ハイ、BGMはhelloweenのMr.Tortureですね。

Tortureって拷問って意味だそうですよ、授業で聞きました。

日本語でいうと「拷問さん」とか「拷問の旦那」とかですね。

どうでもいいか。


さて、丸山真男さんの評論の読解です。

段落…というか、5つの章(だと思う)に分かれていて、

「であること」と「すること」の違いを、例で説明し、

「であること」の社会の例の徳川時代から、

「すること」の近代へと向けて急激に進むことで、

日本人の精神に歪が生じて

今の社会がありますヨ、という事を言っています。

…簡単に論理の流れを要約すると、大体こんな感じに

なると思うのですが、その結果として「論理の物神化」とかが

出てくるのですかね。

ココらへんは専門じゃないので分かりませんが、

この「社会の急激な変遷」を引き起こした原因は「明治維新」と

分かりきっているのですから、変遷の結果引き起こされた事は何か?

が、テストのメインテーマになるんじゃないかな、と妄想したりしています。


じゃ、細かい読解いきましょうか。間違ってても責任取りませんよ。

責任は自分の悪い点数が補ってくれるでしょう、ってね。


章1 「権利の上に眠る者」

「権利は、行使されて初めて権利である」という事でしょうか。

権利は与えられたもの(であること)ではなく行使するもの(すること)で、

コレは時効だけの問題じゃないんじゃないか?って。


章2 近代社会における制度の考え方

注意すべき言葉…物神化

文字から考えると、物が、神になる事。

この文章の論旨から考えると、

人間がよりよい暮らしのために作った「民主主義」が

「であること」によって形骸化して人間を支配するようになった、

って事かなあ。


民主主義とか関心の強い問題が提起されてるけど、

メインテーマの具体例でしかなさそうだよ。

改善の目的ではあるかも知れないけど。


章3

徳川時代は「である」文化で、

今の「する」文化も、当時の名残なのか、この「である」

に近づこうとしています、って話。

結論へのホップだね。


章4

さまざまな事が社会にあって「する」論理が強まる話。

しかし人間はというと…?というのが結論へのステップ。


章5

ジャンプで届いた結論。

人間が社会の変化(する)に変わりつつも、

未だに(である)の思想が根を張って、えらいこっちゃ。

そしてこんな社会があります、と。原因を一方的に「である」側に

押し付けるのは、「である」が民主主義以前の老害扱いなのかなあ。

で、3章の例。(する)を(である)に近づけたがる、ってのが

その結論の具体例じゃないのカシラ?



…ぶっちゃけ丸山真男先生は文章上手だから、

あんま心配しないでいいんだよな。

ただ、その論理の分かりやすさを物神化して、

悪い風に利用するやつが出てこないか、ってのが心配です。



もう遅い気もするけどネ。