次男が5歳の頃の話。
私が作った「すごろく・フルーツバスケット」で、次男と遊んでみました。もともと、ちょっとご機嫌ななめだった彼は、私に大差をつけられて負け、
「こんなのつまんない!あー、やんなきゃよかったよ!」
と怒り、せっかくの作品に蹴りをいれてきました。
罰当たりなやつめ。
でも、この位の年の子供と、勝敗のあるゲームをすると、こんなことが時々ありますね。
負けそうになると、ズルをしようとしたり、負けると泣いたり怒ったり。
「そんなことでは、楽しく遊べないよ。」と諭す場面ではありますが、心の中では、「ああ、勝ち負けがわかるようになったのね。」とその成長を感じ取ってあげましょう。
もっと小さい子では、参加するだけで満足で、勝っても負けても、のほほんとしているものです。
そして、周囲の大人や大きい子の態度を見て、「負けても、またやればいいんだ。泣くことないんだ。」と、学んでいくのです。
この日は、怒りまくった次男ですが、翌日、私が長男と遊んでみようとしたところ、
「ぼくもやる。」と、言ってきました。
今度は、1位長男・2位次男・3位私の順となり、笑顔で私のことを慰めてくれました。
やれやれ。