ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ピンカートンに会いにいく」の完成披露試写会に行ってきました。トーキョー女子映画部が呼んで下さいました。ライブ、楽しかったですよぉ。

 

ストーリーは、

20年前にブレイクを目前にして突如解散してしまったこのグループのリーダーだった優子は、今も売れない女優をつづけていた。ある日、優子のもとにレコード会社の松本と名乗る男からピンカートン再結成の誘いの電話が入る。所属事務所もクビになり、崖っぷちに追い込まれた優子はこの再結成に再起をかけ、松本とともに元メンバーたちに会いに行く。しかし、メンバーの3人はすでに芸能界を引退し、一番人気だった葵の行方はわからないという厳しい現実が待っていた。

というお話です。

 

 

ピンカートンというアイドルグループとして活躍している5人組。まだまだ売れておらず、もう少し頑張れば売れるかもというところで、仲間の葵の単独デビュー話が浮上し、キレた優子の一言で葵はコンサート会場から逃亡し、結局、コンサートをドタキャンという事態を引き起こし、グループ解散ということになってしまう。

 

それから20年。優子は、タレント事務所に所属し、細々ながらも芸能の仕事を続けていた。しかし、仕事はほとんど無いに等しいので、別にアルバイトのような仕事もしていました。ある日、タレント事務所の担当者に契約を解除され、とうとう来たかと落ち込んでいる所へ、松本という男性から電話がかかってくる。彼は、レコード会社の社員だと名乗り、もう一度、あの「ピンカートン」を再結成させたいと話す。今更、何を言っているのかと思いながらも、契約を切られた優子は藁にも縋る思いで会ってみる事にする。

 

 

「ピンカートン」の再結成の話は、嘘では無く、松本は本気でやろうとしていて、絶対に売れますからという言葉にほだされて、他の4人に会ってみることにする。3人は、既に芸能界を去り、それぞれの生活をしていた。その3人に会い、話をすると、今更、そんなイタイことをする気は無いと言うのですが、松本と優子の説得で少しヤル気になっている様子。しかし、一番人気だった葵の行方が分からず、彼女の行方を探し始めます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

何となく、とても良い映画でした。15歳のアイドルだった女性たちが、20年経って、またアイドルをやってみないかと言われて、それぞれに考え、葛藤する姿が、他人事と思えなくなってくるんです。アイドルでは無くても、誰もが若い時代があって、その頃に持っていた夢があったと思うんです。でも、若い頃って、身の程を知らないというか、自分の事が解っていなかったから、自分に合う訳も無い事を夢見ていたり、とんでもない回り道をしていたりして、手に入れられなかった事が、沢山あったと思うんです。

 

 

それを、20年後に、突然、もう一度やってみないかと言われたら、まぁ、普通は、あり得ないと思って”みっともないからやりません”というと思いますが、そこで、やってみるという選択をするって、素晴らしいでしょ。全てを解って、それでもやってみるって、何か、カッコいいじゃないっすか。

 

優子は、売れないタレントでもイイから芸能界に居たかったんだと思うんです。若い頃に自分の失敗でグループを解散させ、それでも負けないとやってきたけど、結局、成功しなかったという思いが、どうしても頭から離れず、あの時、こうしていればとか、ずーっと悶々と考えていたんだと思うんですよ。それが、もう一度、仲間と再会して、あの頃のアイドルグループをもう一度やれると言われ、もちろん、売れる訳が無いと解ってはいても、どうしても、仲間と会って、やり直したかったのではないかなと思いました。

 

 

もう一度、やり直せたらって思う事って、多いじゃないですか。やり直しても成功はしないって解っていても、やらずに居られない。そしてそれが見っともなくて、イタイ行動だって事は、自分が一番わかっているんです。でもね、それをやる事で、今の生活も何か変わるかも知れない。

 

メンバーの葉月は、思春期の娘が反抗期で、学校にも行かないので、イライラしていて、怒鳴ってばかり。それは、娘に目が向いてしまって、自分と周りが見えていないんです。娘の目には、それが見えていて、母親にアイドルやってこいって言うんです。そうすれば、少しは自分自身や、娘の事も理解出来て、良い方に向かう事になるかも知れない。主婦って、子供とかに目が集中しがちだけど、少し大きな視点で観る事が大切ですよね。

 

 

そうそう、アイドル時代から20年も経っているから、オバサンになっているでしょ。この映画、オバサンの特性を良く描いているんですよ。オバサンって、3人以上集まると、もう、周りなんて目に入らず、ワイワイ、大騒ぎになってしまって、てんでバラバラな話をしているんだけど、何でか、それがまとまって行くんですよね。不思議な人種なんです。若い頃は、素敵なカフェとかに行っていたけど、そこらのマズい居酒屋でも十分に話が続いて、何時間でもしゃべっていられるんです。それが凄く幸せな事なんですよ。それがオバサンの特性です。皆さん、暖かい目で見て下さいね。

 

この映画でも、そんなオバさんの特性が良く出ていて、若い松本くんが目を回している感じが、良く出ていました。あんたみたいな若者が、オバサンを上手く扱えるなんて10年早いのよって感じで、楽しかったな。

 

 

あまり派手な映画では無いのですが、若い頃に捨てきれなかった夢を、もう一度、ダメ元でもチャレンジしてみるという彼女たちの姿は、素晴らしいと思いました。どんなに見っともなくても、もがいてもがいて、自分を吹っ切る為に行動するのは大切な事なのでは無いかなと思いました。何か、オバサンの私には、自分に重なる所があって、とっても感動してしまいました。やりたかった事、出来なかった事、諦めた事、沢山あったんだよなぁって。それでも、今を大切に生きる事を知ったから、充実しているんですけどね。懐かしく思うんです。

 

もう一つ、アイドル時代も描いているのですが、にこやかに挨拶しながら、裏に入ると凄い悪態を付いていて、マネージャーなんてボロクソなんです。ライバルに対しては”死ね!”とか言っているし、怖いなぁと思いましたが、これが現実なんでしょうね。これくらい強くなくちゃ、あの世界ではやっていけないんだろうと思いました。それにしてもドス黒かったわ。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。本当に面白かった。内田慈さんが初主演をしていて、とても良い味を出しているのと、この監督、若いのに上手いですねぇ。パワーを感じます。この脚本、時間が無くて、一気に数日で考えたそうで、良く出来ていると思いました。描きたい事の論点がブレ無いんです。だから、一気に引き込まれて、目が離せなくなるんです。実力のある監督だなと思いました。これからも楽しみです。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

ピンカートンに会いにいく|映画情報のぴあ映画生活

 

 

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