最後の雪

今冬、最後の雪が降りました。

4月を目の前にして春が足踏みをしています。


「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、何かがおかしい最近の天気です。

2ヶ月先の気温になったと思えば、真冬の寒さに戻ったり。

どうも不思議なことが多すぎます。

さて、これは小さな苗木から植えた雪椿です。


雪ふる里村・スタッフ日記

そしてこちらは、


雪ふる里村・スタッフ日記
2~3年前に種(実)から育ったブナの木です。

どちらも50cm前後の高さですが雪の中でたくましく成長しています。


先日、雪の中で真っ先に春を告げる”まんさく”の花を紹介しましたが、このブナの木は同じように残雪の中でも一番に新緑を見せる木で、雪国の新たな息吹を感じさせる感動の木でもあります。


このブナの木はふる里村」の原点である”こんぱすの森”で拾ったブナの種(実)から芽が出たもので、試験的に自宅近くで栽培しています。

”こんぱすの森”ではこれまで12年掛けて様々な花木を植樹してきました。

でも成長を急ぐあまりに、欲張って大き目の苗木を植えたため雪囲いが大変なんです。

ましてや、小高い山では平地より1mほど積雪量が多くなります。

特に今年の様な大雪だと雪の重みで折れたり、倒れたりする木も沢山あります。

それほどこの地域の雪質は重いんです。(だから家の柱も都会より太くて頑丈なんですョ)


…と言うわけで、自然に育つ木は大木になるには何十年も掛かります。その間に雪や風で折れたり曲がったりしながら確実にたくましく自力で成長していきます。

小さいうちから自然に適応しながらたくましく育つ姿は人間も見習うところがありますネ。


そこで、囲いをしないで育てる「どんぐりプロジェクト」を今考えています。


これはブナやナラの木を育てて環境を守ることと、自然と共生する仕組みをもう一度考えるためです。

でも、ブナの木はどこでも育つわけではないようです。

この地域でもどちらかといえば信濃川の西側で、山の向きが東から北向きの斜面に多く見られます。

東北方面にも多く見られるように、やはり雪国の木なのかも知れません。


この様に、ブナやナラの木は昔も今も人間にとって大切な役割を担っています。

むしろ、これからのほうがずっと大切な木ではないかと思っています。


ふる里村」はそんなことを考えながらゆっくりと春を待っています。


                              それではまた。

















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春かな?と思えば…ご覧のような雪景色。


雪ふる里村・スタッフ日記

昨日は各地で桜のたより。こちらはみごとな雪の花です。

三寒四温、あせらずゆっくり春を待ちます。




雪ふる里村・スタッフ日記
遠くの山もご覧の通り、”春の雪化粧”

ところで、「村」って何だと思いますか?

市町村合併によって村の地名がどんどん減っています。

そして、過疎、限界集落と言われながら衰退する村。


そもそもの「村」の語源は分かりませんが、人が群がって暮すところだと思っています。

それも人と自然が共生し、人と人が助け合うつながりのある暮しではないでしょうか。

現代社会のように、”自分さえ良ければ”とか”お金になれば”とか…

そこには人と自然、人と人のつながりが見えてきません。


ふる里村」では、そんな思いで村づくりを進めています。

”ゼロからの村づくり”は今の時代を考える活動でもあります。

単なる癒しだけを求めたり、一過性の行楽を目的とせずに、皆で苦労の汗を流し、感動の涙を流せる”村づくり開拓”だと思っています。

かといって、自給自足だけでやって行けるほど簡単なものではありません。

今年はいよいよ古民家を移築再生し、村の拠点施設づくりが始まります。

村の暮らしはここからが本格的なスタートです。



それではまた。

                                





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先日、「ふる里村」スタッフと古民家探しに出掛けてきました。

今年、一番大きな取組みである村の拠点づくりのためです。


ふる里村」では皆で創る雪国版のDASH村を目指していますが、

これまで、、手づくりの小さな山小屋(2間×3間)が活動拠点でした。

今後の計画では古民家を移築し、それを本拠点とした交流体験村を創る予定です。

古民家の移築計画は予定通りですが、敷地整備、資金、物件など、沢山の課題がありました。

まだまだ、これからもその茨の道は続きます。

だって、ゼロから始まる”村づくり”の拠点ですから当然です。

無理を承知で、仲間を信じて、夢を信じて進んで行きます。


今回の古民家探しも、以前から候補は沢山ありました。

でも、震災・大雪・過疎化・高齢化に加えて不況の真っ只中。

古民家を維持してきた山間部の状況もどんどん変わります。

そんなことで、物件絞込みの最終的な判断に時間が掛かっています。


出来るだけ大勢の方と交流できる古民家を…

と思いながら隣接する南魚沼市に出掛けました。


スタッフと相談役のY工務所さんと5人で、物件を預るH工務店さんに会いに行きました。

H工務店さんの作業場には沢山の解体済み古材が積んでありました。


「雪ふる里村」が目指した物件は湯沢町の旧三国街道沿いにあったある村長さんの家で、間口が15,5m、奥行が9mという大きなお屋敷です。

もちろん、解体してあるので面影は写真でしか分かりませんが、明治7年(1874年)の建築ということもあって、老朽化した古材は使えず、3分の2ほどが保存してありました。

それでも移築用に解体するのは大変な作業だとY工務所さんが言ってました。

どことどこが組み合わさるか「いろはと数字」で記し、移築の時に分かる様になっています。

それだけ、解体にも時間と手間が掛かっています。

もう一つは、解体した古材の量が半端ではなく、何箇所かに分けて置いてあるとのことで、屋根組みの古材や建具内装関係の古材は別の場所にあるとのことです。

残念ながらその古材は雪解けを待たないと見れない場所のようです。

そこで、もう一つの大きな解体物件もそのころ見せて頂く約束で事務所を後にしました。


そして、目の前に広がる光景に一同が感動し、新たな勇気と希望をもらいました。



雪ふる里村・スタッフ日記

NHK大河ドラマや銘酒でおなじみの八海山です。


やはり山は雄大ですネ。何とも言えない包容力を感じます。

実は、この八海山は霊峰として崇められ、「雪ふる里村」の背後でいつも見守ってくれています。


雪ふる里村・スタッフ日記

正面住宅地の一段高い(白い)部分がふる里村」(信濃川対岸より八海山を望む)


ふる里村」は八海山にも励まされながら一歩一歩進んで行きます。

追伸 

 「雪ふる里村」スタッフ日記は、村長と事務局(熊ちゃん)と村のマドンナがこれからも続けてお伝えしていきます。


今後とも、ご意見、ご支援等をよろしくお願いします。
                          

                            それではまた。

                         

                                 




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村づくりツアー5回目

テーマ:

3月20・21日と、村づくりツアー第5回目が行われました。


20日は清津峡渓谷を見て、その後は温泉のはしごを

し、夜は、村の元青年達と交流会で盛り上がりました。ビール



翌21日は大荒れの天候で、雨雪台風・・・。

そんな中でみんなで「春を見つけに」村を散策しましたよ。

雪ふる里村・スタッフ日記
  雪室に保存してあった大根とかぶを掘り出します。

雪ふる里村・スタッフ日記
さあ、どうなっているかなはてなマーク

    

雪ふる里村・スタッフ日記

    なんと、ねずみ様に食べられていますしょぼん



その後は、懐かしの?竹スキーに挑戦です。(スタッフ手作り)

結構難しいですネ~あせる              
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そして、山に登り小さな春たちを見つけました。

雪解けはもうすぐですよ。桜

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そしてそして、先ほどの野菜とフキノトウを使ってみんなでお昼ご飯を作りました。割り箸          
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薪釜炊きの雪ふるさと米おにぎり       フキノトウの天ぷら


             雪ふる里村・スタッフ日記


来月のツアーの時には、雪も消え緑が芽吹き始めていると思います。クローバー

来年度は、古民家の移築や自然農法での米作り野菜作りも始まります。

自然の力を感じながら、感謝しながら、パワーをたくさんもらって雪ふる里村を

皆さんで創っていきましょうねドリル




                              *村のマドンナ??(自称?)*

ふる里村」はまだ、真っ白な雪の中です。

でも、ポカポカ陽気の中、雪解けを待ちきれなくて雪山を登って見ました。


雪ふる里村・スタッフ日記
青空がきれいで雪がまぶしく光っています。

手前の足跡は数日前に通った”うさぎ獲り”のかんじき跡です。


この時期は雪が硬くなって、表面を簡単に歩くことが出来ます。

また、陽気につられてうさぎが餌探しに現れるんです。

そこでこの時期に毎年、地元の猟師の方々が”うさぎ獲り”をします。

昔は追い子と言われた人達数人が音の鳴るもの(一斗缶など)を持って、

ガンガン叩いたり、大声を出しながらうさぎを追い出して、そこを猟師が射止めていました。

それを追い子も猟師も皆で調理して、温かいうさぎ汁で一杯飲むのが何とも言えなかったそうです。

最近はそんな光景も見られなくなり、猟師だけが数人で”うさぎ獲り”をしています。



雪ふる里村・スタッフ日記
手前は”はんの木”の林。

奥の一段高いところが「こんぱすの森」。

(そこに大地の芸術祭の作品が設置されてます。)

その間に湧き水を利用した田んぼがあります。

(今はすっぽり雪に埋もれています。)

でもこの調子だと雪解けも早いみたいですネ。

木の芽も大分膨らんできたようです。


雪ふる里村・スタッフ日記
これは”団子の木”と言います。

何で”団子の木”かと言うと、小正月に餅で作った花や団子などを飾る木として使ったからです。

実が成る木、金が成る木として豊作や商売繁盛を願ったようです。

なんでこの木が使われたかは分かりませんが、枝がしっかりして縁起ものに相応しい真っ赤な木肌だからでしょうかネ。

今日は雪の中で陽を浴びて赤が一層あざやかに見えて、思わず足を止めてパチリ。

昔はこのような地域の伝統行事が自然と共にあったんです。

(今の時代には不要なのかも知れませんが。)


こんな風にふる里村」は自然と歩調を合わせて行きたいものですネ。


                                       それではまた。