乙女のバレンタイネイル◆爪の凸凹のこと

今回のブログは、東京滞在中に施術した妹ネイルのご紹介です

今回の東京滞在も妹宅にお世話になりましたが、美味しいご飯にお洗濯にお布団の片付けまで
お世話になったのでお礼の気持ちを込めて最終日の夜にネイルをキレイにしてあげました

※思い出したように翌日ファミレスで焦って撮影しましたので画像が粗いです

すいません

ネイル道具を持参する都合上、リクエストを聞いたところ以前１度だけやったことのあった
恋する乙女ちゃんがいいとのことで、時期的にチョコレートネイルと組み合わせました

画像右の人差し指はマットなモカチョコレートをベースにダークチョコレートのトッピング

画像左の小指は色からするとミルクチョコレートでしょうか

絶対に入れたかったという紗々ネイルと、小指はチョコレートらしいドラッグ模様に。

写真には写っていませんが親指は中指と同じナチュラルカラーでワンカラー。
実はこの色はmaogel209プックリンだったりします。
抜群の肌馴染みの良さでどんな肌色タイプに似合ってくれて主役にも脇役にもなれる子

チョコネイルに合わせて、こっくりと濃いめに発色させたかったので３度塗りで仕上げています。

でも…画像が粗いのでマオジェル特有の艶感がお伝え出来ていませんね…

さて、この画像を見て「あれ？」っとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

施術の翌日に撮影された画像なのに
「どうしてこんなにキューティクル側に隙間が空いているの？」
「甘皮回りのガサガサがどうしてこんなに残ってるの？」

参考になることが何かあるかもしれませんので、少しお話してみようと思いますね

妹は小さい頃からアレルギー体質でアトピーやら日光過敏症やらを経験してきて
今でもその手は汗疱を伴う主婦湿疹による手荒れの症状をずっと抱えています。

かなり状態の落ち着いている今でも、なかなか爪上皮（甘皮）が正常に育ちません。
爪上皮は細菌や異物が侵入しようとするのを阻む役割を持っていますので
バリアを失くした状態だと刺激をモロに受けてしまい炎症等トラブルを起こしやすくなります。

これは数年前に撮影していた妹ちゃんの素爪の画像です。

爪半月と呼ばれる部分の面積が、通常よりも大きいのが見て取れるかと思います。
これは通常は後爪郭や爪上皮で覆われているハズの部分が露出してしまっている状態です。
また爪の表面も大変ボコボコしているのが分かるかと思います。
サイドウォールの剥離も進んでしまい、ストレスポイントもかなり後退している指もあります。

爪の伸びるスピードは速いそうです。
ですが伸びた爪はボコボコと波打ち、爪質も脆く弱いのです。
本人曰く「爪の不良品スピード生産工場」だそうです

利き手の右手のほうが手荒れの症状も爪の変形も酷いのは使用頻度なんでしょうね

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この辺りの詳しい説明はネイルレッスンでもお伝えしています。
○なぜネイルプレートが凸凹に伸びるのか？
○通常時に爪がまっすぐ伸びるのはなぜ？
○爪半月が大きく見えるのはなぜか？
ｅｔｃ
その他にもグリーンネイルの詳しいこと、爪甲剥離のこと、ネイルオイルのこと
今まで漠然としか分からなかったような理論もネイルレッスンでお伝えしておりますので
ご希望の方はお気軽にお問合せくださいませ

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よってこれまで通りではありますが、甘皮回りのケアはしていません。
メタルプッシャーもネイルマシンも不使用です。

手荒れの状態は落ち着いていましたが、指先の皮膚がひび割れて硬い箇所もあったりと
やはりセンシティブな状態であることに変わりありませんでした。

ジェルを塗る範囲だけ艶消しのファイルを入れて
大きく露出してしまっている水分が多く柔らかい爪半月の部分は細心の注意を払って
ルースキューティクルを除去しましたが、キューティクルを攻めた塗り方はしないで
安全策でかなり手前でラインをキレイにとるようにしました。

ジェルが溶剤と混ざって肌に触れることはなるべくなら避けたかったので
艶有り仕上げの指は未硬化ジェルが出ないタイプのキャンジェルノンワイプトップ使用です。
マットトップを拭き取る時も、なるべく皮膚に触れないように注意して拭き取りを行いました。

妹へのネイル施術は様々な注意事項があるのでデザインよりもそちらに気を使いますので
実はかなり神経を使うので、普通より疲れるのは事実です

セールの時に買ったハンドパックをいくつかお土産に置いてきましたし
これまでサボっていたであろうと思われる「保湿」を厳しく命じておきました