SPECIAL POLICE UNIT 誠の旗の下に

  新選組・幕末史関連の記事と紀行文、すみやかに異文化を取り入れた新選組隊士たちにあやかって、ちょこっと国際交流を書いています。


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            左衛門佐登場

 小田原攻めが終了し、今度は明へ攻め入ろうと、文禄・慶長の役と後年呼ばれるようになる戦さが始まりました。さすがに、戦さ場面をロケするのは難しいようで、佐賀県唐津の名護屋城内での様子をドラマ化していました。表題の「瓜売」は長期間、城に滞在している各大名たちに、仮想大会をさせようという趣向です。

 そこで、なんと、秀吉と昌幸の出し物がかぶってしまいました。しかも、昌幸の方がうまいというゆゆしき事態に!今回は信繁よりも、昌幸主役の回でしたね。瓜売りに扮装した昌幸が、懸命に練習を重ねるものの、秀吉よりもうますぎたのが災いして、周りの人々に出演を取り消すよう説得されていました。秀吉に役を譲り、縁側でふて寝しているのが、何とも気の毒な次第です。このあたり、小大名の悲哀がにじみ出ていました。

 淀殿が再び、ご懐妊で、男児出産!!いよいよ秀頼の誕生です。この子を巡って、大坂の陣が回っていくわけです。信繁にとっても、運命の子です。

 叔父秀吉に関白の地位を譲られた秀次ですが、秀頼誕生に戦々恐々としています。今後の暗い未来を予感しているような・・。

 

 秀次は秀吉の顔色をうかがう日々です。関白まで出世はしたものの、秀次の人生もつらいですねぇ。

 長らく秀吉に仕えた信繁、長年の功労に応えて、官位を授けてくれることになりました。「従5位下真田左衛門佐豊臣信繁」の誕生です。従5位下は国司クラスだそうで、江戸時代の中小の大名はこのぐらいです。左衛門佐(さえもんのすけ)の官位をもらったことで、今後、武将仲間からは「真田左衛門佐」殿と呼ばれるようになることでしょう。実際、残された同時代資料を見ていると、信繁の諱はまず登場せず、「真田左衛門佐」と書かれているケースがほとんどです。


 同時期に「豊臣」の姓ももらったと考えられます。豊臣姓は天皇からもらった姓で、「源平藤橘」と同様に武士の本姓になります。土方歳三は源義豊ですし、沖田総司は藤原房良となります。だいたい「源平藤原」が多いですが、坂本龍馬は珍しく紀直柔です。(霊山墓地の墓碑に刻まれています。)

 秀吉は配下の武将に「豊臣」姓を与えて、疑似家族のような処遇をしています。徳川秀忠も源ではなく、豊臣を名乗っていた時期も資料に残されているとか。関ヶ原以後、豊臣姓は無くなっていきますが、信繁は豊臣秀頼配下の武将として、亡くなったと考えられますので、死ぬまで真田左衛門佐豊臣信繁だったことでしょう。


 

この官位、弟の斡旋ということで、兄の信幸はすねていますが、なければないでみじめなものです。せっかくだから、「もらえるものは、病気以外はありがたくもらっておけ。」とは父昌幸のセリフです



 
しろあと博物館


 

「鉄砲と和時計」展(高槻しろあと歴史館)

 大阪府高槻市で、徳川期の鉄砲展(個人コレクション)をやっていましたので、見学してきました。高槻市は京都市と大阪市の中間にあるベッドタウンで、淀川の西岸にあります。江戸期には、譜代大名の永井

氏13代が3万6000石で統治していました。

 江戸期には天守閣や石垣のあるお城がありましたが、明治になって、天守格は壊され、鉄道建設のために石垣の石も使われ、現在は城跡公園になっています。旧高槻城跡の三の丸跡に、しろあと歴史館が設置されています。ありがたいことに、特別展も無料です。


「なんでも鑑定団」に鉄砲や火縄銃、古時計などの鑑定に登場される方の個人コレクションが展示されていましたが、見事な物です。写真撮影もOKでした。

 


信繁の短筒1


2

 こちらは、馬上短筒です。江戸初期の物だそうで、馬上から真田信繁が家康を狙った物だろうとのことです。

 


護身具


2

 護身具ですが、六文銭の家紋がついています。松代真田家の物でしょう。



桜田門外の変1


2


4


3

 桜田門外の変で使用された短筒だとか。歴史ヒストリアで短筒が襲撃のカギだったと、放映していました。

 


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   天下統一と先行き不穏

 小田原攻めも佳境に入ってきました。大人数で城を囲まれた北条氏政ですが、頼みにしていた伊達政宗が豊臣方に入ったと聞いて、ついに降伏を決意しました。実際に徳川、真田、上杉の各殿様が北条氏政を救おうと訪問したのかは知りませんが、なかなか見ごたえのあるシーンが繰り広げられました。昨年が若手イケメンたちの大河なら、今年は熟年演技派の大河で、興味深いものがあります。

 信繁は小田原城に豊臣家の使者として、入っていきました。長年競い合った北条氏です。その滅亡の立ち会うのも、感慨深いものがあったでしょう。今年の大河ドラマ、前半は関東の武将たちの話が多く、後半は関西での戦話になるのでしょう。

 どうも、今回の千利休はかなり金儲けにご執心です。わびさびの世界ではないようです。利休切腹の複線がはられているのでしょう。

 

 北条氏は氏政の死で本家は滅亡しますが、氏政の弟氏規の息子、氏盛が当主氏直の養子となり、北条家を継ぎました。元和元年(大坂夏の陣が終わった翌年)、北条氏盛は大坂狭山に1万石の領地をもらい、狭山北条氏として明治維新まで北条氏が続くことになります。

狭山には城はできませんでしたが、狭山陣屋が建てられ、家の存続はかないました。「大坂狭山」は大阪市の南東側になります。江戸期、大坂市中に柴田勝家の子孫が医者になって、住んでいて、勝家とお市の墓を建てたり、岸和田の円教寺には明智光秀の息子、南国和尚が住職になったと伝えられたり、光秀の位牌と肖像画

が残されているといった具合に、大阪では戦国武将の面影が偲べます。

 

伊達政宗が信繁と話していました。そうですか、信繁と同じ年ですか。この二人、夏の陣でがちんこの勝負になります。その後も真田家と伊達家にはいろいろと因縁が・・。

 

 小田原城が落ちた後、京へ戻ってきた秀吉に不幸が襲います。千利休は切腹、大事な大事な一人息子の鶴松は病死、いずれ秀次も悲惨なことになります。せっかく天下統一はなしえたものの、豊臣家の内情はまだまだ厳しいです。

 

 

NHKの小道具巡回展の続きです。



昌幸太刀
 

 こちらは刀の展示です。昌幸が下げていた長~い陣太刀です。草刈さんは長身なので、これでも十分なのでしょうが、長いです。刀の鞘に毛皮のカバーがあります。幕末の「ロンドンイラストレイテッドニュース」というイギリスで発行された新聞の中で、その中の挿絵にこういう毛皮の鞘カバーをした侍のイラストを見たことがあります。実際に目にしたのは今回が初めてです。こういうのも本当にあるのですね。第25回では、小田原攻めから上田に戻った昌幸が腰に差していました。



信繁太刀
 

 信繁の刀です。



信幸矢立て
 

 こちらは信幸が持っていた矢立とメモ帳ですね。



鉄鉢巻き

  信繁の鉄鉢巻きです。



真田丸ケーキ

 友人が、真田丸ケーキを作ってくれました。美味でしたよ。

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     北条VS豊臣

 沼田城をめぐって、北条・真田・徳川のそれぞれの名代が、戦さをする代わりにお互いの言い分を秀吉の前で表明するという劇中劇の様相でした。芸達者の俳優さんが、丁々発止でやり合うという三谷幸喜さんならではの劇で、なかなか見ごたえがありました。

 「沼田城をだまし取り、かすめ取り、勝ち取りました。」

とは、信繁の主張です。戦国時代ですねぇ。武士は例え、犬畜生と呼ばれても勝たねばならぬと言いますが、まさに弱肉強食の時代です。

 山本耕史さん扮する石田三成は、それぞれの主張を理知的に裁いていました。沼田城の領有が真田に傾きかけたものの、北条の巻き返しも鋭く、結局は三成が真田昌幸に頭を下げて、沼田領の大部分は北条へ、残りを真田へと分けることになりました。しかし、それが火種となり、北条攻めへと突入!

 伊達政宗が登場してきました。この東北の雄が秀吉傘下に入ったことで、北条の命運は決まりましたね。後はどう、小田原城の決着をつけるかです。伊達政宗は今回の大河では、ラストに信繁と深く関わってきますので、要注意です。

 信繁は秀吉の命を受けて、戦場を走り回っていました。まだまだ使いっ走りの兵士ですが、この経験が後年の武将への礎となるのでしょう。戦場にいる方が、この方はいきいきしています。



 逆に、実戦に臨んで三成はいらついています。なかなか机上で立てたプラン通りに実際は進まないものですが、頭のいい人はそれが我慢できないのでしょうね。三成さんは、ストレスがおなかにくるようです。

 

 NHKの小道具展

 全国巡回の小道具展が大阪NHK(谷町4丁目)の1階エントランスで開かれていました。出演者の皆様のサインが多数展示されていたのですが、それ以外は撮影OKとのことで、いくつかご紹介します。



信幸
 

 こちらは衣装です。何枚か用意されているとうかがったことがあります。信幸のものです。


信繁

 信繁の若いころです。


昌幸

 父、昌幸のものです。熊の毛皮付きです



3人

 パネルも展示されていました。


真田丸絵

 

 大坂冬の陣屏風に描かれている真田丸です。こちらは四角い形で描かれています。実情に近い絵だったんですね。


大坂城絵


 黒い大坂城です。豊臣期のものです。

 リアル信繁さんの肖像画です。


信繁絵

 
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