調に生活をしていたが、ある日先輩の家に行ったとき、裸の体を見られてしまう。その後、「啓は男だ」とのウワサが広まり、会社をクビに。啓は、東京でも居場所がなくなってしまった…。(第3話に掲載された「前回のお話」より)いきなりの急展開に驚いた人は多かったと思います。というか、普通に考えたら、第1話の続きとして、藤村とのやりとりなどが展開されると思っていたでしょうから。しかし実際は、それから数年後、社会人になった啓の姿でした。
第2話も36ページと、それなりに分量がありましたが、いかんせん急展開で、もったいないなぁという気がしてしまいました。もちろん、ストーリーとしては、回想として藤村とのその後も組み込むなどしてあって、問題ないわけですが。
問題は、最終回となった第3話でしょうか。連載、ということもあって、もうしばらくは続くと思っていた読者が多かったと思います。私も、終わってみれば、もう数回かけてじっくり描いて欲しかったと感ぜずにはいられません。しかし、この連載は最初から全3回と決められていたようなので、仕方がありません。
第3話は、第2話のラストから引き続いて始まります。両親には隠してあった性同一性障害という事実が、ふとした一言で気付かれそうになり、カミングアウトする決意をした啓は、実家に戻ります。母親には理解してもらえたものの、なかなか父親には聞き入れてもらえません。そして――終盤、思わずウルッと来てしまいました。
「夜明け前」は、このラストにするためにつけたタイトルだったのか、ということが分かります。啓、という名前の意味も……。
しかし、よく描けているだけに、描ききれない部分がもったいない。
初コミックスの『流星レコード
幸か不幸か私は、アンケートサイトから送られてきた図書カードがあるので、金銭的に厳しい折りではありますが、『夜明け前
そして、ぜひ、多くの人に読んで欲しいと思っています。
![Cookie (クッキー) 2008年 12月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61h08B2FiPL._SL160_.jpg)














1 ■はじめまして
ぽつりぽつりと、過去記事なども拝見
しています。
楽しいブログですね。と、一言で言って
しまうのは、失礼かも知れませんが、
興味深く読ませて頂いています。