「ディーン、君がいた瞬間」これ程にシャイな彼を、何故誰もフォローしきれなかったのか。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ディーン、君がいた瞬間」を観てきました。


ストーリーは、

1955年、写真家のデニス・ストック(ロバート・パティンソン)は映画監督のニコラス・レイ(ピーター・ルーカス)主催のパーティーで、ジミーことジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)に出会う。ジミーの出演作『エデンの東』を観てその演技に衝撃を受けたデニスは、フォトエッセイを撮ることを決意。最初は警戒していたジミーだったが、デニスが写真を撮り始めたきっかけを聞いたことで……。

というお話です。


ディーン

デニスは、写真家として有名になりたいと思っているけど、まだ目も出ない状態。仕方なく、映画のレッドカーペットなどで写真を撮るアルバイト的なカメラマンとしての仕事しかもらえません。ある日、映画監督のパーティーに誘われ、訪ねてみると、そのパーティーに、ジェームズという青年が、一人酒を飲んでいます。何となく気が合い、話していると、映画の試写会に来てみたらと言われ、後日、試写に行ってみると、「エデンの東」という映画の主演男優だったことを知ります。

ディーン

バーで待合わせをしていたので、行ってみると、そこにジミー=ジェームズが待っています。主演だったんだねと言うと、恥ずかしそうにうなずき、それから、何となく気になる存在になります。デニスは、きっとジミーは大物になるんじゃないかと思い、彼の写真を撮りたいから一緒に旅に出ないかと誘うのですが、彼は、女優のピア・アンジェリに夢中で、デニスとの旅行は断られてしまいます。

しかし、ジミーのピアとの恋愛は上手く行かず、ジミーは、「エデンの東」の宣伝の為に、ニューヨークへ移動し、それを追うように、デニスもニューヨークへ移ります。ニューヨークには、デニスの別れた妻と息子が住んでおり、デニスは、時間を作っては、息子に会いに行くようにしています。

ディーン

そんな時、ジミーからの提案で、ジミーの故郷であるインディアナに撮影旅行に出かけないかと言われ、最初は断るのですが、このチャンスは逃せないと、やっぱり行くことにして、何故か、子供も連れて行きます。そして、ジミーの故郷で、その過去を知り、ジミーの魅力に引き込まれていき、彼の写真をたくさん撮影し、戻ってくるのですが・・・。後は、映画を観てくださいね。

ジェームズ・ディーンの伝記的な作品なのですが、こんなにシャイでステキな男性だったのかと知り、とても惹かれました。私は、本当のジェームズ・ディーンの映画を観たことが無いので、この映画をみて、やっぱり観るべきなのかなって思いました。だって、すごくかわいいんですよ。こんなに思ったことを言葉に出せない男性だったなら、絶対に、誰かが助けてあげなければ、恐ろしいハリウッドの芸能界では生きて行かなかったのではないかと心配になるほどでした。


ディーン

もう少し、マネージャー的な人が、親身になって、話を聞いてあげていれば、もう少し、長生きしたんじゃないかと思うんですけどね。だって、ジミーの性格を解っていたなら、整備士を乗せていたとしても、運転をさせなかったんじゃないの?こんなに有望な俳優に、自分で車の運転をさせる事もなかったんじゃないかって思うんです。大切な俳優だったのに、何てことかしら。もし、生きていたら、ステキなオジサマ俳優として名をはせたと思うし、勿体ないと思いました。

ディーン

ジェームズを演じているデインは、ハッキリ言って、それ程似ているとは思えないのですが、観ていると、段々と、ジェームズに見えてくるんですよ。パッと見は違うのに、その演技というか、行動が、ジェームズっぽくなっていくんです。私は、映画は観ていないけど、それなりに、ジェームズ・ディーンの映像を観ているので、あの人懐っこそうな、恥ずかしそうな微笑みが、似ているように見えてくるんです。ウーン、すてきでした。

デニスという男性を、友人として認めて、一緒に旅行をするのですが、ディーンには、あまり友達が居なかったのかな。なんか、見ていたら、あまり自分の相談を出来そうな友達が居なかったように見えて、それで、パーティーで出会って、自分の事を解ってくれそうなデニスに頼ったのかなと思いました。もし、デニスが、もっとディーンと距離を縮めていたら、もう少し、ディーンの人生も変わったのかも知れません。


ディーン

なんだか、考えれば考えるほど、もしかしたらって思ってしまって、とても残念で仕方がありません。もう、運命だから仕方ないのは解っているけど、もっと、ディーンを観たかった。彼の言葉を聞きたかったです。良く話をする人間ほど、中身が無くて、あまり話をしな人の言葉ほど、内容があるんですよね。それは、とても考えてから言葉を発しているので、中身のある言葉が出てくるんだと思うんです。

ああー、デインのディーン、ステキでしたぁ。ジェームズ・ディーンをあまり知らないので、デイン・デハーンが、超好きになっちゃいましたよ。あのシャイな雰囲気が、とっても愛らしくて、守ってあげたくなりました。彼みたいな人なら、自分の仕事を捨ててでも、助けてあげたいわ。そんな風に思える男性でした。

ディーン

私は、この映画、お薦めしたいけど、ジェームズ・ディーンの伝記なので、話としては、それほど面白いとかってことはありません。でも、彼という人が、どれ程魅力的だったのかという事は分かります。私の様に、ジェームズ・ディーンを知らない人間でも、ステキな人だったんだと思えるような内容でした。ぜひ、観に行って観て下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




ディーン、君がいた瞬間(とき)@ぴあ映画生活


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