Aussie Physio (オーストラリアの理学療法)

日本で理学療法士として働いた後

オーストラリアでPhysiotherapist (理学療法士)になるために渡豪

そんな日々の中での気づき


テーマ:

本日2013423日午後1時半、カーティン工科大学理学療法学科の卒業試験の結果が出ました。昨日の朝10時半に試験で、学校側からは昨日の午後か今日の朝までに合否のメールが届くと聞いていたので、今日の昼まで何度も何度も受信Boxの確認を繰り返してました。こんなにも待っている時間が長く、怖く、苦痛に感じたことは今までにありませんでした(実際の試験よりも待ち時間の方が緊張しました。苦笑)結果……無事に卒業試験を合格しました!!!メールを見た瞬間、胸の中からこみ上げるもを抑えきれず、一人で号泣しました。


2009年2月7日に日本を発ってから約4年3ヶ月、本当にたくさんの経験をしました。まずこちらに来た当初は、言葉ができずただ買い物にいって単純な質問も一苦労。お店の店員さんが言ってることがわからずに、毛抜きに50ドル(約5000円)を払い、家に帰ってよく計算してそれが500円ではなく5000円だと気づいたときに相当ショックを受けたことがつい最近のことのように思われます(苦笑)


最初の一年目を英語に費やして、大学入学のために何度も何度もIELTSといわれる英語のテストを受けるも最後の最後までPhysiotherapy入学のために必要とされる点数に届かず、もう一年英語を勉強するか、大学に入学して違うコースを一年間受けた後に75%以上の平均成績をとれればPhysiotherapy学科に変更可能かもしれないという情報を得、結局は半年間Health Scienceというコースで勉強しました。半年後(この時点でオーストラリア生活2年目)、まず自分が勉強している内容がPhysiotherapyとかけ離れていた事、半年たってIELTSをまた受けた結果英語が伸びていなかったこと、そして大学の学費がとてつもなく高かったことから、もう半年Health Science学科で勉強することを辞退し、語学学校に入りなおしてまた英語の勉強に取りくむという決断を下しました。


語学学校で毎日毎日IELTSのための勉強を繰り返すも、結局2年目の最後に受けたIELTSでも全て7.0という点数にはいたりませんでした。この時、本当は日本に帰ろうかとても迷いました。二年間、ただ英語を勉強してきたにも関わらず、届かなかった夢。どうしても理学療法が勉強したい。自分の中で何度も何度も問いかけて、本当に自分がしたいことは何か。。。そう思った時、ここでこのまま引き下がれない、自分の親や友達、自分が日本で診ていた患者さんも精一杯応援して送り出してくれたのに、このままできませんでしたと言って帰れない、何よりこの夢を諦めたくないと思った瞬間、自分は大学にある理学療法学科のビルディングに向かって歩いてました。


だめもとでもいい、自分の思いを伝えたい、どれだけ自分が英語を勉強してきて、そしてこれからどれだけ理学療法が勉強したいかということを大学のInternational studentsの面倒を見てくれている先生にアポイントメントもなしで、急にオフィスに向かい話させてもらいました。その先生は今まで会ったことも見たこともない、日本人の男が急にオフィスに訪ねてきて正直びっくりしていたようでした。そして、「あなたの熱意はすごく伝わってきます。そしてこれまでやってきた努力も見て取れます。…でもおそらく無理かもしれません、入学のための条件を満たしていないのだから。」と伝えられ、すごく落ち込みながら家路に着いたことを覚えています。


その数日後、大学からメールが届き、自分の熱意を買ってくれたのか、大学側から特別に入学のための試験をしてくれるとのことでした。自分が持ってる全てのものを出し切る覚悟で望んだその試験に無事受かり、2011年の1月からようやく待ちに待った理学療法の勉強が始まりました。


こうして自分の2年間の英語学生生活に終止符を打ち…と思っていたのですが、大学に入ってからも常に英語に苦労し続ける毎日。始まった当初は大学の講義で講師の先生が何を言ってるのかわからず、ilectureと呼ばれる講義を録画してくれるシステムがカーティンにはあるのですが、それを何度も家に帰って聞きなおす作業の繰り返し。レポートを書くにしても、オーストラリア人の生徒さんたちと比べて本当に2倍も3倍も時間がかかる始末。実際、自分が書いているレポートの遅さを冷やかしてくる人もいたり、そんな悔しい思いを何度も何度も経験しました。実技の練習や、学校の授業でも英語が完璧でない自分の意見はあまり重要視されないように感じた事も幾度となくありました。さらにこのネガティブのサイクルは終わりを知らず、自分の意見が重要視されない、英語で喋るのが億劫になる、何を言うかに集中するのではなく(内容)、どのように英語で言うかということばかりに気をとられ、肝心な理学療法の内容に集中しきれていないなんてことも多々ありました。


本当にそういった日々が辛くて、今までにないくらい悩んで、うつになったり、何もやる気がでない、そんな日々もありました。毎日、日本にいる夢を見る。そこには自分の友達や家族がいて、一緒になって出かけたり、楽しく会話をしている。そして目が覚めると、自分はオーストラリアのベッドの中。時々この状況がとてつもなく遠く、大きな牢獄に閉じ込められているように感じた事もありました。会いたい人にすぐ会えない、そんな日々が嫌になることもありました。

そんな中でも、一つ一つアサイメントや実技試験をパスしていく度に少しずつではあるけども確実に前進してるんだと、自分を励ましながらこのコースを終わる日々を夢見て勉強に取り組みました。三年生の5週間の実習で、コミュニケーションがとれずに不合格と3週目でわかっていて、本当に辞めたい、そこに行くのがただ苦痛だと思っていた時も、目の前の患者さんに「あなたこの仕事本当に好きでしょ?見ててわかるわ」と言ってもらえたことに勇気をもらったり、自分が落ち込んでるときに、いつもそばにいて心から励ましてくれた彼女、精神面でも金銭面でも本当たくさん迷惑をかけたにも関わらず、サポートし続けてくれた両親、そして一緒になって勉強し、共に苦しみ、共に笑い、この大学生活を最後までサポートしてくれた友達に心から感謝しています。


大学生活を終えた今、また新しいスタート地点に立てることに感謝してこれからも元気に前進していきたいと思います。みなさんありがとうございました!!!

                                    江戸 英明


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