今月の初旬に妙高高原へ行って来ました。ターゲットはカルフォルニア星雲。普通の人はカルフォルニア星雲と聞いて?だと思います。文字のごとくカルフォルニア州の形に似ていることから付けられた星雲です。とは言っても日本人にはカルフォルニア州の形はピンと来ません。個人的には天女の羽衣の一部がひらひらと舞っているように見えます。

 

 

最初の写真は秋から冬にかけての星空の写真です。真ん中より右寄りのNGC1499の符号の横がカルフォルニア星雲です。カルフォルニア星雲はとても淡いので写真でしか捉えることができません。

 

 

 

 

Perseus : ペルセウス座、Auriga : ぎょしゃ座、Taurus : おうし座、

NGC1499 : カルフォルニア星雲、M45 : プレアデス星団

 

 

下が、今回撮影したカルフォルニア星雲です。星雲の淡いディティールが良く写っていて、大満足な一枚になりました。元の写真の解像度は5418×3582ピクセルで、ブログの写真は800×533ピクセルに縮小してupしています。

 

 

 

 

 

時間が余ったので、いっかくじゅう座のバラ星雲を撮影。秋の澄み切った空に標高1400mのおかげでこちらも素晴らしい写り。バラ星雲の方はカルフォルニア星雲と違い、双眼鏡でかすかに星雲を見ることができます。

 

 

 

星空の撮影を終えて機材を片付け終わると朝。寒かったですが霜が少なく快適に観測できました。美しい風景の連続で、2年前と同じ場所で撮影して見ると紅葉がすっかり落ちていました。帰りたくなかったのですが、仕方なく帰宅の途につきました。

 

 

 

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ペルセウス座流星群

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12日の夜から13日の夜明け前までペルセウス座流星群を見に行って来ました。場所は金沢市から車で30分のいつもの星見スポット。今まで30、40回通っていてすれ違った車がなかった道にいきなりの対向車2台・・・。

いつもの観測スポットに車が何度も通り、人が見ている場所に思いっきりライトで照らして無理やり車を停めようとするマナーの悪い車が来たりで、閉口させられました。普段は夜に車がほとんど通らない場所なのですが・・・。

車のライトで何度も思いっきり照らされながら撮影したのが下の写真です。流れ星は、星が動いていない北極星のあたりに2個、中心から右上に1個、うっすらとしたのが3個写ってます。

 

いつも通り星がシャープに写るようにレンズの絞りを絞って撮影したのがちょっと失敗。流れ星が見にくくなってしまいました・・・。流れ星の写真は星の写りを犠牲にしても開放近くで撮るのが基本なのでですが・・・。どうしても絞りを絞りたくなります。

眼視の方では双眼望遠鏡を眺めたり、カメラを操作していたのでそれほど多くの流れ星を見ていないのですが、15個ほどの流れ星をみることが出来ました。

家に帰ってみて他の方のブログを見たら、マナーの悪い人が星見スポットに大挙して押しかけていて困ったことになっている様で・・・。最近、あまり人のいなかった自然公園ににわか野鳥ファンが大挙して押しかけているのを思い出しました。天文ファンが増えて欲しいけど、マナーの悪いにわかファンは増えて欲しくないですね。


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火星と土星と天の川

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もうすぐ七夕ですね。七夕と言えば天の川ですが、梅雨時なので七夕に天の川を見たという話をほとんど聞きませんね。

ニュースで覚えている人もいるかもしれませんが、5月31日に火星が接近しました。火星は2年2か月ごとに接近するのですが、今回の接近は中接近。距離では11年ぶりの接近で、1ヶ月たった今も火星はまだまだ近い距離にいるので明るく輝いています。

もう一つ見ごろなのが土星。土星の最接近は6月3日で、最接近から1ヶ月たっていますがまだまだよく見えます。土星の輪は公転する軌道面から26.7度ほど傾いていて、30年周期で見え方が変わります。土星の輪を真横から見ると「輪消失」といって輪が見えなくなるのですが、輪が傾いた方角から見ると輪が開いて見えます。実は来年はもっとも輪が開いて見える年で、今年も輪がかなり開いて観察しやすくなっています。

見ごろを迎えている火星と土星ですが、実は天の川のすぐ近くに輝いています。と言うわけで先月の週末晴れたので金沢市近くの医王山という山で惑星と天の川を見てきました。

 

まずは超広角レンズで捉えた一枚。天の川と土星・火星の位置関係はこんな感じです。さそり座をはさむように見えています。土星の方は天の川をまさに横切ろうとしている感じです。上の方に見えるのが「彦星」こと「わし座」の一等星アルタイル、「織姫星」こと「こと」座の一等星ベガです。


 



火星・土星が見える部分を広角レンズで拡大したのが上の写真です。火星がさそり座の一等星アンタレスに接近しています。アンタレスは「火星の敵」という意味です。さそり座の上の方の天の川が濃いほうが天の川銀河の中心方向です。



2016年の火星 その2 / Mars through 10 inch telescope, June 26 2016
https://youtu.be/FTflSj14FGM

上の動画が私の望遠鏡で撮影した火星です。この時間は風が吹いていたこともあってゆらゆらと揺れています。




2016の土星 その2 (25cm反射望遠鏡)/ Saturn through 10-inch reflector telescope , June 26 2016
https://youtu.be/CRQ0pq-gsOM


次に土星です。実際はこれよりも模様が良く見えます。輪が二線ボケのように見えるのは、カッシーニの間隙と言って溝を境に薄い輪が取り囲んでいるためです。ちなみにカチャカチャ音がするのはコントローラーの音です(汗


今回行った星見スポットは普段夜景が見えるのですが、この日は富山平野が一面の雲海で、素晴らしい眺めでした。おかげで素晴らしい夜を堪能できました。

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