「負けたら悔しい!つまんない!」 の「すごろく遊び」 | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!

次男が5歳の頃の話。

私が作った「すごろく・フルーツバスケット」で、次男と遊んでみました。

すごろく

もともと、ちょっとご機嫌ななめだった彼は、私に大差をつけられて負け、

「こんなのつまんない!あー、やんなきゃよかったよ!」


と怒り、せっかくの作品に蹴りをいれてきました。
罰当たりなやつめ。


でも、この位の年の子供と、勝敗のあるゲームをすると、こんなことが時々ありますね。

負けそうになると、ズルをしようとしたり、負けると泣いたり怒ったり。


「そんなことでは、楽しく遊べないよ。」と諭す場面ではありますが、心の中では、「ああ、勝ち負けがわかるようになったのね。」とその成長を感じ取ってあげましょう。


もっと小さい子では、参加するだけで満足で、勝っても負けても、のほほんとしているものです。


そして、周囲の大人や大きい子の態度を見て、「負けても、またやればいいんだ。泣くことないんだ。」と、学んでいくのです。



この日は、怒りまくった次男ですが、翌日、私が長男と遊んでみようとしたところ、
「ぼくもやる。」と、言ってきました。

今度は、1位長男・2位次男・3位私の順となり、笑顔で私のことを慰めてくれました。
やれやれ。