子どものやる気を損なわせるための方法?
上手くいけば、勉強以外にもいろいろな分野で活用でき、子どものやる気を損なうことができます。
そして悪いことに手を染めたり、無気力人間に仕立てることも可能!
どうすれば、子どものやる気を損なうことができる?
子どものやる気を損なうには、子どもに対して次のような対応をします。
①子どものあるがままを認めず、 親の理想の状態を押し付ける
②子どもの人となりを認めず、「そんなこともできないの?」と子どもが自信をなくすように接する
③子どもの能力を信頼しない。子どもの自尊心を損なう一方、子どもから信頼されないように注意する。
④子どもの努力を認めない。 仕事を完成させてもまだ、努力が求められていることに注目させる
⑤子どもに技能を身につけさせるときには、子どもの気持ちや能力など関係なく「はやく、はやく」とせき立てる。
⑥子どもの欠点を鋭く指摘し、その子の能力や長所などを考慮しない。
⑦厳しく接して勉強はつらいものだと感じさせる
記事をアップするため、これらの文字を打ち込んでいて、ため息が出てきました。
実は、このリスト、アドラー心理学に基づいた本、「子どものやる気」(ドライカース、ディンクマイヤー著)という本に示されていた“やる気を起こさせる方法”に対してわざと反対の表現を使って書きだしたものです。
そのリスト、本当は⑩まで列挙されていたのですが、すべて反対表現に改めるのは疲れるのでやめました。ハぁ~!
列挙したように行えば、子どものやる気を損なうことは確実!
でも、子どものやる気を損ないたい、なんて考えている親御さんはいないはず。
何というか、子どもにやる気を起こさせるには、反対を行えばいいわけです。
知らず知らずのうちに、損なっている場合もあると思いますが!
例えば⑦の勉強はつらいものだと感じさせる。
勉強はつらいと感じていたら、勉強なんてするわけがないですね。
その部分を具体的に考えると・・・
例えば、子供が「ここ教えて!」と宿題を持ってきた。
この時、ちょっとした間違いに対して、
「何でこのくらいわからないの?」
と子どもの手をピシッと叩く。(言葉も有効)
そのようなことが何回か繰り返されると確実に、勉強と、手をピシッとはたかれる体験が結びついて「算数はつらいもの、いやなもの」と刷り込むことが可能になるでしょう。
そうすると確実に算数嫌い、勉強嫌いにすることが可能になりそうです。
では、勉強に関して、やる気のある子に育てるためには?
勉強は楽しいと感じてもらう体験をたくさん作ってあげる必要があるのかもしれません。
私は以前、幼児向けの英語教材の販売をしていたことがあります。
その時に、教材を使いこなしている方の話を、間接的に聞いたことがあるのですが、「なるほど~」と思ったことがあります。
あるお子さんのお母さんは、アイデアマン(ウーマン?)で、教材を、いろいろ工夫して遊びと結び付けて使っていたのです。
具体的なことは省略しますが・・・
楽しんで学べるからこそ自然に覚えてしまう。
実際に、そのお子さんは女の子だったそうですが、教材をどんどん使いこなして、英語がペラペラになったのはもちろんのこと、勉強の方でも実力を発揮し、なんと東大の理Ⅲに進んだんだとか。
このような例からも、小学生以下の子に対してお母さんができることは・・・
きょうのタイトルは、逆説的でしたが・・・
「勉強は楽しい」と感じてもらえるように工夫する、それを考えて行うことで、子
どもは勉強は楽しい、と思うのかもしれません。
では・・・
どんな工夫をすることができますか?