遅い初雪

待ちに待った?初雪が昨日ようやく降りました。


と言っても、ほんの5センチ程で、一日陽が差せば消えるでしょうネ。

でも、初雪がうれしくて、段丘上の村まで歩いて上がってみました。


普段は車で通る道を一歩一歩、雪の感触を味わいながら…


例年なら雪で通れない道も、まだまだ今年は通れそうです。




そんな訳で、手作りの案内看板もまだ健在です。





自然農菜園の畑と丘の上のこんぱすの森もうっすらと雪化粧です。


ここから少し行くと『百年の館』が見えて来ます。




夏場には木立や野草で見えにくい古民家も、落葉と積雪ですっきりと見えます。


正面に回ると、何時もと違う情景が見えてきます。




何度かお出でになってる皆さんにはお分かりかと思いますが…




冬の間、囲いで覆っていた外玄関をリニューアルしました。


冬期用の除雪器具やソリ等の遊具を置くところが大変狭くて、お客様にもご不便をお掛けしてました。


そんな訳で、囲いを兼ねた常設の外玄関が出来ました。 


これで、一部屋根付きの階段と合わせて、今冬の雪対策になればと思っていますが…


肝心の雪の先行きが見えませんネ。


こればかりは”天のみぞ知る”かも知れません。


それではまた。


                村長




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”待ち人来たらず”


これは恋人でもない、福の神でもありません。


自然のの雪を恨まず、雪を恵とする人達の思いかも知れません。


長く厳しい雪国の暮らしを少しでも豊かなものに出来ればと…


私達「雪ふる里村」もそんな思いで雪に期待?を寄せています。


そんな思いを他所に、小春日和の一日です。




雪が積もると丘の上からの写真はとても困難になります。


雪が降る前は、こんな日が出来るだけ長く続いて欲しいと願いますが…


初雪が降ると、”いよいよ来たか”と覚悟を決めます。


このところ毎年続いた3mを超える大雪に備えて、こんなことを試みてみました。




貸古民家『百年の館』に続く、冬用の木道階段に一部屋根を取り付けました。(左端)




傾斜地で雪に耐える構造を考えた素人建築家の力作です。


まだまだ、ルートの半分ですが、今年は取りあえず試作品ということで…


こんな風に照明も付けて…




とても楽しみな冬の名所名物になりそうです。


中も滑らないように、こんな工夫をしてみました。




藁で出来てるコモは、凍結や泥除けに最適ですネ。


雪国を訪れ、『百年の館』をご利用の皆さんが少しでも安全に楽しんで頂けるように…


毎週の休み毎に取り組んだ雪ふる里村の仲間たちの結晶です。




そこは、五感をリセットできる雪国への”誘いロード”です。



それではまた。


                    村長


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秋の一枚

あちらこちらで雪情報が飛び交っていますが…


私達「雪ふる里村」には、残念ながら?まだまだ白いものは見えてきません。


そんな思いで自然界に目を凝らすと、素敵な風景が目に入りました。




近くの木に残された柿の実。


晩秋を迎えた田んぼと秋霞と青い空のコントラスト。


雪国の冬を待つ風景は寂しさの中にもほっとするものがあります。


雪を中心に、雪が降ることを前提にした雪国の暮らしの中に…


思わず、現代社会を置き換えてしまいます。


厳しい冬を前にした、気持ちの良い朝の一枚です。


それではまた。


                  村長



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今日は久々の好天です。



紅葉も一段と進んで、青空とのコントラストがとてもきれいですが…


こんな時は、雨風で落ちた枯葉が気になります。



冬のお客様が多く使用する市道。(上杉謙信が関東遠征に使ったと言われる旧街道)


通る車が巻き上げ、踏みつけて…


その上に雨から雪の季節を迎えると、除雪作業が大変なんです。


でも、こんな日は天気につられて落ち葉掃きです。


一時間ほどでようやくご覧の通りですが…



まだまだ落葉はこれから、掃いた後から容赦なく…


でも、ご褒美として思いがけない”感動”を頂きました。



落葉をかき集めて、ふと見ると…


どんぐりが発芽して、冬から春の準備を始めていました。


こうして枯葉を布団に雪解けを待ち、水を貯えながら、雪の下で春を待つんですネ。


この芽は、雪解けから大地に根を張り、太陽に向かって思い切り背伸びをします。


ここからが、厳しい雪国の新しい森の仲間入りです。


そして、もう一つの”感動”がこれです。



道端のアスファルトと土の間に咲く”たんぽぽ”です。


おまけに、日差しに誘われて2匹の蝶が集まってきました。


枯葉とたんぽぽと蝶…何とも言えない晩秋の組み合わせですネ。


思い掛けない二つの”感動”に出会えて…


とても徳をした様な気分になりました。


これも自然界に感謝ですネ。


それではまた。


                          村長





米蔵の戸

雪ふる里村が運営管理を行ってる『百年の館』は移築古民家です。


今から140年程前の、明治7年の建物です。


この古民家は、ある村(現在は町)の元村長邸であり、街道沿いにあったお米屋さんでもありました。


『百年の館』でも再現した土間は、お米を運ぶ為の通路でもあったそうです。


何時のころまで続いたのか定かではありませんが…


奥にあった米蔵まで、米俵2表を馬の背に乗せて運んだ記録があります。


私たち雪ふる里村も、自然栽培のお米を作っていますが、とても感慨深いものがありあます。


この米蔵(土蔵)までは再生することが出来ませんが…


『百年の館』では、別の方から頂いた米蔵の戸1組をテーブルとして活用しています。





更に、数年前に頂いた別の米蔵の戸が、ずっと物置に眠っていたんですが…


ここにきて、再び日の目を浴びることになりました。


米蔵の戸は、丈夫で長持ちが絶対条件ですから、たいていは欅で作られています。


従って、複数の手を借りないと動かすことが困難な重さです。


その蔵の戸が、冬に合わせて改築する玄関の引戸として活用されます。


『百年の館』の居間で使用されてるテーブル用とは違って、頑丈な鉄板が表に貼ってあります。


今日は、その鉄板の錆び落としと、塗料を塗ってお色直しです。





古民家と同じように、再生することで新しい息吹が吹き込まれようとしています。


厳しい冬を前に、お客様をお迎えする細やかな楽しみが出来た気がします。


それではまた。


                       村長