沖縄県うるま市の会社員女性(20)の遺体が恩納村内の山中で見つかった遺体遺棄事件で、元海兵隊員で米軍属の男、シンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)=同県与那原町=が逮捕された。
「女性をナイフで刺して殺した」「強姦(ごうかん)した」と殺害と性的暴行を認める供述をしていることが20日、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、シンザト容疑者は調べに「女性をレイプした」と話したほか、「棒で頭を殴り、乗用車に連れ込んだ」「ナイフで刺して殺した」などと供述。遺体を運んで遺棄したことも認めたという。(朝日新聞社ニュースより抜粋)




又又又米軍関係者にるレイプ。しかも殺害までするなんて これは酷い!
沖縄の女性のこのような問題は個人の問題ではなく、沖縄だけの問題ではなく、日本全土の問題です!

在日米軍司令部によると、男は軍属の中でも地位協定適用の“特権”が受けられるSOFAと呼ばれる地位を与えられていた。雇用契約によって同協定の適用を受けない「軍属」がいる中で、SOFAは「法制度上は限りなく軍人に近い保護」(日本人基地従業員)を受ける立場だ。

 日米地位協定17条は第1次裁判権について、米軍人・軍属の公務中に起こした犯罪は米国にあり、公務外の場合は日本にあると定める。だが公務外でも、米側が先に身柄を確保すれば原則起訴まで日本側に引き渡されない。
 今回は公務外だったことに加え、米側の確保前に県警が身柄を押さえたため「壁」はなくなった。だが一歩違えば、地位協定を盾に米側が男の身柄を確保し引き渡さない可能性もあった。(沖縄タイムスより)
とのことで、考えてみれば恐ろしい協定だと感じる。



記者会見で「米軍基地がある限り事件は起きる。すべての基地を撤去すべきだ」と訴える女性たち=20日、県庁記者クラブ

一体、いつまで続くの-。沖縄県庁で20日開かれた「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」などの会見には20人近い女性たちが集まった。戦後71年、抗議を重ねても重ねても繰り返される、米軍基地や軍隊があるがゆえの事件事故。女性たちは被害に遭った女性を自らに重ね、こみ上げる悲しみや怒り、むなしさにおえつを漏らした。

米軍属、わいせつ目的と供述「暴行し刺した」
 「被害者は私だったかもしれない。私もよく夜に歩いている」。シールズ琉球の玉城愛さん(21)は何度も声を詰まらせながら、言葉を絞り出した。
午後8時にウオーキング中、被害に遭った女性と同世代。女性の住んでいたうるま市出身で、彼女の出身地の名護市にある名桜大学に通う学生だ。

 ウオーキングという当たり前の日常すら脅かされる現実。「沖縄で生まれ育ち、将来への夢が彼女にもあったと思う。恐怖と怒り、悲しみで言葉にならない」。充血した目でゆっくり言葉をつなぎ、同世代に向け「このまま黙って無関心でいいの」と訴え掛けた。
 「女たちの会」発足の契機は1995年の米兵暴行事件だった。「20年、何も変わっていない」。高里鈴代共同代表は、怒りを超えて、無念さをにじませる。2カ月前にも那覇市で米兵による暴行事件が起きたばかり。「表に出る被害者一人の背後に、同じ思いをした人が何人いることか」

 糸数慶子共同代表も「米軍の事件事故が起きると日米両政府は必ず『綱紀粛正』『再発防止』というが、パフォーマンスはいらない。日米地位協定の改定どころではない。全ての米軍基地の撤去だ」と言い切った。
 
会見では女性たちの多くが「言葉が見つからない」と絶句しつつも、懸命に声を絞り出した。事件が発覚した19日は、午後7時から日付が変わるまで膝をつき合わせ、「沈黙せず声を発せよう」と決めたという。
 琉球大学の阿部小涼教授は「言葉がない。それでも、怒りにして伝える必要があると、私たちはここに集まった」と訴えた。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=169251
(沖縄タイムスより抜粋)

貴方は、日米地位協定、おかしいと感じませんか?アメリカは必要であっても沖縄人は米軍基地は必要としていません。貴方は、米軍は本気で日本人を守ると思っていますか?
これ以上沖縄の人たちに辛い思いをさせてはいけません!