米蔵の戸

雪ふる里村が運営管理を行ってる『百年の館』は移築古民家です。


今から140年程前の、明治7年の建物です。


この古民家は、ある村(現在は町)の元村長邸であり、街道沿いにあったお米屋さんでもありました。


『百年の館』でも再現した土間は、お米を運ぶ為の通路でもあったそうです。


何時のころまで続いたのか定かではありませんが…


奥にあった米蔵まで、米俵2表を馬の背に乗せて運んだ記録があります。


私たち雪ふる里村も、自然栽培のお米を作っていますが、とても感慨深いものがありあます。


この米蔵(土蔵)までは再生することが出来ませんが…


『百年の館』では、別の方から頂いた米蔵の戸1組をテーブルとして活用しています。





更に、数年前に頂いた別の米蔵の戸が、ずっと物置に眠っていたんですが…


ここにきて、再び日の目を浴びることになりました。


米蔵の戸は、丈夫で長持ちが絶対条件ですから、たいていは欅で作られています。


従って、複数の手を借りないと動かすことが困難な重さです。


その蔵の戸が、冬に合わせて改築する玄関の引戸として活用されます。


『百年の館』の居間で使用されてるテーブル用とは違って、頑丈な鉄板が表に貼ってあります。


今日は、その鉄板の錆び落としと、塗料を塗ってお色直しです。





古民家と同じように、再生することで新しい息吹が吹き込まれようとしています。


厳しい冬を前に、お客様をお迎えする細やかな楽しみが出来た気がします。


それではまた。


                       村長







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