ヒラスズキフィネスゲームの追究と開発テスト。
ベタ凪、ちょい荒れ、大時化。
様々な状況でヒラスズキを狙い開発テスト中です。
量産開始前に製品版オールウェイク106モンスターバトルLIMITEDの最終確認を続けておりますが、コンセプト通り素晴らしい完成度です。
今年は自分自身の中に新しい引き出しを構築する為、従来とは異なる考え方でヒラスズキゲームに挑戦しています。
毎年同じ釣りをしていても進化する事は出来ませんし、新たなコンセプトのルアーの開発も不可能です。
課題を持ち、意味のある開発テストを続けていく事で必ず新しい発見があると思っています。
現在の課題はライト系ルアーの食わせの研究と自分自身の技術、知識の向上です。
プチボンバー70Sやぶっ飛び君ライト95SSを使用したヒラスズキフィネスゲームをマスターする事で接近戦の釣果を格段にアップさせる事が可能です。
ぶっ飛び君95S、かっ飛び棒130BRを使用した沖のサラシ&地形の風ドリフト攻略のイメージそのままに、手前の薄サラシの中にライト系ルアーを流し込み口を使わせる。
これが本当に有効。現在私の中でヒラスズキの世界観が変わりつつあります。
凪日の風表の薄サラシ。
ちょい荒れ時の波表、波裏。
大時化日の風の影響を受けない波裏エリアの薄サラシ。
これらの条件にはライト系ルアーの流し込みが恐ろしい程有効です。
ミノーのドリフトやスローリトリーブで1本釣れるのであればプチボンバー70Sであれば10本釣れるイメージ。
決して大袈裟ではなく、近距離のプチボンバーの風ドリフトはそれだけ効果的なのです。
この釣りの爆発力に私自身が驚いています。
70mmだから釣れるサイズが小さいなんて事は一切なく80センチ越えもバンバン食ってきます。
ショボサラシ攻略では一投目にプチボンバー70Sを投げる事で賢いヒラスズキを反応させる事が出来ます。
ミノーを投げて警戒心を与えた後に投げても駄目です。
ショボサラシ、薄サラシは警戒心を与える前に一投目からプチボンバーを流し込む事が重要なのです。
実釣テストを繰り返していく中でオールウェイク106モンスターバトルLIMITEDはプチボンバー70Sの釣りにも完全対応する事が出来ると分かりました。
しかし波裏でこの釣りをメインに行なうのであればオールウェイク105マルチがベストだと思います。
モンスターバトルのパワークラスで#6クラスの小さなフックで強引なファイトを行なうと60センチサイズまでのヒラスズキ相手では口切れを起こす事もあります。
また現在テスト中のオールウェイク107ハイパーフュージョンはモンスターバトルとマルチの中間構成なので、この釣りへの相性が抜群です。
現場を転戦し連日エリアを変えながら12時間釣行を繰り返していますが、毎日が勉強です。
ヒラスズキの事はだいぶ知っているつもりでしたが、まだまだ分からないこともたくさんです。
※インスタグラムの方では一足先にフィールドテスト含めた情報を公開しております。
jumprize_inoue_official
よろしければ見てくださいね。