ウーバー




「ウーバーってあるんですか?」


フィレンツェのタクシーの事について

書いた昨日、

そんなことを聞かれた。


そういえば、

半年前くらいにも、

タクシーの話題になった時、

その「ウーバー」とやらの

話題になったことがある。


アメリカ発祥の

個人タクシーサービスは、

まさに、

アメリカや日本に向いているサービスである。


イタリアでは

まったく無縁の

そのサービスに

初めて、聞いた時は、

「ウーパールーパー」しか

頭に浮かばなかった。


で、調べてみると、

アメリカや日本では、

個人がドライバー登録すると、

タクシーのように

顧客の要望に応じて、

希望の地へ乗っけてってくれる...らしい。


イタリアじゃ、無理だな...


なんとなく、そう思った。


何しろ、

イタリアでは、

タクシードライバーの権利を持ってなければ、

タクシー運転手にもなれない。


その権利を得るのにも、

人数制限みたいなのがあって、

誰でも気軽に、

ハイっという感じで

取れるわけではないらしい。


ちょっと前に起こった

タクシーのストライキは、

まさに、

この利権を守る為であったという。


イタリアというのは、

案外、

保守的な国である。


そういえば、

個人ガイドをつけて、

周る際にも、

ちゃんと資格を取った

ハイヤーを雇わなくてはいけないらしい。


美術館をめぐるなら、

ガイドの資格を持ってなくてはならないのだ。


そうやって、

お互いの権利というものを

カタチとしては

尊重しながら

生きている。


私もどうやら古いタイプの人間で、

こういうイタリア的風潮が

嫌いなわけではない。


最近では、

いろんなアプリが登場し、

誰でも気軽に

いろんな事が出来るが、

かえってそれが、

専門性を無くしつつあることにも

なったりする。


どんな人でも、

なんでも出来る...

のは、いいけれど、

やっぱり、いざ!という時は、

プロに任せたいと思うのだ。


ちなみに、

イタリアで、

もし、

「ウーバー」をやったとしたら、

そのうちの

幾つかは、

きっと、

車ごと居なくなる気がするのは、

私のイタリア生活が

中途半端に

長くなっているからなのだろうか...

と思わざるをえない訳である。



{2BFE6A1F-E0C4-4140-8ACC-45043D193D8D}


Coccoli 

コッコリ
パスタ生地を丸めて揚げたものに生ハムとストラッキーのというクリームチーズをつけて食べる、トスカーナの田舎料理。
最近は、おしゃれになりつつある、フィレンツェの飲食業界ですが、やっぱり、こういう田舎の伝統料理がいいなぁと思うのです。



⬇︎  どこか保守的...





最後までお付き合い、どうもありがとうございます。
AD