司法試験講座
開講宣言?先走り?
おそらく2011~13年あたりの話ですが・・・法律系で最初に開講する講座として・・・・
司法試験講座を開講します。
これはまだ前代表が代表だった頃のネタなので、その点はご注意ください。
資格試験のなかで、最難関資格だった旧司法試験に比べて、試験問題自体は与し易いレベルですが、
ポイントは
「短答式・論文式を同じ期間に連続で受ける」ことにあります。
しかも、短答式をパスしても、論文式に落ちれば次回も短答式を受けなくてはいけません。
そして受験制限があり、卒業後5年以内に3回です。
以上を踏まえると、やはり最難関資格といえるのではないでしょうか。
「受験生の70%が合格できる」
「地方にも幅広く法曹の門戸を広げる」
「社会人・他学部出身枠の設置」
「夜間ロー開校し、働きながらでも法曹になれる環境をつくる」
という当初のコンセプトは崩壊し、結局、
東大・一橋・慶應・中央などの関東難関ローの合格率が高く、東北、関西、中部、四国、九州のローは苦戦を強いられてます。また、ローへの入り口はともかく、社会人・他学部出身も同一試験を受け、司法試験合格に際して優遇措置など存在いません。そして、現役の社会人が合格したという話は聞いてません(大宮と大阪経済に夜間ローは設置されてはいます)。
「なんにも変わらなかった」という落胆と、のしかかる借金と保証のない不安という未来を抱えながら、ロー生は日夜勉強してます。
莫大な費用と過大な精神的負担に、3割に満たない合格率の勝負。
それでいてローの現場では受験に特化した指導ができない。これは、あくまでも、法曹の予備機関という位置に、ローがあるからです。
3割未満ほどの合格率世界で、実務の予備機関扱い。
もはや矛盾としかいいようがないです。
この状況に、はがゆい気持ちでいっぱいです。
なので、前代表の友人と画策して、
法科大学院生向け、そして、法科大学院入学を目指す方・進学予定者に向けた、
受験生に優しい価格で、確実に司法試験を突破できる講座を提供するべく、表明させていただきました。
通常よりも笑いは控えめ、かつ、在籍していたローの話(批判)、そして、ロー全体への警鐘も踏まえた構成になってます。