イタリアでモロッコごはん

イタリア在住栄養士ritzcoが美味しいモロッコ料理情報を綴ります。
ず~っとやりたかったフランス語の勉強を再開!充実の勉強ライフも一緒にお届けいたします☆


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ハッと気づいたら、

2018年に入って10日も過ぎてしまっているではないですか!!

 

喪中につき、新年のご挨拶は控えさせて頂きます。

皆様、今年もどうぞよろしくお願いします☆

 

 

 
 
 
 
フィレンツェやブログで繋がっている心優しいお友達から
沢山温かなお言葉をいただきまして
年末年始はそのお言葉を想い出すだけで幸せに過ごすことが出来ました。
 
皆様本当にありがとうございました♡
 
 
 
2018年を迎えて
私は更に幸せ感知レベルが下がっておりまして
今年は何が欲しいとか
どこに行きたいとか
もう贅沢なことは何も考えなくなりましてね。
 
あの最悪のクリスマスの後は
 
「髪の毛を洗えるだけのお湯さえあれば良い」
 
もう、これだけで私は幸せなんです。
 
 
 
湯船に浸かりたいとか
「シャワー」じゃなくても良いのです。
 
ハンマム形式でバケツに手桶で
髪の毛を洗えるだけの量のお湯が手に入るだけでイイ
と思えるようになりましてね。
 
 
他の物は無くても代替え出来たりしますけれど
私の身体が気持ち良いと思う熱さのお湯って
無かったら本当に悲しくて
お湯が再び出るようになった時、確信したんです。
 
私の人生に無くなったら困るもの
家族と、お湯。
 
後は最低限生き延びられる食糧と寝床かな??
これだけあったら贅沢かな??
 
 
 
 
もう年末年始、シャワーを浴びる度こんなことを考えていました。
そして不思議なことに幸せ感知レベルを
グググと下げている時に限って
天からご褒美が舞い込んできましてね。
 
 
何故多くを望まない時に
プレゼントが舞い込んでくるのでしょう??
これは本当に不思議なメカニズムだと思います。
 
 
あれが欲しい、これが欲しい
と不満ばかり言っていた時代には
絶対に手に入れられなかったものばかり
後から後から舞い込んでくるのです。
それはもう、神様、もう結構です!ってくらいに。
 
 
 
 
 
寒いクリスマスには
サンタがステキなプレゼントをくれました。
 
 
それは
 
深夜0時でもかき鳴らせる電子ピアノ♡
 
 
子供達も大喜び♪
 
そして何より喜んで誰よりも夢中になって弾いている自分☆
 
昼間殆ど時間が取れないので
全ての仕事が終わった後
寝る前にヘッドフォンして弾いています。
 
なんときちんと練習するのは20年ぶり!!
20年間使っていなかった音楽脳が刺激されて
身体が喜んでいるのを感じます。
 
もう冬休みはピアノ三昧でブログ書くのも忘れておりました。
ブログを書くことは私にとって
頭の中に悶々と蓄積していく思考を
アウトプットすることで癒しに繋がるのですが
 
今年はピアノを弾くことで更に癒されております。
よって更新が滞ること請け合いです。
 
 
 
 
 
 
昨年サンタに裁縫セットを貰って夢中になった子供達には
今年は少し高度なこちらをプレゼントしてみました。
 
 
 
 
刺繍セットとデザイン本。
飛んでいるカエルが難しくて挫折中の図。
娘と息子の共同作品です。
お友達のチンツィアにプレゼントするのだそう。
 
 
 
 
 
 
 
こちらは息子が学校の先生にプレゼント。
小さい切れ端に刺繍されてしまいまして
ギリギリの縫いしろでホツレないように
私がフェルトに縫い付ける羽目に。
 
 
久しぶりに縫い物なんかして疲れました。
 
 
息子いわく
縫い物って本当に楽しい♡
これは僕のアンチストレスなんだ!
 
と彼にどんなストレスがあるのか不明ですが
ガーッと一気に縫い物して作品を仕上げると快感で
ストレス解消になるのだそうです。
 
私の友人Rさんには「ソーイングボーイ」と名付けられておりました。
 
 
先日パオラ先生にプレゼントしたら
クラスのみんなから一気に注文が入ったらしく
これから延々お友達の名前を刺繍してはプレゼントする日々となりそうです。
 
 
 
こんな感じで年末年始はお湯とピアノと刺繍と共に
ヌクヌクと過ごしておりました。
 
お願いだからお湯だけは奪わないでほしい!
とそれだけ願う2018年でございます。
 
改めまして、本年もどうぞよろしくお願いします♪
 
 
 
 
 
 
 
 
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悪夢は11月24日、フィレンツェに寒波がやってきた日に始まっていた。


夜シャワーを浴びていると
シュルルルル〜とお湯が出なくなって
泣きそうになった。


寒いっす。



その日からお湯が出る時間は
一日のうち、ほんの数時間だけになり
お湯が出ないワケではないのに
夜のシャワーの時にはいつもお湯が出ず
トイレのビデで足湯をしながら洗う日々が続いた。




水道屋さんも呼んだけれど
最新式の120リットルタンク式電気湯沸かし器は
非常に複雑なパラメーター制御されていて
素人は触ってはいけないと言われ

この水道屋の兄ちゃんも解決出来なかったらしく
このアパートに設置した業者を呼べと言われて
そのまま放置された。



その間、突然気まぐれにお湯が出はじめる時間に遭遇することもあり
早朝とか、深夜とか、
まるで湧き水かのように
お湯が出たぞー!と変な時間に
みんなでシャワーに並んだりした。




なので、全くシャワーを浴びれなかったのではなく
気まぐれなお湯の出方にトホホとなっていた。




アパートの管理会社に電話して
電気湯沸かし器を設置した水道業者に連絡をとってもらい
電話がきたのが12月21日。



ま、まさか
我が家恒例のクリスマス正月水害に
今年もならなければ良いが
と嫌な予感がしながらも
水道業者に事情を説明すると

早急に対応するよう努力します。

とのことだった。



22日、その水道業者からうちの住所の確認があり
明日修理工を送るとのこと。


おぉ、23日でギリギリクリスマス前に間に合うかな?
と待っていたら夕方5時になっても来ない。



確認の電話をすると
クリスマス前で浮かれた様子で

残念ながら、今日はもう事務所を閉めて家に帰るところです。
27日に伺いますね!



と言われて
私は呆然と顔に縦線がサーサーサーサーッと入った。
何故なら21日辺りから、お湯が殆ど出なくなってしまっていて、お皿も冷水で洗っていたから。



アナタ、私にクリスマスお湯無しで過ごせって言うのですか??

と言うと


後で説明書のpdf送りますからメールアドレス教えてください!

と調子良く言ってきて
これ読んで、何か解らないことがあったら
この携帯に電話ください。


と言って業者は電話を切った。


また!まさかのクリスマス水害に陥った我が家。


一昨年は正月水道管破裂で風呂場全改装で
あの時はトイレの便器まで無くなり
非常に辛い日々を過ごしたのだった。


前回来たプロの水道屋がお手上げで
設置した業者呼べと言ったのに
私に取説のpdf送りつけて何が解決するっていうのか〜っ!!!

と夫の前で怒り狂っていると

こうなる運命だったんだから、仕方ないよ。

と、またいつもの運命話をしてのん気な男。


夫よ、お前には私達の気持ちなど解るまい!
なぜならお前は職場で毎日熱いシャワーを浴びて帰ってきているのだから!!!


私は久しぶりに怒ってしまった。
でも震災の被害者の人を思って気持ちを鎮めた。


寒空の下、帰る家を失ってしまった人達は
どんなに辛かっただろうか??

私は安心して寝る場所があることに感謝しながら
髪の毛も洗えないままクリスマスをやり過ごした。



26日、イタリア人の友人がランチとシャワーに招いてくれた。
涙が出る程嬉しかった。

ランチ後、熱いシャワーを浴びて髪の毛を洗い
友人が用意してくれた新品のバスローブに包まれた時
私はこの上ない幸せを感じた。


久しぶりに全身の血の巡りが良くなり
最高にリラックスしながら
ウトウトと眠気に襲われ
このままベッドに倒れこみたい衝動に駆られた。


サロンに戻ると
友人がデザートのパンドーロを切り分けていて
私は半分寝ている意識のまま
幸せにパンドーロを口に運び

リツコはもっと業者に怒りをぶつけないと
なめられて、いつまで立っても修理に来てもらえないわよ!!

と友人に言われているのを
ボーッと聞いていた。



27日。
朝から業者の携帯に電話して

今日は来てくれんでしょうね??

とドスを効かせると

は?どちら様ですか??
弊社は数え切れないお客を抱えていますので。

と、すっとぼけられた。
ムカー!

名前を名乗ると

あー、ハイハイ、解りました。
僕の同僚のステファノを送りますので
午前中遅くか午後に電話してから伺います。

と言う。


そしてそして、
なんとまた夕方5時になっても
来ないってどういうことよ!?



私はまた業者の携帯に電話して

ステファノはどこにいるんじゃ、ゴルァ〜!?

と聞くと

え?まだ来てませんか?
おかしいな、朝8時から外に出ているのに。
確認してから折り返し電話しますね。



すぐに電話があり

申し訳ございません、
休み明けで混んでいて
本日は伺えないとのことです。



プチッ


切れましたよ。
ワタクシ、自らキレた音、確認しましたわよ!



アンタね、
私はクリスマス前の最後の客だったんだから
最優先で来るべきなハズでしょ!
こっちは障害者と子供二人抱えているのよ!
前回もそうだったけど来れないなら来れないって、
なんでそっちから電話して来ないのよ!
アホみたいに人を1日中待たせるのもいい加減にしてよ、そんな暇人じゃないのよ!


と怒りまくって怒鳴りつけると
業者は怯えまくって急に態度が変わって

ハ、ハイッ!
明日の8時半キッカリに伺いますので!
明日は確実ですので!!








キャリーぱみゅぱみゅが好きな娘が
Youtubeでメドレーを聴いていた。
すると、そこに混じって
浜田ばみゅばみゅの「なんでやねんねん」がかかっていて
もう、それが、頭から離れなくなった。



イタリア生活
なんで? なんで? なんでやねんねんねん?!
なんで? なんで? なんでやねんねんねん?!







ステファノは8時にやってきた。

やれば出来んじゃん!

12時頃まで4時間もかけて
色々検証して、原因は
障害者用トイレ脇に設置してある
シャワー型ビデの蛇口がいつも開いているから
お湯が出なくなっていたようなので
いつも閉めておくように、とのことだった。




ただ、お湯は出るようになったけれど
水圧が低くてお湯の出が悪いことに関しては
管理会社にレポートを提出しておくので
また交渉してから電話します
とのことだった。



今夜こそ、久しぶりに
寝る前に熱いシャワーを浴びられる!

まずは子供達二人にシャワーを浴びさせたら
二人目の息子の番にはお湯がチョロチョロとしか出なくなっている。





ガーン





ひとまず悪夢は終わり
食器はお湯で洗えるようになったが
第二ラウンドのゴングが鳴ったっぽかった。



現実逃避してブログでも書いて
明日の朝風呂にかけてみようと思う。

モロッコのハンマムみたいな
公衆浴場が近くにあったらいいのに!!!



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イタリアの中学校の集団午後面談デーがあった。

2日間にかけて教授達が待機していてくれて

面談したい先生とお話出来る。

 

 

この2日間を逃すと

個人的に予約を入れて

1人の教授の面談10分間×教授の人数分

学校に午前中通う日が増える悪夢となる。

 

 

もちろん働いていて午前中来れないママ達は

この午後4時~7時までの面談デーに集中する事になる。

 

 

私はこの中学に通わせるのは初めてだし

この面談がどんなシステムなのかイマイチ解っていなかった。

ボンヤリ予想していたのは、

100人くらいの凄い人だかりなのだろうということだけ。

 

 

 

 
 
 
 
 
さて、面談当日午後4時ピッタリに中学校に着くと
予想通りの人だかりで、まだ入口の扉は開いていなかった。
 
 
少しして門番の女性が扉を開けに来ると同時に
待機していたママパパ達は一気にダッシュし始め
私は人混みに流されて校舎の中に押し込まれた。
 
 
ななな何事!?
 
 
ママパパ達はペンを持ち
各教室の扉に貼ってある教授の名前が書いてある白い紙に
我れ先にと名前を書いている。
 
 
私が唖然としながら目で見て学習して
慌てて自分の名前を書いた頃には
35番目の位置にやっと書けた。
 
 
いや、この教授以外にも面談したい教科があったけど
一体どこの教室にその教授が割り当てられているのかが解らない。
 
 
ママパパ達は走り回ってお目当ての教授の教室を探し当て
紙の前にはスゴイ人だかりが出来て(←日本人のように一列に並べない国民)
 
私はやっと教授の名前を探し当てて名前を書こうとすると
「ちょっとアナタ!私達列を作っているのよ、後ろに回りなさいよ!」
と激を飛ばされた。
いや、コレは列ではなく、ただの人だかりかと思いやした、すんませーん。
 
 
 
というワケで大混乱の中
名前を書けたのは2人の教授だけ。
 
 
殺気もおさまり、みんな名前を書き終わったママパパ達は
待ちの体制に突入し、一斉にお喋りし始めた。
 
 
廊下いっぱいに座るところも無く
みんな立ち話をしていて、ウルサイうるさい!
 
 
 
私は人混みが嫌いだ。
ウルサイところはもっと嫌い。
 
そしてこのイタリアのアホなシステムが大嫌い!!
 
 
他の学校はパソコン上から予約出来るシステムもあるみたいだけれど
うちの学校はまだ導入していないとはいえ、
もっとどうにか事前に希望者のリストを募り
学校側が時間を指定してその時間を目安に来るシステムに出来ないものか??
 
 
 
日本人の私は呆れてしまうが
当のイタリア人も
「いやぁ、何事かと思ったよ!まるで火事でパニックになったような絵図だったね!」
などと言っている。
 
イタリア人全員が合理的な考えが出来ないのではなく
イタリアの学校や、公共機関がアホなシステムを導入していることが多い。
 
 
そして、待たせる。
 
イタリアにいる=待つことに耐える
と言っても過言ではない。
 
待てない人はイタリアには居れない。
そしてイタリア人は、とても辛抱強くお喋りしながら待つ。
 
 
この日私は冷たい階段に座って
Kindleの本を数時間読み漁り
ふと目を上げると柱に各教授の教室の割り当て表が
矢印で書かれて貼ってあるのを見つけた。
 
あぁ、こんな紙が貼ってあったんだ。
 
 
もうこんな疲れる面接デー2日目は来たくないと思ったけれど
この教室割り当て表を見て、効率良く名前を書けば
もっと早く面接の順番が回ってくるかもしれない、と希望が持てた。
 
 
 
 
面接2日目。
今日6人の教授とお話出来れば
6日間面談に通う日数を節約出来る。
 
 
おっし、やるぞ。
 
 
 
今日は5分前に学校に着いて
昨日よりは少ない人だかりを越えて
私は入口の扉の前に陣取った。
 
 
昨日と同じように
教授の割り当て教室が矢印で書いてある。
 
今日一番お話したい英語とフランス語とイタリア語の教授が
入口向かって左方面の教室。
教授名のリストの脇に教室名を書き
左方面に向かって走り、そして右方面に戻るイメージトレーニング。
 
 
 
やるのだ。
今日こそ先頭きって走ってリストの上の方に名前を書くのだ!
じゃないと7時までに6人と話せないのだ!
昨日のようにノロマなカメでいてはいけないのだ!
 
 
 
 
 
門番の女性がやってきた。
 
 
 
扉が開いたと同時に私はダッシュした。
イメージトレーニング通り
英語の教授の紙めがけて走る。
 
 
なんと!2番目に名前が書けた!
 
次!フランス語!
が、こちらは大人気で34番目。
瞬く間にリストは70番目くらいまで増えている。
 
 
イタリア語!ここは少なくて余裕。
 
 
お次は右方面に戻って美術と体育と宗教だ!
 
 
美術の教授の教室前でみんながブーブー言っている。
なんと、教授は一定数に達したところで自ら紙をはがして
リストを閉じてしまったらしい。なんて不親切な!
 
 
体育は40番目くらいだけど
なんとか7時までに順番が回ってくるだろう。
 
宗教は誰も面接希望者がいないので余裕だった。
 
 
取りあえずは名前を書けて
すぐに英語の教授との面談に戻った。
 
 
今日は効率良く3時間を使えそうだな。
 
 
しかし気になる美術の教室の前で様子を見てみることにした。
みんなまた列をなさず、人だかりになっていて
事の成り行きを観察している。
 
 
リスト上の全ての面談が終了すると
教授が出て来てまたリストを開けた。
人だかりで待っているママパパ達に名前を名乗らせ
自らリストに書いて
「ハイ、今のところはここまで!」
とまたリストを閉じた。
 
 
いじわる~!!
 
 
面談デーなのに面談人数を自ら管理するなんて。
 
 
その後も2回リストが開き
8人程名前を書いてはリストを閉じるので
みんな諦めて帰っていった。
 
 
私は5人との面談を終えて
18時20分に美術の教室の前に行ってみた。
まだ待っている人達がいる。
 
 
 
7時までは時間もあるし
非常に気にくわない教授だが
また別の日に戻ってくるのイヤだから待ってみよう。
 
 
18時30分にまたリストが開き
教授は19時ピッタリに私はここを出なければならないから
今日はこれが最終リストです、と言うので
みんな驚きの声をあげた。
 
 
ずっと辛抱強く待っていたパパが
「19時まではまだ時間もありますし
 次のリストオープンの期待を持ってお待ちしております。」
と教授をキレさせないよう礼儀正しく言うと
 
「いや、期待されても困ります。私は帰らなければいけませんのでね!」
と言い放って中に入ってしまった。
 
 
いやー、態度悪ー!
 
1人頭3分で終わらせれば19時までに
ここに待っている人全員イケるでしょー!
 
 
どうやらこの教授、気分屋とみて
私達はまたまた辛抱強く
次に何て言うのか待ってみた。
 
 
教室の前に残っているのは5人程。
 
 
また教授がリストを終えて顔を出した。
さっきのパパに向かって、
「では、これで本当に最終リストにします。」
と、私達全員を終わらせてくれるとのこと!
 
 
ヤッター!
 
これで今日の目標は達成された!
 
 
 
結局なんだかんだ言って
最後には私もゲーム感覚で楽しんでいた。
 
 
 
しっかし、こんな自分勝手で個性的な教授に
ふりまわされるイタリアの中学生は
本当に可哀想だねーとココロから思ってしまった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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最近周りの友人達から
理不尽な相手の物言いに対して
どうしたら良いのか解らない!
そんなこと言われて許せない!!

との相談を何件も受けました。





当の私も数ヶ月前
入院中の義姉が私の悪口を看護師たちに
言いふらしているのを目の当たりにして
怒りでクラクラした体験があります。


そのこともシェアしながら
皆様に今後降りかかるかもしれない
行きどころのない怒りの鎮め方について
ご一緒に考えて頂けたらと思います。




このブログの過去記事に遡って頂くと
私の義姉が糖尿病の末、両足壊死し
右脚は奇跡的に血流が回復して助かりましたが
左脚は切断し、去年の冬は完全介護が必要だった様子を記録しています。


私は初めてのお年寄りのオムツ替えなど
周りのみんなに助けられながらなんとかこなして
今やっとバリアフリーの家にお引っ越しできて
義姉は一人で車椅子でトイレに行けるようになりました。



一人でずいぶん自由に動けるようになって強気になったからか?
私や周りの人間の苦労など
スッカリ忘れてしまったかのように
入院中の義姉がどんな悪口を言いふらしていたかというと


あの弟の嫁(←私)は
温かいパスタの一皿も作ってくれたことがない!!


と看護師達に言いふらしていて
私がお見舞いに駆けつけたところだったので
彼らの傍に辿り着くと


ほら、コイツだよ!

と看護師達に目配せして
彼らは蔑みの目で私のことを見たのでした。








アナタなーらどぉする〜??






私は怒りで頭が爆発しそうになり
その後、急降下で悲しくなり
この感情をどこにぶつけて良いものか解らず
途方に暮れました。



数日後、ワナワナソワソワし始め
医療系の人達にアドバイスを求めると

律子、それは、ヒステリー症状だよ。

と言われました。



私は普通の人間より鈍感なので
数日後にその症状が現れたのですが
敏感な方ならすぐに反応として出るそうです。

お陰様でその症状は1日だけで、すぐに治まりました。





その数日後、随分前から予約していた
老人病科の初検診があり
専門医と義姉の暴言について
運良く話す機会を持つことが出来ました。


先生は、そんな質問には慣れっこのようで
義姉が席を外した診察室で私に

あのね、お義姉さんと議論するのは無駄ですから!
全て議論せずにスルーするのがアナタの身のためです。


と、ズバリ、とどめの一言をアドバイスくださいました。



脚を切断してショックを受けた脳は
もう普通のビジョンでモノが見えなくなっているのです。


その捻れたビジョンから見たアナタは
介護者であったって感謝なんかしないし
悪口を言い始めたら止まらないのです。


つまり、お義姉さんが言うことは
全て聞かなかったフリをすべきです。


じゃないと、アナタがおかしくなってしまいますからね!




私は3ヶ月も前からこの老年病科を予約していて
義姉の暴言もピークに達した頃に受診できて
良かったなぁと思いました。




人が変わっていくのは悲しいものです。



私にとって、完全介護だった去年の冬
全くベッドから動けない義姉が

ありがとう
ありがとう

と何かする度に私に声をかけてくれていた方が
助け甲斐があったような気がします。




モロッコ人の友人にそれを言うと


そんな時こそ、お義姉さんを大切に扱いなさい。
アナタが耐えられなくても
アナタと神との契約だと思って続けなさい。
それを成し遂げた日には
神はアナタに信じられない幸せをもたらしてくれるから。


と言いました。



私は無宗教ですが
彼女の言う「神との契約」は
この理不尽な現実に
唯一私を納得させてくれました。


私がどんな想いをしているかなんて
誰も見てもいないし知らない中
神様だけが見ていてくれると思うと
救われる気持ちになるのです。




私はこんな理不尽な同居生活を13年も続けていますが
実際に神様は私に既に信じられない幸せをもたらしてくれているのです。








義姉も最初からこうだったのではなく
扱いにくい性格ではありましたが
私が妊娠中や出産後、子育て中も
いつも私を助けてくれていました。
私にとって、唯一の近くにいる親戚だったのです。


その時の思い出があるから
今も私は同居が続けられています。




そんな思い出も何もない
他人に理不尽な事を言われたとしたら
それこそ怒りのぶつけどころが無いですよね。


でも、その理不尽な事に反論して
メリットがあることは殆ど無いのです。


何故なら、理不尽な事を言う相手は
全く思考回路の違う他人であり
その人を変えることは、ほぼ不可能に近いのです。


だから、理不尽な事を言う人を仮に「異星人
」としますと
アナタと神との契約だと思って
異星人を認めてあげることが得策のようです。



そうだよね、アナタの言う通り!ってなカンジで。
(それがたとえ絶対に納得いかなくても)



人はどうしても自分の正当性を相手に解らせたいと思いがちですが
どうやら異星人には地球の常識は通用しないようで、反論しても大抵逆ギレされます。



何よりも私の場合、
ハッキリ申し上げますと
自分が解決不可能なことに
クヨクヨ悩んでいる時間が勿体無いと思うのです。


貴重な私の限られた時間を
異星人によってかき乱されるのは
最低限でないといけないのです!!


だから皆様もいつか異星人に穏やかな精神を乱される日がきてしまったら

そうだよね、あなたの言う通り!

と無理やり認めて
なるべく早く何か楽しいことをされると
よろしいかと思います。


私の場合、気持ちを切り替えるために
サッと家を出て図書館で勉強に没頭します☆



私の義姉との同居生活の初期の頃は
モロッコと日本との異文化間の
考え方のギャップの大きさに慣れるのに
四苦八苦の毎日でしたが


それにやっと対応出来るようになったら
義姉は今度は異星に向かってしまっているようです。


でもドクターの言う通り
これからは議論無用で相手を認めて
切り替えスイッチをオンにして
楽しい予定を隙間時間に沢山詰め込んで行こうと思います♪












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先日楽器屋さんに行ったら
ウィンドーにカホンが置いてありましてね。




この箱の上に座ってまたがって演奏する楽器です。写真はアマゾンから拝借。



私はその昔パーカッションをやっていたので
この楽器の演奏を初めて動画で見た時鳥肌が立って、
是非触ってみたいものだと、ずっと思っていたのです。



それを見つけてしまったものですから
楽器屋のオジサンに
アレを触らせてください!と頼んで
ワクワクウズウズしながら
目の前に運ばれるのを待ちました。





ウォー!
やっとカホンに触れられる瞬間☆





座って叩いてみると
ウーン、スネアドラムチックに
スコーンと抜ける音。


これは面白い♪
絶対買っちゃう!



私はテーブルの上で
指でトレモロのリズムを叩いていて
先日息子に、マンマは一体何をしているんだ?
と奇妙そうに言われたところ。


私は無意識にあらゆるモノの表面で
リズムを刻んでしまう癖があるので
その矛先をカホンにしたら
それはそれは楽しいだろうと確信したのです!



そしてこの携帯性のよさ。
ピアノと違ってどこにでも持って行けます。
素晴らしい!!






お店のオジサン1は
僕は家で自分でカホンを自作しているんだよ
と言うのでビックリして

オジサン2は、こうやって演奏するんだよ
と叩いて見せてくれました。

ほほぉ〜、響きが違いますね!



もう、メッチャ買う気マンマンで家に帰り
夫にコレを買おうと思うんだけど
と言うと



君は気でもふれたのか?
こんなモノ、ここの家で叩き出したら
離婚だ!!


と言う。


ストレス解消に最適だと思うのだが。


と言うと


走りに行くほうが断然良いと思うよ。
騒音公害で警察沙汰になる前にね!





ションボリ。




ええ、ここのアパルタメントでは
楽器の音がまる聞こえですからね。


先日も上の階の早朝ピアノ練習を
どうにか朝9時までは弾かないでください
とお願いしたところ。





では、モロッコに持って行ってもよいか?
と聞いてみると

夫は黙っている。



よし。
モロッコでなら
騒音に対して寛容だから
家で叩いても大丈夫そうだ。


公園で上手に叩いたら
みんなお金をくれるかもしれない。


ふとモロッコの公園で
謎の中国人がカホンを演奏して
小銭を集めている図を想像して


やっぱり公園はやめよう


と思いながら
カホンをかき鳴らせる日を
待ち遠しく思う今日この頃。








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ここ最近、緊急の医療通訳のお仕事が立て続けに入っています。

 

私は大学病院の専属通訳なので

通常は平日にしか依頼の電話はかかってこないのですが

今日は日曜日の夜に、明日の朝一の手術前に駆けつけるよう要請がありました。

 

師走に突入して、寒さも厳しくなりましたし

ご旅行中の方も暖かくしてお出かけくださいね☆

 

 

 

 

さて、毎年恒例のクリスマス市が

サンタクローチェ広場にやってきました。

 
 
 

さ、寒いでっす。
 
 
 
 
 
 
 
 
毎年懲りずに同じモノしか並ばないんですけどね。
シナモンやミックススパイスの香り一杯のパンやお菓子や
ヴァンブリュレの湯気を眺めて、雰囲気を楽しみに行くのです♪
 
 
 
 
 
 
 
 
密かに、変顔の妖精さんが好きです☆
 
 
 
 
 
 
 
 
数年前からフランスチーズ屋台が消えてしまって
私的にはかなりブーイングなのですが
いつもイタリアチーズでも飽きますので
試食して美味しかったヴィンテージ チェダーを買ってみました。
 
 
 
 
 
 
 


写真は撮り忘れましたが
忍者好きの息子は何故かクリスマス市で忍者の刀を購入。

先日、日本から私の母お手製の忍者の衣装が届き
来年のカーニバルの仮装準備はこれで万端です!
 

 
 
 
 
 
 
 
今年もあと1か月、
家があまりにもドタバタで
大学の第1セメスターは全く通えませんでしたが
2017年を終える前に一つテストを受けておきたくて
久しぶりに勉強しています。
 
 
やることテンコ盛りですが
師走の忙しさに押し潰されないように
気合い入れて参りましょう!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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イタリアで子供が週末に風邪を引くと困る。

 

お医者さんは当たり前のように休みだし

近所の休日診療所は夜8時からしか開いていない。

 

引っ越し前はご近所だった小児科総合病院Meyerも

今は相当遠く感じるようになってしまった。




 

でもMeyerなら予約制の休日診療ACAPがあるので

金曜日の夜に中耳炎で泣き出した息子と

胃痛で苦しむ娘を連れて行こうと

朝9時に開始される電話予約に向けて待機した。


9時になったと同時に電話をかけ始めると

あなたの前に3人待機中ですのでお待ちください

とのアナウンスが流れたので

ずっとスピーカーにして放置しておいた。

 

 

ずいぶん待って、やっと私の番がやってきた!

 

 

受付の女性の声が聞こえたので

スピーカーを解除して話そうとしたら

なんと、間違ったボタンを触ってしまって

電話を自ら切ってしまった!!!

 

 

 

オノレの馬鹿さにスゴイショック。

 

 

きっと日本にいた頃の私なら

怒りで壁とか椅子とかに当たって

痛い思いをしていたかもしれない。





 

 

でも夫とかモロッコ人を見ていると

こういう時に

 

今日はそういう運命だったんだよ♪

 

と言って日本人ほどムカついていない様子に見受けられる。

彼らの1秒先の人生は全て神の手に委ねているから。

 

 

日本にいた頃の私は超エゴイストで

人生は自分の思い通りになると思っていたので

思い通りにならないものだから、いつもムカついていた。

 

 

でもモロッコ人から見習って

お気楽神任せ人生の法則に則って生きてみると

 

電話を自ら切ってしまった瞬間

ショックではあったけれど

 

「もしかして、この現象は意味があって起こったのかも?」

 

と自然に思えたのだ。

 

 

 

 

そして気を取り直して急いで電話をかけ直すと

なんと!あなたの前に14人待機しておりますのでお待ちください

とのアナウンスが流れた。

 

 

ひぇ~!

 

 

一体何分待たされるのかしらん?

またスピーカーにして、出かける用意をしながら

自分の順番を待った。

 

 

もう忘れた頃に、やっと受付の人の声がして

今度こそ間違えないように電話に出て

姉弟で12時50分と13時10分の予約が取れた。

 

 

 

イタリアという国に住んでいると

こうして電話で話すだけでも30分くらい余裕で待たされて

私の貴重な時間は見事に奪われていく。




イタリア在住のママさん達、本当にお疲れ様です

と皆んなに言ってあげたいくらい

日本のように物事がスムーズに進むことは無いですねぇ~。





さて、時間通り診察してもらえて

スッキリしてドアを開けると.......


とっても嬉しい再会が待っていた♪




引っ越す前のご近所さん



大好きなチュニジア人パパ友

風邪をこじらせた息子さんが

私達の次の予約で外に待機していたのでした☆




おぉぉぉ~久しぶり!元気??

ここに来ているんだから子供達は元気じゃないよねー?

とご挨拶。



そうかー、あんなに予約の電話で待機した暁には

こういう再会の運命が待っていたのか!




なんだか、あの電話切れちゃった時に

怒っちゃわなくて良かったなぁ

と思ったんですよ。



もしあそこでキレていたら

また違う運命が待っていたのかもしれませんしね。







話はぶっ飛びますが

先日息子が週末に通う日本語学校で

家族連れでウフィツィ美術館に

フィレンツェの公認ガイドさんの解説付きで

特設日本ルネッサンス展と常設展を見てきました。









私はきちんと解説してもらいながら見たのは初めてで

日本の金屏風について、とても解かりやすく

子供達が理解出来るように噛み砕いて説明してくださった

ガイドさんの解説に、とても感銘を受けました。









日本美術展を見終わると
子供達のグループと大人グループに別れて
常設展を見て回りました。







こんな宝物がご近所にあるのですから
もっと頻繁に見に来なくちゃですね。

近すぎて、いつでも見れるから
と後回しにしてしまいがちなんですけどね。







しかし、今回ガイドさんの解説付きで見たので
今までボーッと無知のまま観賞していたのとは
全く違う、格段に深い学びがありました。



全てに意味がある絵画達。



それを一つ一つ噛み砕いて観ていくということは
何て神秘的で素晴らしいことなのでしょう!






たとえばこちらのミケランジェロの絵も
間近で見るのも凄い迫力ですが





一歩下がってこちらからみると
横たわる女性のアーチにすっぽりとハマるように
配置されているんですよ~
とガイドさんが説明してくださって

こういう美術館側のの配慮も
フォーカスを変えて見ることで
また世界が変わって見える良い例だなぁと思いました。



予約の電話自分で切っちゃって
狭い視野で怒るのではなく

一歩下がってフォーカスを広角に切り替えてみると
切れちゃった電話にも意味を見いだせて
忘れた頃に友人との再会が待っていて喜ぶ

ってことに共通するね
と1人ウーンと考える週末でした。







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 
 
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モロッコで息子が交通事故にあってから
私達の生活から平穏という文字が消え始めた。

翌年の夏には義姉の両足が真っ黒に壊死し
秋には左脚を切断した。

年末に義姉は敗血症で死にかけたが復活し
今度は車椅子生活のために引っ越しを余儀なくされた。



1月にモロッコの義弟が亡くなり
3月に引っ越しが完了し
新しい環境に移った義姉は
今までの自分のテリトリーを離れたので
精神的に不安定になり私達夫婦に猛烈に当たるようになった。



小さな幸せを願う私達夫婦は
結婚前から義姉の健康に振り回されている。



夫は義姉のワガママにも
愛を持って辛抱強く耐えて支えてきたけれど
あまりにも色んなことがありすぎた今
彼も精神的に限界に達し

ある日の夜中
横になりながら私に助けを求めてきて
手足の末端の感覚が無くなり救急車で運ばれた。



私はこの夜、本気で夫を失う恐怖を味わった。
高血圧家系で義弟も亡くなったばかりだし
彼も脳卒中の症状かと思ったから。


救急隊員が心電図を取る中
その値が乱れたと聞いた時の緊張といったら無かった。



検査結果を待つ間
どんなに時間が長く感じたことか。






全ての血管の検査結果を女医さんが伝えに来て

全く異常はありませんでした。
恐らく強いストレスに晒されましたか?
と聞かれて、はい、その通りです
と答えた。


私は心の底からホッとして
朝方4時頃タクシーで家に帰った。



あの時、脳卒中と診断されていたなら
私の人生はまた違う方向へ進んでいたのだろう。


夫は安定剤を飲みながら1ヶ月程コンコンと家で寝続けた。

自律神経失調症の末に
脳卒中のような症状が現れる事があるとも知った。
その手足の麻痺は元に戻らないこともあると聞いて
今は何の異常も無いことに心から感謝した。


なんとか回復して今、夫は仕事に元気に通っている。



その間に娘は階段で滑って尾てい骨を折り
息子は前歯2本を折った。



そして私だけ、風邪1つ引かずに
メッチャ元気に生活している。
本気で馬鹿なのか??とか思ってしまうくらい
私だけ何も起こらずに家族皆んなの
災難に振り回されながらグルグルと
ただフォローのために走り回っている。



ここで私が倒れたら全てのバランスが崩れるので
この健康を与えてくれた神に感謝している。



私にはこの2年間、今まで当たり前のように享受していた
静かな生活を送れずにいた。



息子の交通事故を境に
子供を習い事に連れて行く事さえ出来なかった。


今やっと、子供達がずっと再開したがっていた
プール教室に通わせてあげられるようになった。


時には子供達の宿題すら
満足に見てあげることが出来ず
本当に申し訳無く思っていた。


でもやっとのことで
元の静かな生活を取り戻せそうで嬉しく思う。



何故こんなに沢山の騒ぎが
この2年の間に起きたのか?解らない。


でも全ての騒動が、私に膨大な学びを運んできたのは言うまでもない。


私は困難が降り掛かってくる度
これはまた新しい学び!といつも挑んでいる。




子供達の成長過程において
今、ここにある輝かしい一瞬は
二度と戻ってこないものなので

この2年間に出来ずに残念に思っていた沢山の事を
これからは子供達のためにしてあげようと思う。









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先程子供達のアラビア語学校で
久しぶりに会ったモロッコ人の友人と
さあ、一緒にcafeでも!と言っていたら

彼女の旦那様から電話があり
息子さんがサッカー中に歯を折ったそうで
彼女は血相を変えて救急病院へと向かいました。



そう言えばうちの息子も
夏、モロッコに出発する直前に
大人の歯の前歯2本を折る事件があったんですねー。



息子は、ママ、歯が痛いんだ。
と静かに言いました。


私は別件で虫歯治療の予約を取っていたので
来週受診するから我慢していてね、
と言うと

ママ、そうじゃなくて
歯を見てほしいんだ。


その2本欠けた歯を見せられて
私は ビビビ ビックリして
パニクって号泣しました。




部屋でテレビを見ながら
靴下で歩いていて、床で滑って
顔面を打って、真ん中の2本が三角形に割れてしまったと言うのです。
根本ではなく先半分が2本とも欠けていました。


同じ部屋に娘もいたのに
彼より前にあるソファーに座っていて
後ろで転んだ弟に気付いてもいませんでした。


つまり1人静かに自爆し、鏡を見に行き
その後私のところに言いに来たのでした。



私は普段、
大慌てでパニクったりすることが殆どないので
私が大泣きしているのを見て
息子もビックリして泣き始めました。


いやはや、2年前のモロッコでの交通事故の時より慌てました。
だって、歯は命ですからね!


どうして良いか解らず
取りあえず泣きながら歯医者に電話しました。


打ったのは歯だけですか?
それとも他に頭とかも打ちましたか?

と聞かれて、
取りあえず歯だけみたいです。

と言うと、
欠けた歯があるのなら拾って
すぐに連れてきてください、とのこと。


それを聞いた娘が床を探して
欠けた歯2つを見つけてきてくれて
それをティッシュにくるんで
すぐに歯医者に向かいました。


道がてら日本の妹に連絡すると
歯を折った時の対処法というサイトのリンクを送ってくれました。



そこには、欠けた歯は
牛乳に入れて保存すること
と書かれていました、がもう遅いな!


どうやら欠けた歯は乾燥させない方が良いそうです。



掛かりつけの歯医者は
夫がインプラントを4本もお世話になったところで
治療費は高いけれど、いつもとても高いレベルで仕上げてくれるので
どうにかなりますよう、祈りながら到着しました。



レントゲンを撮ると
1本は欠けた側面に神経が出ているので
ここは触れないので、とその側面に保護用パテを塗って固めて
この治療はモロッコから帰ってきた後にしますとのこと。


そしてもう一本は
神経は出ていなかったので
床から拾ってきた歯を上手にくっつけてくれました。


まるで折れたなんて解らないくらい
キレイにくっついて
取りあえず、私はホッと胸を撫で下ろしました。


もう一本の欠けた歯は
液体の入ったコップに入れられて
歯医者の冷蔵庫で3ヶ月程保存されました。



そんなこんなで、息子は1本歯欠けのまま旅立ちました。



帰り道、息子の行動を思い返して
彼だって折りたくて歯を折ったのではなく
不意の事故に自分もビックリして
恐る恐る私に言いに来て
母親にもパニクられて疲れたのでしょう
息子は可哀想に、グースカ寝てしまいました。



歯医者にも
目を強打したとかじゃなくて良かったわよ!
歯だったら、どうにかなるから。
と慰められました。



もう一本の歯はモロッコから帰国後
まだ保護用パテを取りたくないらしく
そのパテをつけたまま、欠けた彼の歯ではない
別の素材の歯を付けてくれました。


これで一応カタチだけは元通りになりました!





しっかし、この事故が出発前のイタリアで起きたことに心から感謝しました。
信用出来る歯医者に駆けつけられる状況、しかも平日の午後だったので!


今日は土曜日。私のモロッコ人の友人は
子供総合病院の救急に連れて行くと言っていました。
通常イタリアの歯医者は土日休みですのでね。


サッカー中にどのように歯を痛めたのかは不明ですが
歯が欠けたようなら、見つかれば拾って持って行くようにアドバイスしました。
モロッコ人の彼女もかなり動揺しておりました。



モロッコ出発前に、ある友人から
また思い出話として語れるくらい落ち着いた頃
この事件をブログでシェアしてよ!絶対誰かの為になるから。
と言われた事を思い出して書いています。



私がとても残念に思ったことは
息子はもうイタリアの美味しいパニーノを
前歯で思い切り噛み切って食べる事は出来ないんだな〜って事。


うちには足切断した人もいますしね、
そういうハンディキャップからすると
屁の河童的レベルではありますが。


現在息子は、中心の2本の歯をまた折らないように
脇の歯を使って食べることを覚えて
なんとかムシャムシャ食べています。



せっかく神様から健康体を頂いて
綺麗な歯も保持していたのに
それを守ってあげられなかったのが
母親として残念でやりきれなかったのでございます。


不意の事故や病気はやむを得ないものですが
それは普段の何気ない幸せな日常に改めて感謝することに

神様が気付かせてくれるよう
私達に送ってくれるサインだといつも思います。









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モロッコからイタリアに帰ってくると

まず空港に降り立って感じるのは
周りから耳に入ってくる人々の雑談の意味が解る喜び。
 
 
何気ない、他愛ない、人々が交わす会話が
意味が解る言葉として頭に入ってくる。
 
 
モロッコは、私にとって
とても居心地の良い楽園だけれど
人々の雑談は、未だ雑音のまま。
 
 
聞こえてくる雑談の
意味が全て解るワケではない
半ば意味不明の雑音を聞いているだけ。
 
 
それでも今年一番嬉しかったのは
長年通っていて初めて
義母とアラビア語で意思疎通が出来た事!
 
 
 
彼女のアラビア語(モロッコ方言)は
かなりキレイな発音で
アレを持ってきて、これが食べたいという彼女の希望を
やっと私が聞いて理解してあげることが叶った。
 
 
 
ただ、一度だけちょっと解ってあげられない事があった。
 
 
義母は
「ナァナァ(ミントの葉)を買ってきてくれる?」
と私に1ユーロ程くれたので
私はマルシェに行くと、たった10セントのミントの束を買ってきた。
 
すると義母は
「ナァナァは無かったのかい…」と残念そうにお釣りを受け取った。
 
 
 
私にはナァナァと聞こえるのだが
どうやらミントの葉が欲しかったのでは無かったっぽい。
 
 
はて、一体義母は何が欲しかったのか??
 
 
翌日お茶の時間に義母と他の親戚の人も同席していたので
義母が何を欲しかったのか確認してもらった。
 
 
なんと義母は
ラァナブ(ブドウ)が欲しかったことが判明した!!
 
最後のブの発音は舌を緊張させて発音し
殆ど聞こえないので、
私にはラァナァ→ナァナァに聞こえてしまったのだ。
 
 
イタリア語は意味が解らなくても
なんと言っているのか、取りあえず聞き取れて
それを辞書で引くことが出来るので分かり易い。
 
 
でも何と言っているかすら解らない言語を
人づてで意味を探りながら学ぶのは
とても根気のいる作業だ。
 
 
そんな意味不明な事もあったけれど
義母は私を娘のように扱ってくれて
初めてお互い解り合えた気がして嬉しく思った。
 
 



バスから撮ったので手前に幽霊ではなく歩行者が写っています✩
 
 
イタリアに帰ってきて子供達の学校で使うのモノを
文房具屋さんで揃えていて
レジに持って行って店主のオジサンに
 
これ、初めて買ってみるんだけど
使用感はどんな感じなのかしら??
 
と私がたずねると
 
「誰にだって初めてはあるよ!」
 
と店主は私の目を真っ直ぐ見て言った。
 
 
 
 
その言葉は私の頭の中をグルグル巡り
色んな場面で出くわした「初めて」が
走馬灯のように駆け巡った。
 
 
ただの「初めて」という言葉なのに
思いがけず色々と考えさせられてしまった。
 
 
 
初めて使ってみて
気に入らないようなら返品しにおいで!
と店主は言ってくれた。
 
 
 
そして私に
「君はどこ出身?え?日本?
 日本の方が住みやすいんじゃないの??」
 
などと質問してきて、さらに
 
「ねぇ、君はなんでそんなに幸せそうな顔をしているの??」
 
と聞かれた。
 
私はそんなに呆けた幸せヅラなのか??
と自分に問いかけながら
 
モロッコでリラックス出来たからかしら??
家族が私を支えてくれているからかしら?
 
と答えてみた。
 
 
- キミの旦那さんはイタリア人?
 
いえ、モロッコ人です。
 
- え!?男尊女卑の傾向とか無いの??
 
その傾向がある人もいるみたいですけれど
うちの夫は私より女性的にお料理でもアイロン掛けでもなんでもやります。
 
- それは良かったね!
  2人の外国人がイタリアで幸せに暮らせてるなんて素晴らしいことだね。
  君の顔がそれを物語っているよ。
 
 
 
彼は、どうやら日本があまりに先進国なので
日本人がイタリアに住むのは
苦痛が伴う事なのでは?と思ったらしい。
 
 


昔イタリア語で言いたいことが言えなかった頃
理不尽な事が起きても何も言い返せない自分に腹が立ち
その頃は色々な事にイライラしていた気がする。

 
言葉の壁は遊んでいては乗り越えられない。
私はイタリア滞在初期は遊び過ぎで、現状は何年も変わらなかった。
 
自分の理想の位置で、しかも外国で生き続けたいのならば
それなりの努力をしないと
せっかくイタリアが素晴らしい環境を提供してくれているのに
自分の理解力が及ばなければ、それを享受することすら出来ない。
 
 
 
私が店主の何気ない
「誰にでも初めてはあるよ!」
という言葉に考えさせられたように
 
短くはないモロッコ滞在中にも
沢山のモロッコ人が私に深く、素晴らしい言葉を掛けてくれていて
それを私は雑音として受け取り、聞き逃していたのでは??
という一抹の不安に駆られたのだ。
 
 
私は沢山の人と理解し合える努力をして
心と心で通じ合える素晴らしい体験もしたけれど
言葉とは、その基本的な無言語コミュニケーションに
想像も出来ないくらい豊かなエッセンスを加えてくれるものなのだ。
 
 
私は欲張りなので、こういう宝物のような言葉をいつも逃したくないと思う。
だからずっと勉強を続けるのだと思う。
 
 

 
 
 
 
 
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