2008年09月28日

20世紀少年/20th Century Boys

テーマ:映画


「20世紀少年」みました。絶対原作には勝てるわけがないと思いつつ見た直後の感想では、原作に忠実に丁寧に作られていると思っていたわけだけども、よくよく考えてみると、マンガの方は単行本がでる度に買っては読むものの10巻を過ぎる頃には話の複雑さと、以前の内容を忘れてしまった事で一体何の話か全くわからず読んでいました。映画を見て改めて単行本を読んだら、原作の面白さに気がついてしまった、なので映画の方はどうしても原作の前に霞んでしまいまいます。基本的に原作があって映画化される場合には原作とは違うアプローチで製作しないと、上手くいくわけもないし、違うアプローチで原作を超えなければ意味がないのではないかと思う。映像でできることとマンガでできることでは全然違う。映画は3部作という事ですが、この1ではまあ上手くまとめたとは思いますが、この後のより複雑になっていく展開をすべて上手くまとめきれるか疑問です、原作見たいに「20世紀少年」3部作の後に「21世紀少年」が待っていても不思議ではない。時間的制約ってのは映画ではどうしてもつきまとってしまいます。まして話が大きければ大きい程これまたある程度の時間が必要になってくる。これからどうなるのでしょうか?
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2008年09月25日

アメリカばんざい/Crazy as usual

テーマ:映画


 アメリカは世界最大の不幸の輸出国となった。そのアメリカでのアメリカ軍兵士達の現実を取材したドキュメンタリーです。9/11においてアメリカは1つとなりテロの戦いまっしぐらに突き進んでいってしまったけれども、そこで実際に戦った兵士達の現実は、非常に悲惨です。その悲惨な現実を次々と暴いて行くのがこの映画なのだけど、映画全体としてとてもまとまりがないような印象を受けます。宣伝を見た限りは僕はてっきりアメリカ海兵隊の訓練所の様子がメインだと思っていたのだけど、そうではなく、社会的弱者が志願せざる得ない現実だとか、アメリカに300万人いるホームレスの3分1を占めるのが元兵士であるとかといった問題に対する取材も挿入されている。色々な問題がごちゃごちゃまぜになっている映画なので、とっちらかった印象を受けます。まあそれだけ戦争をするということは色々な問題を含んでしまうし、アメリカでは色々な問題が解決されることもないまま放置されているということなのでしょう。

 しかしみていてやっぱり衝撃的であったのは、海兵隊の訓練所の様子です。スタンリー・キューブリックの「フルメタル・ジャケット」で新兵をしごくエピソードがあるんだけど、あの映画もすげえなぁ思ったけど、この映画で訓練所でのシーンもメチャクチャ厳しいです。新兵が訓練所に到着して親に電話をかけるシーンがあるのだけど、話す言葉も時間も決められているし、後ろで教官が怒鳴っているし、あんな電話かかってきたら逆に受け取った方は心配になってしまうと思う。完全に兵士になった人間に人権はないです。映画の中では高校生達に安易に軍隊の道を選んではいけないと教えて回る活動をしている人がいるのだけど、あの映像を見せたら、非常に効果的であると思います。

 訓練所のシーンはほんの少しなのが残念、映画が全編訓練所の内容だったら、もっともっと衝撃的な映画になるのではないだろうか?それにしてもよくあんなシーン撮らせてもらえたなと思う。

 映画全体を見るといつでも悲惨な目に遭うのは力のない市井の人々で、権力をもっている人間が私欲に走り無茶をする。命すら彼らの私欲の前には紙切れ同然なのです。アメリカ人でなくて良かったと思うけれども、世界の中で日本ほどアホみたいにアメリカに追従してる国もない。日本独自なものを作れず、真似するならせめてヨーロッパの国にして欲しいものだと思う。アメリカには自由があっても人権はない。少なくともお金を持っていない人達には、人権はない。
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2008年09月23日

パパラギーはじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 /ツイアビ 岡崎 照男

テーマ:書評


ここにあるのは到底埋めるのが不可能な程圧倒的な断絶。異文化交流なんて生易しいものではない。人間が完全に完璧で完結していた存在だった頃の記憶の物語。前に進むしかない

絵本 パパラギ―はじめて文明を見た南の島の酋長ツイアビが話したこと/エーリッヒ ショイルマン

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2008年09月22日

アクロス・ザ・ユニバース/Across The Universe

テーマ:映画


 ビートルズは偉大だ、偉大過ぎて中々皆んな気がつかないけれども偉大だ。この映画はビートルズの楽曲と共に話が展開します、たっぷりビートルズの曲が、オリジナルではないけれども聞けます。ビートルズをあまり知らない人は入門として、ビートルズを良く知ってる人にはビートルズの違う面を教えてくれます。

 ストーリー展開としては丁度ビートルズが歩んだ道のりをなぞっていくような展開を見せる。リバプールの労働者階級の男の子がアメリカに渡り、反戦運動に巻き込まれ、ヒッピーに近づきサイケデリックな旅をした後に、ビルの屋上でセッションをするという話です。思ったよりヴァラエティがある選曲で見ていて楽しかった。僕が好きなのはヒッピーの教祖を目指して旅をする所あたり。やたらとトリップ感はありヤバいです。見る前からやたらとヒッピー臭い映画だなとは思っていたけど、途中はかなり極まっていた。

 最後の曲が「All you need is love」ってのはよくよく考えてみるとコテコテな選曲で、この曲が歌われた瞬間は感動していた。だけどこの曲がラストにきた事で、ちょっと無理矢理な終わらせ方であると僕は感じた。もちろん、「All you need is love」が最後に来る事がオッケーな場合もあるけれども、この映画ではそうではない。これではまるでヒッピー・ムーブメントと同じような結末ではないか?フラワーチャイルド達は大きなムーブメントを作り出したけれども、結局何も変えられなかった。ベトナムから今日のイラク戦争までアメリカは戦争を続けている。そういう意味ではとても史実に忠実な映画であるかもしれないが、こんな終わり方では残念だと僕は思う。そんな面倒くさい事を考えなければ十分に楽しめる映画であるとは思います。Love is all.
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2008年09月20日

20th Century Boy/Placebo

テーマ:音楽


T-REXの20th Century Boyは有名な曲で、同名映画で主題歌になったおかげでさらに一般に知れわたるようになった。それにしてもこの楽曲、イギリスのバンド・プラシーボが映画「ベルベット・ゴールドマイン」の為にカバーしたこのバージョンがメチャクチャ良い。原曲を遥かに超えたグラマラスで、イカれたアレンジでカッコ良すぎです。カバーって基本的に原曲を超える事って難しいけれども、プラシーボは見事にそれをやってのけた。プラシーボ他の曲はあまりいいとは思うわないけれども、この曲だけはいつ聞いてもカッコいいなと思うクラシックです。

Velvet Goldmine: Music From The Original Motion Picture/Original Soundtrack

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2008年09月16日

コーチェラ・ミュージック&アート・フェスティバル 2007

テーマ:フェスティバル
コーチェラ

海外のミュージック・フェスティバルに参加したことがあります。コーチェラ・ミュージック&アート・フェスティバルというアメリカはロサンゼルス近郊の砂漠インディオで開催されるフェスは一昨年レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが復活を果たした事で、日本でも多くの人が知る事となったフェスティバルです。もう一年半前の話になるけれども、海外のミュージック・フェスティバルに参加するのは金銭的にも時間的にも文化的にも大変ですが、僕はたまたま行けることになったので行ってみた。

 4月の終わりなのでG.Wと重なれば行きやすいかも。近くにはパーム・スプリングスという有名な砂漠の中のリゾート地があります。ロサンゼルスは砂漠だけれども内陸に行けばさらに砂漠で、4月終わりとはいえ僕が行った時は40度越えました。あの暑さの中のフェスティバルは殺人行為だね。元々は夏にやっていたらしいけれども、半端じゃない暑さで4月に変更したらしいです。それでも猛烈に暑い。昼間のライブなんかとても見られたものではありません。

 突発的に参加を決めたので、チケットはもちろんありません、というかあっという間にチケットも売り切れてしまっていたし。世界共通のダフ屋に挑戦しました。駐車場は太っ腹で無料というか、誰でも停めれます。近くにいけばダフ屋がいるかなと思ったけれどもとりあえずはいない様子、入り口まではまだだいぶ距離もありそうなので歩いて入場ゲートへ向かうことに、見つけた!ガラの悪そうなのも世界共通かと思いきや、意外と普通。一日券は90ドルですが、最初のダフ屋は200ドルと吹っかけてきた。そんなは現金はないので、無視していると僕らのやり取りを見ていたっぽい別のダフ屋がきて120ドルでOKという事で購入。こういう時は日本のフェスに比べたら普通じゃん!とかと負け惜しみができる所が、日本人で良かったことだろうか?時間も勿体無いし。入場しました。第一印象は広ーい、会場はポロ場なので広大な芝生が広がっています。そして暑いのと馬糞を狙ってかハエがいっぱい。

 フジロックに比べたら絶対フジが良いよ、メンツは確かに負けているけれども、なんというかこの会場は広大で平坦な敷地にステージを作っているだけなので、お互いのステージが結構近く、他のステージの音が聞こえてくる。それに休憩できる場所とか休む場所とかがあんまりありません、ひたすら広大な芝生があるだけです。あのフジの山の中の道をトコトコ歩いて行って、姿を現すステージを見たときの、何かを発見できるような興奮とかは味わえない。

 ちなみに僕が見たバンドはクリブス、スパークルホース、fountains of wayne、アーケード・ファイヤー、コーネリアスです。この時のアーケード・ファイヤーは本気で最高だった、来日公演も行ったけれども、あの「wake up」大合唱が忘れられないです。

 アメリカらしいのが、酒の販売はしているんだけど、フェンスで区切ったエリアでしか飲めません、もちろん楽しくない。ミュージック&アート・フェスティバルだけあって色々なオブジェがあったりするのは楽しいかも、でもフジの雑多な感じには負けていると思う。

 このフェスティバルには実はイギリス人が大挙して訪れると、翌日フィシャーマンズ・ワーフで昼ご飯を食べていた時に、たまたまコーチェラ帰りのイギリス人とおしゃべりをして知りました。イギリスではフェスがいっぱいあるけれども、どこも天気が悪いのでみんなこっちにくるのだと教えてくれました、確かにイギリスの国旗をもってる人達がたくさんいました。大西洋も飛行機ですぐだしね。日本からは10時間くらいかかると言ったら驚いていた。

 このフェスもキャンプ場があって、みんなキャンプしてます、でもキャンプ場も広大な芝生でなんとかいうか味気ない感じ。僕はコーネリアス(小さいステージでしたがトリでした)を見た後帰りましたが、駐車場を出るのに大渋滞、全然車が動かないので、30分くらい寝てから出発しようと思い寝たら熟睡してしまい目が覚めたら、これまた広大な駐車場に僕の車1台ポツンと停まっていました。楽しい思い出でです。また機会があったら海外のフェスとかも行ってみたいな。
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2008年09月13日

悪魔とダニエル・ジョンストン/The Devil and Daniel Johnston

テーマ:映画


カート・コバーンがダニエル・ジョンストンTを着てメディアに登場した事で、ダニエル・ジョンストンが一躍カルト・ヒーローになってしまった逸話はとても有名です。もっとも本人はニルヴァーナをまったく知らなかったのだけれども・・・。そんな孤高のアーティスト、ダニエル・ジョンストンのドキュメンタリーです。

 カートとダニエル・ジョンストンには共通している部分があります。どちらも天才的ソングライターであり、音楽だけでなく絵を書いたりするのが好きで、精神病に悩まされたという事です。他にも僕の好きな鬱病ミュージシャンの例をあげるならエリオット・スミスやスパークルホースなどがいます。カートとダニエル・ジョンストンで大きく違うのは、カートはバンドが組みたくて仕方なかったこと、ダニエル・ジョンストンは自分で作曲ができて、それを歌っていれば満足だったという感じがします。

 それにしても驚くのはこの映画の多くの部分で、ダニエル・ジョンストンが自ら撮影した映像や音声が多く使われていることだろう。母親との確執もそれをネタに映画を作っているし、家を飛び出し、精神的におかしくなってしまった時期にも映像は残っている。それだけ彼にとって創作活動というものは自然なものであったのだろう。まさにナチュラル・ボーン・アーティストです。もっとも彼はこの性によって随分を苦しめられ、家族との確執もこれが大きな原因のひとつとなってしまう。なにせ効率優先の市場主義経済の中にあっては、生活に彩りを与えても、生活の糧とならない芸術なんてものは不必要なものであると考えられるからだ。「story of an artist」という歌で、ダニエルはアーティストについて歌っているけれども、売れないと現代のアーティストは悲惨だ。この社会のシステムでは職業の1つとして考えられているから、元々アートはそんなものとは別の次元の話のはずなのに。

 このダニエル・ジョンストンの半生を描いたこのドキュメンタリーを見てダニエルの生き方に共感できるだろうか?ダニエルの心はとても純粋です、とてもとても純粋で、まあ世間一般の人からみれば「それはどうなの?」って思うかもしれない。彼にとっての永遠の恋人ローリーに対する想いだとか、両親への依存とか、わがままだと思う人は多いと思うし、まして共感はすることは難しいかもしれない。でもそういう風に思ってしまうのは、それだけ社会の包容力というか、許容力はやっぱり落ちているのだろうと思う、色々な人がいた方が楽しいと思う、多様なものが混在している方が確実に豊かだと言える。本当に一人で孤立していたら、誰も孤高のアーティストと呼ぶ人がいなかったら、孤高のアーティストでもなんでもなく、誰も知らない存在になってしまう。誰も知らなければ名前もつけようがない。

 ダニエルの人生に少しでもやりきれなさを感じるか、わがままの一言で片付けてしまうかどうかで、線引きできてしてしまうのだろうと思うけど、色々な考えが、色々な人が居た方が絶対面白い。ダニエルの作る曲はとても素晴らしいです、結構カバーとかされているし、どっかで聞いてたりする事があるかもしれない。この映画を通して少しでもダニエル・ジョンストンの価値が分かってもらえたら良いなと思います。

悪魔とダニエル・ジョンストン

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2008年09月09日

京都音楽博覧会08’

テーマ:フェスティバル


 ミュージック・フェスティバル乱立の時代にあって、このくるりプロデュースの京都音楽博覧会ほど他とは異なったフェスティバルも珍しいだろう。都心での開催ゆえのアコースティック・セット、くるり選出の世界各国から来日したアーティスト、細野晴臣、小田和正らのベテラン・アーティストに、京都という街。何もかもがくるり、京都という地場が作り出す独特の空間です。今年で2回目の開催となった京都音博ですが、大きな変更点はなく、無事に開催されました。前日の天気予報では大雨と雷との予報だったので、去年の大雨を覚えている人は不安だったと思いますが、一瞬だけ雨がパラついただけで、天気は持ちました。やっぱり野外では雨は降らない方がいいですね。

 音博のくるりはとてもいいです。アコースティックなアレンジと選曲がとてもいい。ロックンロール・モードのくるりより絶対いいです。他の出演者もとても良かった、特に小田和正はめちゃんこ歌うまいじゃんって思ったし、アカペラのリアル・グループは圧巻でした。人がいるだけで、声だけで音楽は作れてしまうと感動した。例え無人島に漂流しても5人いれば素晴らしい音楽は作れます。そんな色々な感動を味わえる音博です。不満をいうならば、まずチケットの値段と、アーティストの演奏時間の短さ。12時スタートの19時終了で9アーティストは明らかに詰め込み過ぎ。どれもこれも短過ぎです、もっと見たいよ。

 京都開催という事で次の日などは京都観光ができます。僕は今年は宇治に行きました。10円玉の裏の平等院鳳凰堂、宇治上神社、宇治川を散策しました。この辺りかなり良いです。人もそんなに居なくて、川があって、橋があって、緑もあって、こじゃれたカフェもあって、茶団子も上手いです。都会の喧噪を離れる事ができて、落ち着いてのんびりした時間が過ごせます。音博の熱い1日を過ごした後には最適です。
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2008年09月03日

Sparks in Winter/YO-MA

テーマ:音楽
メリーさん

 ヨーマーのファースト・アルバムはいろんな音が散りばめられた、まさに音がスパークしているアルバムとなった。アーケード・ファイヤーを超えたハイ・テンション。3人から5人になり音の混沌さの中に散りばめられたキラキラ輝く音、音、音。今日本で最もオリジナルで、ハイ・テンションで、エキセントリックで、楽しそうに演奏しているバンド。M4のruminは2008年ベスト・シングル。

スパークス・イン・ウィンター/YO-MA

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2008年09月01日

珍日本紀行 Roadside Japan/都築 響一

テーマ:書評


我等の血税で日本中に張り巡らされたコンクリートロード、本当に驚くぐらい道路は続くよいつまでも。その側に点在する出会うはずでなかった奇妙で薄っぺらく、それゆえディープな世界

ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫)/都築 響一

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ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 西日本編 (ちくま文庫)/都築 響一

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