1-7 おれの嫁にならないか6
テーマ:天使の涙だが、実際の話、最近の美咲の料理はおいしかった。美咲はどこで練習をしてくるのか、腕をめきめきと上げているようであった。出会った当初、米の研ぎ方もろくに知らなかったのに、いまでは冷蔵庫に残っている材料を適当に組み合わせて、さっさっと即席の料理を作られるまでになっていた。
将来、美咲はいい嫁になるだろう。美人であるし、料理も上手になったし、時間にルーズなところは仕方なかったが、家庭に入ってしまえば、それほど時間は関係なくなってくるだろう。
と、このころでは、秀一はそういうことばかり考えていた。つまり、結婚についてだ。
これまでに何人かの女性と交際をしてきたが、一度たりとも結婚を意識したことはなかった。美咲がはじめてだといってもよかった。それほど自分は美咲に惹かれているというのか。
たしかにいい女ではあったが、その反面、欠点も多かった。こんな女性と一緒になって、はたして幸せになれるのだろうか。いや、彼女の欠点は自分が一つずつ修正していけば、数年もしないうちに、彼女もちゃんとした人間になるだろう。
そして、秀一にはそうするだけの自信があった。
――――――――――――――――――――
----前頁
----|----目次
----|----次頁----
――――――――――――――――――――

![Girl'sDiary[ガールズダイアリー]](http://stat100.ameba.jp/p_skin/gd_takagaki01/img/gd_logo.gif)







