2006年06月26日

タッチ・ザ・サウンド

テーマ:映画
イス


 スコットランドのアバディーンに生まれたエヴリン・グレニーは、8歳の頃より自らの聴覚に異常をおぼえ聴覚障害を患い、12歳の誕生日を迎える頃にはほとんど耳が正常に機能しなくなった。そうした中で音楽を奏でることが無上の喜びだと感じていた彼女は、プロフェッショナルな音楽家になるべく教育を受け、イギリスでは最高級の音楽大学である「王立音楽院(Royal Academy of Music)」へ入学。クラシック音楽シーンへとデビューを果たし、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を務めるサー・サイモン・ラトルほか、多くの一流指揮者およびオーケストラと共演を果たした。

   聴覚障害を持つ彼女が音楽家であるという事実にまず驚くかもしれない、でもろうの人達でもカラオケで歌を歌うのが好きだという人は意外と多い。生まれた時点で聴覚がまったく無い先天性の聴覚障害と、ある程度成長し音の世界に触れてから聴覚を失った後天性の場合とでは大きく違うのだけど。ともかく聴覚に障害があっても音は楽しめる。それは音が空気の振動だという事の証明で、耳から音を聴くか、体全体で音を聴くかの違いだ。普段からいわゆるポップスだとかロックだとか、メロディ重視の音楽だけを音楽だと思い込んでいる人にとっては彼や彼女らの存在は驚嘆に値するかもしれない。驚きの存在だと感じるという事は彼らの感じている世界が、自分達の感じている世界とかけ離れている事の証だけど、この映画は少しでもその溝を埋めてくれる。
  音楽とは文字通り音を楽しむもので、旋律がなくても、リズムだけで成り立つ音楽もあるわけです、トランスやディスコやテクノなどダンス・ミュージックなんかが分かりやすい例ですが、実は太古の時代から人類はリズム主体の音楽の方により親しんできたはずだ。動物の骨を叩いたり、動物の皮を貼付けて太鼓にしたりして、狩りの成功や収穫を祝ってきたはずだ。
  もちろんメロディ重視の音楽と、リズム主体の音楽とどちらが素晴らしい音楽形態であるかなどは問題ではない。しかしエヴリン・グレニーの音楽は本当に素晴らしい。映画の冒頭駅の彼女がドラムを叩いているシーンがあるのですが、鳥肌ものです。リズムがこれほど表情豊かに表現される事に本当に驚きます。この作品自体はドキュメンタリー映画というより彼女のパフォーマンス映画って感じですが十分に彼女の魅力は伝わってくるし、音を体感して欲しいという監督の意図も見事に達成されています。フレッド・フリスとの廃工場でのコラボレーションがこの映画の中心にはあるのですが、彼とのセッションも驚きの連続です。音楽はこれほど自由になれるんだという事を教えてくれる。音がでるものなら何でも使って音を出していて、見ていて本当にドキドキ・ワクワクします。

 音楽のような言葉で伝えるのが非常に難しい物を表現する時には、「驚き」だとか「すごい」だとかどうしてもボキャブラリーが貧弱になってしまうのがもどかしいのだけど、この映画は本当に見る価値のある作品です。名古屋での上映は名古屋シネマテークだったんですが、正直資本が十分に投入され、音響設備のしっかりした映画館ででっかい音で見たかった。もしくわDVDになってから楽しむかです。
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2006年06月18日

アーケード ・ファイヤーT

テーマ:バンドT
arcade fire
 アーケード・ファイヤーのTシャツです。今年は日照時間が少なく、夏らしくない夏かもしれないけど、とりあえずバンドTで気分だけは盛り上げておきたいですね。最近はバンドTブーム?なようでバンドTが叛乱してて、探すのも随分簡単になってきた。アーケード・ファイヤーTもホームページから簡単に買えました。しかも送料込み値段でとても親切。飛ぶ鳥を落とす勢いのアーケード・ファイヤー。このTシャツの素晴らしい所は夜光るところ、最初はもちろん知らなくて、気づいたときはとても感動しました、かなりカッコいいです。
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