「今、働いてくれる 人探してるんだけど、誰かいい人いない?」


そんな風に聞かれることが

時々ある。


メルカートで、

しかも、

あのおやびんの元で、

働いていたことのある実績からか、

何が評価されてるわけでもないが、

真面目に働いてくれそうな人を

探している経営者が多く、

そういう人がいないかと

私に聞いてくるのだ。


一方で、

「仕事を探している...」という人も多く、

先日、ジェノバの病院で

看護婦の公開公募を行ったら、

とてつもない人数の求職者が

集まったらしい。


職の少ないイタリア...というイメージがあるが、

実際のところ、

真面目に雇うところと

真面目に働く人

噛み合っていないことが

本当は、

大きな問題だったりする。


私の知り合いは、

自営業で、

一人の従業員を雇っているが、

これがまた、

働かなくて大変なのだという。


イタリアでは、

圧倒的に

従業員の立場が強い。

法によって、守られている...

のだそうだ。


で、どうするかというと、

社員契約までこぎつけると、

途端に、

医者に行き、

診断書をもらい、

そうして、

堂々と休むんだそうだ。


休んでいても、

医師の診断書をもって、

国からの補助金が出るのだから、

休む本人は、

堂々とお金をもらえる仕組みになっている。


怪我をしたとかならまだしも、

精神的に...

なんていう病気の場合は、

本人の症状によるのだから、

例えそれが嘘であろうとも、

あえて証明できるものはない。


そんなんで、

知り合いの従業員は、

毎週のごとく、

病院に行く。


そして、言うのだ。

「おかしい。絶対、どこかが悪いのに。あぁ、俺はきっと、原因不明の難病なのだ。」と。


どうして、そんな輩を雇ったのか?

と聞くと、

「お金を盗んだりしないから。」


あぁ、それもあった。


手癖の悪いイタリア人は、

ついつい、

モノを持って行ってしまう。


何度聞いたことだろう...

「大手のスーパーで、何十人もの従業員解雇」

働いてるフリをして、

倉庫に入っては、

商品を持ち帰る従業員。


「真面目に働いて、手癖の悪くない人」


そして、


「真面目に支払いをして、正しく評価する人」


イタリアで、

どうしても平行線を辿る、

悲しい現実である。



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Panino con Porchetta

パニーノ コン ポルケッタ
豚を丸焼きしたものをスライスして挟んだ、パニーノ。こちらのパニーノはソースがないのですが、ポルケッタに十分、スパイスや塩がすり込まれていて、パニーノにして、ちょうどいい感じです。
昼間ですが、ついつい、赤ワインを。




⬇︎  困ったもんだ...





最後までお付き合い、どうもありがとうございます。
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