昨晩は、生プレトニョフの音を聴いてきました。
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2006年に突然のピアニスト引退宣言をしたプレトニョフが、復活するきっかけとなったSHIGERU KAWAIの製造元のカワイ楽器 が創立90周年との事でこの日はご招待を受けていて、すごくたのしみにしていました。
プログラムは今日のオペラシティと同じ
と言うか、舞台に出ていらした時から、そろりそろりと猫背気味にニコリともせず、不思議な雰囲気を醸し出していましたが、座ったと思ったらすぐに弾きだし、、
その音はもうpがいくつつくんだろうか~~⁇の世界。ピアニッシモでも響くと言うか、フォルテよりかえって存在感が大きいのはなぜ?
衣装も相まって、晩年のカトリックの僧侶となったリストの様?
前半も後半も一度も袖に戻る事なく、弾きっぱなし。でお辞儀はチョットおじいちゃんぽく
ですぐに弾きだす音楽は異次元!
なんと言って圧巻は、後半の3曲のモーツァルトのソナタ。
オーケストラ伴奏のオペラを聴いている様でした。もうそれはそれは多種多様な音が出て、
ピアノってこんな音がでるんだ~~こんな事ができるんだ~~と感激!
終始一貫冷静で、弾いてる自分を完璧に客観視できる、コントロールできる方なんだろうな〜〜
アンコールはリスト 愛の夢とコンサートエチュードこびとの踊りとラフマニノフの美しい小品。
こちらも極上の演奏。愛の夢がこんなに良い曲だったなんて。甘すぎない美しすぎる愛の夢でした。
家に帰り、真似してみよう!と試してみましたが、やはり、、、
現実に引き戻され、、、あれは夢だったのかも?と思うほどの衝撃体験❗️
評判では知っていましたが、生プレトニョフは噂以上の方でした。
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